第一工区のモデルハウスを見学してきました~室内編2(収納・ルーフバルコニー)
モデルハウスの室内チェック、前回のレポートでは、団欒スペースやキッチン・洗面などの水まわりをピックアップしました。
※前回のレポート
第一工区のモデルハウスを見学してきました ~室内編(リビング・キッチン・洗面)
続いて今回は、収納スペースや、ライターあこがれのランドリー設備などをご紹介していきましょう。
※写真はモデルハウス
こちらの記事をまとめると……
■小屋裏には+αの大収納が。玄関まわりも収納充実で玄関はスッキリ
■お洗濯のほか、暮らしの楽しみも広がる屋根付きルーフバルコニー。便利なスロップシンクも装備
■吹抜けリビングのモデルハウスも!ランドリールームに「乾太くん」を設けた棟などプラン豊富
小屋裏には+αの大収納が。玄関まわりも収納充実で玄関はスッキリ
住まい選びの際に、間取りのどんな部分を重視しますか?
リビングの広さや陽当たり、部屋数や水まわりの快適性などなど…いろいろありますが、「収納」を大きなポイントとして挙げる方も少なくないのではないでしょうか。
どこに・どんな広さの・どんなスタイルの収納が備わっているか、それが家族のライフスタイルに合うものなのかは気になるところですね。
モデルハウス9号棟の場合、各洋室の収納に加えて、廊下の物入やリネン庫、キッチンと洗面室には床下収納もあって…と随所に使いやすい収納を備えています。
▲9号棟の間取りです。
4LDK+ウォークインクローゼット+シューズインクローゼット+ステップアップストレージ
敷地面積 115.05㎡、建物面積 105.07㎡ (ルーフバルコニー面積4.46㎡含む)
1階床面積 50.10㎡、2階床面積 54.97㎡
中でも注目したい収納が2つ。
まずひとつが、玄関まわり。「W収納」なんです。
▲玄関を入ってすぐのところ。
ウォークインのシューズインクローゼットと、上部がカウンターになった玄関収納(いわゆる靴箱)が両方設けられています。
玄関収納に加えて大容量のシューズインクローゼットもあるのは珍しいなと思いました。
カウンター収納の上のスペースは鍵を置くくらいで、ほかは何も置かずスッキリ保ってもいいですが、季節の花や子どもの作品を飾ったりとプチギャラリーにもできます。
両面の棚は可動式のため、しまうモノに合わせて高さ調整が可能。
ブーツも折らずに、通気良く収納できます。
天井までたっぷりある広い収納空間なので、ベビーカーなど、玄関スペースに出しっぱなしになりがちなものキープしておくのにも便利で、常に玄関をスッキリ保てそう。
ほかにも、スーツケースやアウトドア用品なんかの収納に使うのもいいですね。
通常の棚としてももちろん使えるため、家族ごとに1段ずつ少し高さのあるスペースを作って、帽子やマフラーなど、外出前にぱっと手に取りたいものを置いておくスぺースにしてもいいかなと思いました。
加えて、右側の中央あたりにハンガーパイプがあることが分かりますか?
傘や掃除用品を掛けたりすると、空間をムダなく機能的に使えるなと思いますし、棚を取り外せばコートなども掛けられるので、外出の際にも便利ですね。
▲シューズインクローゼット内にはコンセントも。
高圧洗浄機や電気自転車の充電など、室内でもいいけれど、できれば玄関にコンセントがあるといいなというシーンはたびたびあるもの。
ちなみに、全棟の洋室1にはウォークインクローゼットがありますが、そこにもコンセントが付いています。収納内のコンセント、便利です。
続いて、2つめの注目収納がこちら。
▲小屋裏にはこんなにも広々とした収納空間が!
