住宅ライターのバウス習志野 mimomiの丘取材レポート

千葉県習志野市

マンションの規模はどのくらいが暮らしやすい?中規模マンションのメリット

立地・周辺環境・広さ・間取り・デザイン・設備仕様…など、分譲マンションを選ぶ際のポイントはいくつかありますが、総戸数がどれほどなのか、つまり「マンションの規模」も大事な確認事項の一つです。

その規模感によって暮らし心地も変わってきますので、自分に合う規模感を知っておきたいですね。
今回のレポートでは、マンションの規模について解説していきましょう。

※TOP画像:「バウス習志野mimomiの丘」エントランスアプローチ完成予想CG

こちらの記事をまとめると……

分譲マンション選びの際は「規模」にも注目: 大きく分けて、大規模・中規模・小規模の3タイプ

一口にマンションといっても、何百世帯もが暮らす一つの街を形成しているようなマンションもあれば、20戸前後で全世帯の名前と顔がわかるようなマンションもあり、その規模は実にさまざま。

何戸のマンションなのかは、物件ホームページの「物件概要」欄を見るとわかります。


▲概要欄の「総戸数」に、全住戸の数が記載されています。
※ 「バウス習志野mimomiの丘」公式ホームページより引用

総戸数によって規模が分けられるのですが、明確な定義はないため、あくまで大体の目安としては以下のようになりそうです。

●小規模マンション・・・50戸までくらい
●中規模マンション・・・50戸~100戸超くらい
●大規模マンション・・・それ以上(200戸ほどもあれば1000戸など幅広い)

先程の物件ホームページ「概要欄」にもあったように、「バウス習志野mimomiの丘」は96戸なので“中規模マンション”になります。

この規模は良くて、この規模はちょっと…ということはありませんが、それぞれに特徴があって暮らし心地やメリットが違いますので解説しますね。

マンションの規模によって暮らし心地は違う: それぞれの特徴は?どんな規模感が心地いい?

では、マンションの規模による違いを、いろいろな面から見ていきましょう。

 

■建物としての存在感

これに関しては、規模の大きいマンションの方が、より存在感を放つでしょう。

総戸数が同じマンションであっても、建物の形状(縦に長いタワーマンション、横にワイドな板状マンションなど)によって印象は異なりますが、
遠くからでもすぐに「わが家」を見つけられるような、近くに住む多くの人がその存在を知っている“街のランドマーク”的な建物を求める方は、大規模マンションを嗜好される傾向にあります。

マンションの規模が大きくなれば四季折々の花木が植えられていたりと、豊かな植栽計画に惹かれる方もいるのではないでしょうか。

一方で、「敷地が広い=マンション敷地外に出るまでに時間がかかる」などの側面もあります。

マンションから駅までの距離・分数は、マンションのエントランスから測るルールになっていますが、例えば、建物内の移動やエレベーターの待ち時間も含めて“自宅玄関からエントランスまで時間がかかる”大規模物件だとすると、駅徒歩5分の表記でも、自宅玄関から駅まで想定以上に時間が掛かるかも…という事もあるのでご確認くださいね。


▲おおよそ100戸規模くらいになると、敷地まわりの植栽も充実する傾向にあるように思います。
「バウス習志野mimomiの丘」の場合は、敷地外からエントランスの距離感も程よく、エントランスアプローチと中庭(シーズンテラス)の植栽に工夫がある“緑に包まれるマンション”になりそうです。
※敷地配置概念イラスト

 

■共用施設

一般論で言えば、小規模マンションは、エントランスにコンパクトなソファーがあるのみ…などシンプルな印象。

反対に、規模の大きいマンションでは、ラグジュアリーなラウンジをはじめ、パーティールームやキッズルーム、ゲストルームなどホテルライクな施設があり、受付にはコンシェルジュもいてサービス充実!といったこともあります。

マンションライフを豊かにしてくれる共用施設ですが、ないと残念で、沢山あれば良いのかと言えばそうでもなく、「あっても使わない施設」が生じることも珍しくありません。
共用施設の維持は管理費にも影響するため、使わないものに対しての支払いはもったいなさを感じるもの。

