マンションが建つのはどんな場所? 住環境や静かさなどをチェックしました
「駅近マンション」と聞いて、貴方はどんな住環境をイメージしますか?
きっと多くの方が、マンション・アパートなどの住宅や多彩な店舗が集まる繁華街のような賑やかなロケーションを思い浮かべるのではないでしょうか?
そんな想像に反した場所に建つのが、「バウス習志野mimomiの丘」。
最寄りの「実籾」駅から徒歩5分の近さながら、「開放感ある丘の上」かつ「一戸建てが建ち並ぶ閑静な住宅地」が、このマンションの立地条件です。
このような立地条件の物件は決して多くありませんし、これまで様々な分譲マンションを見てきた私の感覚でも、「なかなか希少なのでは?」と思っています。
そこで今回のレポートでは、“特別感のある立地”と感じる理由をお伝えしていきますね。
※上の写真:現地北東側から撮影(現地より約50m)
こちらの記事をまとめると……
■建設地はどんな場所? : 爽快な丘の上。小学校と大学に隣接した閑静な住宅街
■交通量・静かさをチェック : 幹線道路に面しておらず、車通りは激しくない
■現地の環境まとめ : 一戸建ての暮らしを希望される方が好みそうな住まい環境
建設地はどんな場所? : 爽快な丘の上。小学校と大学に隣接した閑静な住宅街
では、現地の雰囲気を四方向からぐるりと見てみましょう。
▲物件公式ホームページに掲載されている完成予想図を引用。この図は下が北側です。
現地は、北・西側が道路、南側が住宅街、東側がのり面になっています。
メインエントランスが設けられるのは「西側」。
両側一車線の通りに面していますが、幹線道路ではないので車通りもまばらで静かです。
▲しかもこの道路は大型車両は通行できません。正面に見える実籾小学校(徒歩1分・約40m)のスクールゾーンでもあり、各車両が注意を払って走行していることも安心要素です。
▲画像1枚目:道路を挟んだフェンスの向かい側は「日本大学実籾キャンパス」の緑地。校舎建物はその先にあるため、目の前には青々とした芝が大きく広がる環境。かなりの開放感があります。
画像2枚目:現地北西側のグラウンド沿いに続く並木道もとてもキレイ!緑がたくさんある風景を日常で愉しめますね。
※2枚目 現地周辺 現地より約40m
この並木道に面している教育施設がもう一つ。
▲公立指定校となる習志野市立実籾小学校が現地の「北側」にあります。
▲「北側」は実籾小学校の豊かな緑が広がっています。運動場で元気いっぱいに遊ぶ児童たちの弾む声も聞こえてきて、“明るく健やかな住宅地”の印象を高めている気がします。
また、同物件の建設に合わせてこの歩道も拡幅されると聞いているので、さらに歩きやすい道になると思いますよ。
一方で、反対側の「南側」は一戸建て住宅が建ち並んでいます。
▲画像1枚目:「南側」は一戸建てを中心とした住宅街が続いています(西側道路から撮影。写真左が建設中のマンション、奥が南側の住宅街)。
画像2枚目:マンションの南隣に建つのはキレイにされているお宅ばかり。周辺環境への美意識も高く住まわれているように見受けました。
同じく「東側」も一戸建て住宅街です。
ただし、“並び”で建っているのではなく・・・
上の写真からも「丘の上のマンション」であることがよく分かるのではないでしょうか?
このあたりの話は、次回のレポートで詳しくお伝えしますね。
交通量・静かさをチェック : 幹線道路に面しておらず、車通りは激しくない
現地周辺は緑の多い穏やかな住環境。
西側と北側の2面が道路に面していますが、いわゆる生活道路で、いずれも交通量は多くありません。
ためしに1分間でどれくらい車が通るのか様子を見てみたところ、平日の昼間で「乗用車3台(自転車2台)」でした。
実籾小学校がある現地の北西側が道路の角になっているので、曲がるために減速することもありスピードを出している車もなかったです。
地元の方や学生さんが徒歩や自転車で通る姿は見かけるので、「車通りや人通りが全くない」のではなく、閑静な地ではあるものの、「程よく人の目がある」のも安心できる気がしました。
加えて、生活音もチェックしてみましょう。
マンションの建設が着々と進んでいる最中で昼間は工事音がしているため、竣工後の日中を想定して工事音が止んだ時に測ってみました。
▲騒音計測アプリを使って南隣の住宅地で測定したところ、「48.5dB」でした。
目安として、40dBは「図書館ぐらい」で50dBは「家庭用エアコンの室外機ぐらい」の音らしいので、その中間ほどの数値となると、静かな周辺環境であることが分かりますね!
現地の環境まとめ : 一戸建ての暮らしを希望される方が好みそうな住まい環境
「バウス習志野mimomiの丘」の立地をチェックしましたが、いかがでしたか?
マンションの建築条件については次回のレポートでも詳しく取り上げますが、同物件は2棟構成・8階建てで適度な存在感のある、96戸の程よい規模感のマンションです。
マンションの立地としてありがちな、車の往来が激しい通り沿いや繁華街に建つのではなく、現地は、陽当たりと緑と眺望の条件が良い穏やかな住宅街。
言ってみれば、一戸建てでの暮らしを希望される方が好みそうな住まい環境にも思います。
その一方で、駅近立地、マンションライフならではの利便性や快適性、高層階はもちろん低層階からも高台からの眺望を楽しめるワケです。
マンションと一戸建てのイイトコドリというか、双方の魅力をバランス良く取り入れた、“特別感のある立地”だと感じました。
▲ちなみに・・・
京成線の車内からも建設中の現地がはっきりと見えます。この写真は線路沿いから撮ったものですが、このように緑の丘の上に建っている姿を捉えることができますよ!
※現地より直線距離 約300m
※距離は現地からの地図上の概算です。徒歩分数は80m=1分として算出し、端数は切り上げています
住宅ライター
野村 綾乃
ラジオレポーター時代に“取材の面白さ”にハマり、フリーライターに。構成作家、住宅情報誌のライターとして活動中(かれこれウン年)。1000以上の物件を取材した経験を基に楽しくレポート!
住宅ローンアドバイザーでもある。