交通アクセスを調査。実籾駅から船橋で総武線に乗り換え、東京駅まで行ってみました
マンション購入を検討するうえで、交通アクセスは重要なポイントでしょう。
「バウス習志野mimomiの丘」は京成本線「実籾」駅が最寄り駅なので、東京都心へは「浅草線乗り入れで新橋・品川方面」の利用が便利ですが、「京成船橋からJR総武線に乗り換えて東京・新橋方面」も軽快に移動できます。
そこで今回は、「京成船橋」駅からJR総武線乗り換えのアクセス性を検証してみます。
※上の写真:JR「船橋」駅ペデストリアンデッキ
こちらの記事をまとめると……
■実籾から京成船橋でJR総武線に乗り換え、船橋から東京駅へのルートを確認
■東京駅まで何分?乗り換え何分?実際に実籾駅から東京駅に行ってみました
■船橋で寄り道も楽しい!商業施設充実で、乗り換えがてらのお買い物も便利
実籾から京成船橋でJR総武線に乗り換え、船橋から東京駅へのルートを確認
まずは、アクセス図を確認してみましょう。
▲「実籾」駅から「京成船橋」駅へ。そこからJR総武線快速に乗り換えて「船橋」駅から「東京」駅へ。
総武線はそのまま横浜方面へ向かいますが、今回の目的地は東京駅です。
/公式ホームページより引用のアクセス図を加工
平日のお昼時に、このルートで実際に東京駅まで行ってみることにしました。
▲実籾駅から東京駅まで46分とのこと。
京成船橋駅からJR船橋駅への乗り換え時間は7分となっていますが、実際はどうでしょう?乗り換え時間も計りますね。/Yahoo!乗換案内のスクリーンショット
東京駅まで何分?乗り換え何分?実際に実籾駅から東京駅に行ってみました
「実籾」駅11時55分発の西馬込行き快速に乗ります。
▲画像1枚目:改札前にはファミリーマートもあります。
画像2枚目:改札を過ぎて1番線の「京成上野・押上方面」へ。改札口には大型ディスプレイの発車案内板があり、列車種別や行き先がとてもわかりやすいです。
▲画像1枚目:平日のお昼時ですが、この日のホームはテスト期間とおぼしき高校生の姿を多く見かけました。
画像2枚目:始発は5時6分。通勤・通学時間帯の平日7時・8時台はともに1時間に9本と6~7分間隔で電車が出ているようです。
▲画像1・2枚目:発車予定時刻の1分前には電車が来て・・・定刻通りに出ました!
この時間の車内は、チラホラ席が空いていて、各ドアに2~3人が立っている程度の混み具合。
京成津田沼駅で乗車客が多くありましたが、 全体的にゆったりした印象でした。
▲心地よく電車に揺られること12分。定刻通りに「京成船橋」駅に到着すると、多くの方が下車。
JR方面へ向かう人の流れが出来ていました。
ここからJR総武線に乗り換えますが、気になるのはその所要時間。
改札を出て何分で行けるのでしょうか?
▲JRに乗り換えるときは東改札口を出ます。ここからストップウォッチで計測してみましょう。
▲画像1・2枚目:東改札口を出たら左方向へ。すると、直結している商業施設「船橋フェイス」に入ります。
▲「船橋フェイス」の2階にあたる通りを進みます。
通りの両側には「コクミンドラッグ」など複数のドラッグストアや「ファミリーマート」 、パン屋さんやスイーツ屋さん、コスメ・ファッション店の「IT’S DEMO」などがあるので道すがら立ち寄れるのも便利ですね。
営業時間はまちまちですが、「コクミンドラッグ」やベーカリーの「ハースブラウン」は、平日朝7時から営業しているよう。
▲「船橋フェイス」を通り抜けた先は、広いペデストリアンデッキは続きます。
▲船橋で京成線からJRに乗り換える人は多く、ペデストリアンデッキは常に人の往来がありますが、道幅も広く通りやすいです。デッキには屋根もあります。
▲画像1枚目:デッキから左を見ると、いま通ってきた「船橋フェイス」や、別の商業施設「シャポー船橋」が見えます。こんな近距離に大きな商業施設が集まっているのですね。
画像2枚目:デッキは約30m。進んだ正面にはもうJRのホームが見えています。
▲画像1・2枚目:エスカレーターで下って、右方向に進めば、その先はJR「船橋」駅です。
▲実際には3分もかからずにJR「船橋」駅の中央改札口に到着しました。
「京成船橋」駅からここまで、屋根のある通りを歩けたことも大きなポイント!
