第一工区のモデルハウスを見学してきました ~室内編(リビング・キッチン・洗面)
前回のレポートでご紹介したように、現在「ザ・パークハウス ステージ 稲毛海岸ヴィラ」では、先行して工事が進められた第一工区・16区画の建物外観を確認できます。
その中で、モデルハウスとして公開されているのが9号棟。今回のレポートでは、こちらの室内をチェックしてみましょう。
※写真はモデルハウス
こちらの記事をまとめると……
■家族だんらんを楽しむリビングは、天井高「約2.55m」基準で開放感あり
■横幅の広いコンロに、ハンズフリー水栓や深型食洗機など、充実のキッチン設備
■2人で並んで使える広い洗面スペースや、玄関のインテリア演出が楽しくなりそうなマグネットパネルも
家族だんらんを楽しむリビングは、天井高「約2.55m」基準で開放感あり
▲モデルハウスが公開されている9号棟。ギリシャ風の「グリースヴィラ」の外観タイプです。
▲9号棟の間取りです。
4LDK+ウォークインクローゼット+シューズインクローゼット+ステップアップストレージ
敷地面積 115.05㎡、建物面積 105.07㎡ (ルーフバルコニー面積4.46㎡含む)
1階床面積 50.10㎡、2階床面積 54.97㎡
家の中で、一番長く過ごす場所といえばリビング。
天井高が高いと空間を広く感じるものですが、こちらの物件の1階リビングの天井高は「約2.55m」基準とのこと。
建築基準法では、床から天井までの高さを2.1m以上にすることが義務づけられているので、それと比べても高い基準であることがわかります。
▲身長167cmの私が立っても、天井までの空間にはゆとりがあります。天井高が高いとお部屋に開放感が生まれますね。
写真ではブラインドを閉めていますが、大きな窓からは陽光がたっぷり入って、明るい団欒スペースになりそうな空間。
▲1階リビングには、外への出入りができる引き違い窓(写真奥、キッチンの横)がありますが、リモコン操作で開閉ができる電動シャッターが設置されています。
防犯対策にもなりますし、台風の時にも、シャッターを閉めておけると安心。
セコムのセキュリティシステムも導入されていて(別途セキュリティ会社との契約が必要)、防犯性の高さも心強い設備です。
横幅の広いコンロに、ハンズフリー水栓や深型食洗機など、充実のキッチン設備
こちらの物件で、私がいいなと思ったことのひとつが、キッチン設備の充実!
いくつかご紹介しましょう。
▲下り天井になっているキッチン。カラークロスが貼られた素敵な設え!
▲デザイン性が高い理由のひとつは、この天井の木目調クロス。
アクセントカラーも印象的な下り天井部分を、ナチュラルテイストの木目調クロス仕上げにしています。空間がぐっとお洒落な雰囲気になりますね。キッチンに立つのが楽しくなりそう。
セミオープンスタイルのキッチンなので、もともとリビング・ダイニングと一体感がありますが、その連動性を高めているのが、立ち上がりのないフラットなキッチンカウンターです。
▲カウンターに立ち上がりをつけず、作業スペースと同じ高さにすることで、作業スペースも広がりますし、開放感もアップ。
ダイニングにいる子どもに食器の片付けを手伝ってもらったりもしやすいです。
リビング・ダイニングとの隔たりも感じにくいため、調理中も家族と会話がしやすく、お部屋まで目が届きやすいことは、子育て中の家族にとってもメリットと言われます。
リビング側からみた壁のカラークロスと、キッチン正面の収納扉のカラーも統一されています。
▲設備も充実!いいなと思った充実の設備を3つご紹介します。
まずはひとつめ、「間口75cm」の広い横幅の3口コンロです。
コンロの横幅は60cmか75cmが主流ですが、75cmの場合、コンロどうしの間が広めにとれるため、3つのコンロを同時に使う場合や、大きな鍋を使う場合に作業がしやすいです。
また、コンロの天板には、傷がつきにくくお手入れ楽々なハイパーガラスコートトップを採用しています。
▲一般に、横幅ワイドなコンロを導入することのデメリットとして、作業スペースが狭くなることが挙げられますが、こちらのキッチンの作業スペースはこの通り。まな板や料理本を置いても、まだスペースに余裕がありますね。
天板奥側がフラットな分、奥側にも使える作業スペースが広くなっています。
▲2つめは、さっと手をかざすだけで水が出せる「ハンズフリー水栓」。浄水器一体型です。
美しいデザインの水栓ですが、U字型の一番高い部分にある黒いセンサーに手をかざすと、水を出す・止めるが自動でできます。
水を使いたい時って、大抵は手が汚れているもの。
例えばハンバーグを作っている時に、たねを練ってベタベタになった手で水栓を触るのは不快ですが、これならスムーズに水が使えますね。
センサーの位置が正面ではなく横にあるため動線もスムーズで、濡れた手をかざした時に水滴が落ちて水栓が汚れることもありません。
手動の場合のハンドルも、手の甲で推して簡単に水を出せる形になっています。
▲3つめはこの食洗機。食器洗い乾燥機は、「深型」なのが嬉しい!