このスペースは「ステップアップストレージ」。約4.3畳もある“+α”の空間です。
▲空間内の高さは、167cmの私が膝をついて座るとこのぐらい。
普段使わないモノや季節用品・防災備蓄品を置いておくなど、頼もしい収納として使えます。高さもあるのでモノの出し入れもしやすそうですよ。
▲「いいな」と思うのは、ここに行き来するのがハシゴなどではなく「階段」であること。
2階廊下から通常の階段で上り下りができて行き来しやすいので、“開かずの間”になることもなさそう。
換気ファンも備えていて、通気性に配慮されていることもポイントだと思いました。
このステップアップストレージは、全棟に採用されています。
お洗濯のほか、暮らしの楽しみも広がる屋根付きルーフバルコニー。便利なスロップシンクも装備
屋根付きのバルコニーにも注目を。
▲こちらは69号棟の2階バルコニー。
写真からもお分かりのように、「屋根付き」です。
急な雨でお洗濯物が濡れてしまうことも避けられ(これが一番のメリットかも)、夏の強い陽射しをほどよく遮ってくれます。
こちらの69号棟のようなゆとりがあるタイプの場合は、おうちキャンプを楽しんだり、デッキチェアを出してビールを片手に夕涼み…などいろいろ活用できそう。
住棟によって広さもスタイルも個性があるので、現地見学の際はそのあたりもチェックしてみてくださいね。
▲スロップシンク付きで、バルコニーで水が使えます。ガーデニングの水やりや窓のお掃除に…と重宝すること間違いなし。
シンクでスニーカーを洗って、そのままバルコニーで乾かして、急に雨が降ってきても大丈夫です。
また、2階室内には水が使える洗面スペースがないため、バルコニーで水を使うためだけでなく、2階洋室やトイレの掃除で水を使いたい時や、寝室の加湿器の水の補充などでも、1階まで降りて水を汲んで・・・としなくてよくて便利だなと思います。
吹抜けリビングのモデルハウスも!ランドリールームに「乾太くん」を設けた棟などプラン豊富
さて、もう一つのモデルハウス69号棟は、リビングにも大きな特徴があります。
▲開放感たっぷりの吹抜けリビングです。吹抜け窓からも陽光が注いで明るく爽やか。
前回の記事でご紹介したように、基準天井高約2.55mと、もともと天井高の高い伸びやかなリビングですが、吹抜けがあると更に開放的なだんらんスペースになりますね。
第一工区(全16棟)では、69号棟モデルハウスを含めて7棟のリビングに吹抜けを採用しています。
リビングの開放感を取るか、2階のスペースを広くとることを取るかは悩ましいところですが、この吹き抜けの解放感、やっぱり実際に見るといいなと思いました。
そして最後に紹介したいのが、私が特に気になった「ランドリールーム」!
▲洗面室とは別に、ランドリールームを備えた住棟も(第一工区では2棟に採用、掲載の間取りは8号棟)。
2019年分譲の「ザ・パークハウスステージ稲毛海岸」等の購入者アンケートから挙がった声を活かして採用された設備なのだとか。
洗濯機置き場の横に、「乾燥機」とありますね?
ここに乾燥機を置けますよ…ではなく、ガス衣類乾燥機「乾太くん」が“あらかじめ”配置されているんです!
住宅取材をしていても、「採用して良かった!」とよく聞くのが、この乾太くん。短時間で、タオルも衣類も「ふんわり」「柔らかく」乾くと好評です。
余談ですが、実は乾太くんは私もあこがれの設備で自宅に購入を検討しましたが、洗面室にガス栓がないため、引き込み工事の費用なども考えて諦めまして。
雨天時や花粉が気になる季節は、室内干しやドラム式洗濯乾燥機で対応していますが、乾き具合や乾く時間が全然違うんですよね・・・。
ですので、あらかじめ備わっているなんて羨ましすぎます!
その「乾太くん」を置く台座に、スライドカウンター付き収納があることもポイントで、カウンターを引き出せば、その上で、ふんわりと乾いた洗濯物をすぐに畳むことができます。
つまり、「洗う→乾かす→取り出す→たたむ」の一連の作業を、ここでスムーズに行えるわけです。家事効率がアップしますね。
3回にわたってご紹介したモデルハウスレポート、いかがでしたでしょうか?
「コンクリート仕上げの駐輪スペース」や「植栽の美しさを保つ土留石」、「ハンズフリー水栓等のキッチン設備」や「横幅1.2mの洗面スペースの広さ基準」、「玄関のW収納」や「マグネットパネル」……などなど全棟に共通の特徴もあれば、「5タイプの外観デザインを用意」、「天井高約2.55mのリビングか、吹き抜けか」、「乾太くんのあるランドリールーム付きタイプか」など、棟によって特徴があるものも。
共通の特徴でないもので気になるプランがある方は、お好みのタイプがあるうちに早めにモデルハウスをチェックしてみるのをおすすめします。
※掲載の図面は計画段階のもので変更になる場合があります。詳細は図面集をご確認ください。また、敷地内に表示された車両は販売価格に含まれません。
※掲載の写真はモデルハウス(9号棟・69号棟)を撮影したものです。家具・調度品などは販売価格に含まれません。
住宅ライター
野村 綾乃
ラジオレポーター時代に“取材の面白さ”にハマり、フリーライターに。構成作家、住宅情報誌のライターとして活動中(かれこれウン年)。1000以上の物件を取材した経験を基に楽しくレポート!
住宅ローンアドバイザーでもある。