どんな共用施設があるのかを確認する際は、必要性や利用頻度もあわせて考えると、自分に合った規模のマンションを選ぶヒントになりそうです。


▲共用施設なども暮らしの豊かさに関係するので要チェックです。
「バウス習志野mimomiの丘」の場合は、エントランスホールの横に居心地が良さそうなラウンジが。本を読みながらゆったり寛いだり、待ち合わせなどにも重宝しそう。
※エントランスホール完成予想CG

 

■管理組合運営の円滑さ・理事の周期

ここで自分の話を少し。

私は30戸程度の小規模マンションに暮らしていて、今年度の管理組合理事です。
輪番制で毎年4世帯ずつ理事になるので、数年前にも理事を務めましたし、その間には自治会の役員もまわってきて、「すぐにお役目がやってくる」感覚です。

戸数が少ないぶん、総会での決議や話し合いはスムーズに進むことも多いので、「これが何百戸のマンションだと関係者も多くて大変だろうな…」と思うことはありますが、理事などのお役目がまわってくるスパンの短さは正直なところなかなか大変だったりします。


▲“理事の周期”や“管理組合の運営のしやすさ”も、総戸数によって差が出るところです。
管理組合運営の円滑さ・・・ 小規模>中規模>大規模
理事の周期・・・ 大規模>中規模>小規模 のイメージでしょうか?

 

■住民同士の関係性

マンションは共同住宅なので、同じ建物に住む人同士が気持ちよく暮らしたいですね。

建物設備のスケールメリットはあるものの、住人が多すぎて同じマンションでも顔を合わせたことがない人も多いのが大規模、
その逆で、住人が少なく密な関係性の小規模、
住人の顔もわかっていて適度に親密な関係を築くことができる規模感の中規模…と言えそうです。

求める“住人同士の関係性”は人それぞれだと思いますので、参考にしてくださいね。


▲良好な住人コミュニティ構築のため、「バウス習志野mimomiの丘」では、HITOTOWAによるコミュニティ形成支援が行われます。
マンション内に“顔見知り”が増えることは、防犯の面でも、万一の災害時の共助の面でも心強いのではないでしょうか?

 

■住戸プランの選択肢

広さ・階数・見晴らし・角住戸などの面から住戸を選ぶなら、やはり総戸数の多いマンションの方が選択肢が多いので、大~中規模マンションの方が「好みの住戸を選びやすい」でしょう。

もちろん、立地条件や建物のプランニングなど“物件の個性”によっても変わります。
例えば、「見晴らしの良さ重視で上層階の住まいを希望」なら高層階住戸を探しますが、「バウス習志野mimomiの丘」の場合、ヒルトップ立地なので低層階住戸でも高層階のような眺望を楽しめます。
東・西に解放感のある住戸が多数ありますし、2棟構成のマンションで角住戸も多め。つまり、こだわりから住戸を選ぶときの選択肢の幅が広いのです。

選択肢の多い物件の方が理想の住まいを見つけやすそうですね。
好みの住戸が売り切れる前の早めのアクションをおすすめしますよ。

「バウス習志野mimomiの丘」は中規模マンション: 中規模マンションがお勧めの人はどんな人?

一例を挙げましたが、総戸数でのマンションの規模による違いを分かっていただけましたか?

「バウス習志野mimomiの丘」は全96戸の“大規模に近い中規模マンション”。

・ 建物のスケール感や街のランドマーク感
・ 暮らしを彩る“利用頻度の高い”共用施設
・ 住人同士の心地よい関係性を築きやすい
・ こだわり条件や好みから住戸を選びやすい

などを求める方におすすめの規模感と言えそうです。
全体的に“ほどよさ”が特長に感じますが、いかがでしょうか?

野村 綾乃

住宅ライター
野村 綾乃

ラジオレポーター時代に“取材の面白さ”にハマり、フリーライターに。構成作家、住宅情報誌のライターとして活動中(かれこれウン年)。1000以上の物件を取材した経験を基に楽しくレポート!
住宅ローンアドバイザーでもある。

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  • 情報は掲載日時点のもので、現在は対象の住戸が販売済みになったり、周辺環境等が変わっている場合もあります。