雨天時に、この3分程のために傘を差して畳んで…も不要ですし、日焼けも防げて助かりますね。
ここから、JR総武線に乗って東京駅へ向かいます。
▲想定よりも乗り換え時間が早かったので余裕を持ってホームで電車を待っていると、定刻通りに「東京行き」の快速電車が来ました。
やはり船橋は乗り降りする人が多いですね。
JRが発表する1日の乗車人数でも、船橋は有楽町や武蔵小杉を抜いて、JR東日本エリア17位なんですって。※1
私が乗った車両では、全席埋まっていて20人程が立っていました。
少しずつ人が降りて、途中、市川で席が空いたので座りましたが、錦糸町に着く頃には一列に2~3席空くほどになっていました。
▲画像1・2枚目:改札まで出てみましょう。
総武線は低い位置にあるので、地上に行くまでの時間を加味したいですね。
▲丸の内北口の改札に到着したのが12時46分。
エスカレーターの時間などもあるので混雑状況によって時間は変わると思いますが、今回は、総武線の電車を降りてからここまで5分程でした。
実籾駅の改札~東京駅の改札まで約50分ということは、マンションから東京駅までドアツードアで1時間以内にアクセスできるわけですね!
船橋で寄り道も楽しい!商業施設充実で、乗り換えがてらのお買い物も便利
乗り継ぎをした船橋は、商業施設が充実しているので寄り道も楽しそうですよ。
例えば…
▲画像1・2枚目:船橋駅直結の「東武百貨店」。服飾品やコスメ、寝具や家庭用品などフォーマル品も含め百貨店ならではの品揃え。
都内のデパートと比べて、混雑しすぎずお買い物がしやすい百貨店と言えそうです。定期的に行われる催事も楽しみの一つになりそう。
▲画像1・2枚目:同じく船橋駅直結の「シャポー船橋」は、「カルディコーヒーファーム」や「宮澤商店」「成城石井」のほか、「ユニクロ」や「くまざわ書店」、若い世代から支持の高い「ジェラートピケ」やコスメのセレクトショップ「フルーツギャザリング」も入店しています。
人気レストランの「鼎泰豊」「とんかつ和幸」や、「スターバックス」「コメダ珈琲店」などのカフェ、それに、1階のお惣菜系フロアもかなり充実しているのでテイクアウトしたい時にもオススメ。
▲画像1・2枚目:京成船橋駅と船橋駅を結ぶ、乗り継ぎ通路にもなっている「船橋フェイス」。
「ビッグカメラ船橋駅FACE店」ほか、グルメ、船橋市役所出張所や船橋市パスポートセンターなどの公共施設も入っているビルです(パスポートは、千葉県内に住民票があればここで申請・受け取りが可能)。
▲「船橋フェイス」側から撮った「シャポー船橋」と「東武百貨店」。この距離感なのでお店巡りもしやすそう。
大型ショッピング施設が駅周辺に集まっているので、乗り換えついでに時間を有効利用してお買い物ができますね。
お仕事帰りに実籾駅前のスーパーでお買い物を済ませてから帰宅するのも良いですし、「今日は美味しいお惣菜やデリカテッセン、スイーツを買って帰ろうかな…」という時は、船橋で買って帰るのもありだと思います。
京成船橋から実籾まで12分ほどの乗車時間なら、持ち帰る時間としても問題ないのではないでしょうか?
今回は実籾駅から東京駅まで、船橋駅で乗り換えて移動しましたが、
私の感想としては、乗り換え案内で事前確認していた以上にJR総武線への乗り換えはスムーズでした。
距離も遠くないですし、道も広く、アップダウンはペデストリアンデッキでの1度だけで、エスカレーターやエレベーターを使えるのでストレスもなかったです。
なにより、雨天時にも安心な“屋根のある通り”であることもポイントが高いですよね。
前回のレポートでお伝えしたように、マンションから東京駅への移動は、
「マンションから徒歩3分の始発バス停・日大実籾からバスに乗って津田沼まで行き、津田沼駅からJRで東京・新橋方面へ向かう」こともできますし、今回のように「実籾駅から船橋駅でJRに乗り換える」こともできます。
複数ルートがあるので、お買い物先や会合など、その時々の立ち寄り先に合わせて交通アクセスを使い分けられますし、荒天時や交通事情で迂回したいときも便利だと改めて感じました。
※1 JR東日本 各駅の乗車人数2002年度版 より 船橋駅の乗車人数(降車は含まない)1日平均119,230人。JR東日本エリア内の1日平均の乗車人数を把握できる駅の中で17位。
住宅ライター
野村 綾乃
ラジオレポーター時代に“取材の面白さ”にハマり、フリーライターに。構成作家、住宅情報誌のライターとして活動中(かれこれウン年)。1000以上の物件を取材した経験を基に楽しくレポート!
住宅ローンアドバイザーでもある。