こちら、モデルハウスを見学した方たちにも、とても評判なのだそうです。
「家族分の食器が一度に入らないから、食洗器で2度に分けて洗う」とか、「入らなかった分は手洗い」をしている方も多いのではないでしょうか?
こちらの食器収納容量は「44点」。6人分ほどの食器をイッキに洗える大容量タイプで、大きめの鍋なども入ります。
手洗いよりも節水できますし、食後の時間も充実&手荒れの心配だってご無用です。
2人で並んで使える広い洗面スペースや、玄関のインテリア演出が楽しくなりそうなマグネットパネルも
次は、洗面をチェックしましょう。
▲いいなと思ったのが、洗面カウンターの広さ。カウンター前に立ってみましたが、ワイドさが伝わるでしょうか?幅は1.2mあります。
目安までですが、一人暮らしの賃貸でよく見るような一人用の洗面スペースは横幅750cmほど。
横幅1.2mあれば、忙しい朝でも一人は歯を磨いて、一人はメイクして……と、2人並んで身支度もできそうです。
洗面ボウルの左右にも物を置けるスペースがありますので、お風呂あがりの着替えやタオル、メイク中の道具のちょい置き、あとは洋服を手洗いする時の洗剤や次に洗うものの一時置き(置く場所が無いと結構困りませんか?)にも便利だなと思います。
左右のスペースと洗面ボウルは、継ぎ目なくつるんと一体型になっていて、掃除も楽そうです。
▲洗面スペースの横には、リネン庫も備わっていました。
洗面下の収納スペースと同じデザインの扉で素敵。洗剤やタオル、入浴後の着替えや化粧品のストックなど、いろいろと収納できます。
内部の棚板は、入れるものにあわせて自由に高さが変えられるようになっています。
ライトにも工夫がされていて、まず、頭上のダウンライトは色温度切り替えができるタイプ。
三面鏡の下にも、別に子ども用の鏡が取り付けられているのですが、その鏡に反射した光を下から照らして、メイク時に顔が見やすいようになっています。
コンタクトを入れたりするときにも良さそう。
▲次はバスルーム。
1.6m×1.6mの広い浴室、正面のパネルのアクセントカラーが素敵です。
キッチン、洗面の収納扉とカラーコーディネートされていて、統一感がありますね。
▲雨の日の洗濯物の乾燥にも使える浴室乾燥機や、2本ある物干しバー、水を出したり止めたりが手元操作できる「エコアクアシャワー」もいいなと思ったのですが、中でも「これは便利!」と思ったのが……
▲水栓下のカウンターが折り畳めるのです!
1枚目から…出した状態、畳んだ状態、外した状態。
このお風呂のカウンター、バスグッズや髭剃りアイテムの一時置きや、風呂桶を使いたいなどで絶対必要という方もいれば、全然使わない方もいますよね。
入浴のしかたは人それぞれ違うもので、家族の中でも意見が分かれたりします。
こちらのカウンターの折り畳み、私も実際にやってみましたが、力もいらず簡単なので、家族それぞれが自分の好きな状態にして使えそう。
畳めば洗い場を広く使えますし、外せばカウンター下のお掃除も簡単で、常に清潔に保てます。
全棟に採用されているもので、もうひとつ、見学された方に好評なのは、玄関の「大型マグネットパネル」。
▲全棟の玄関まわりに採用。9号棟では床から天井にかけて背高なパネルが設けられていました。玄関にこれだけ大きいものは珍しいですね。
カラーもダークトーンの締め色(※)なので、何も飾らなくても素敵ではありますが、せっかくなら色々と使ってみたいアイテム。
※カラーは住戸によって異なります
壁がマグネットになっているので、インテリア小物を飾って玄関スペースをお洒落に演出できますね。
家族の伝言メモを貼ったり、フックをつけて鍵や帽子を掛けたり(子ども用に、下のほうにフックを付けてあげてもいいかも)……アイディア次第でさまざまに使えそう。
大きなもの1つでも、小さなもの複数でも、貼り換えが簡単そう。私なら、クリスマス風・お正月など季節感のあるアート絵や写真を用意して、入れ替えて四季を楽しみたいです。
天井の開放感に、水回りの設備が充実したモデルハウス、いかがでしたでしょうか?
次回は、モデルハウスレポート3回目。
「収納」に注目してレポートしますね。
※掲載の写真はモデルハウスを撮影したものです。家具・調度品などは販売価格に含まれません。
住宅ライター
野村 綾乃
ラジオレポーター時代に“取材の面白さ”にハマり、フリーライターに。構成作家、住宅情報誌のライターとして活動中(かれこれウン年)。1000以上の物件を取材した経験を基に楽しくレポート!
住宅ローンアドバイザーでもある。