住宅ライターのパークナードテラス香久山ネスト取材レポート

愛知県日進市

栄や名駅へ直通の近距離高速バスが運行!
最寄りの「門木」停から平日朝の通勤時間帯に乗車してみました

【パークナードテラス香久山ネスト】から最寄りの「門木」停(徒歩4分/約260m)からは、「星ヶ丘」駅へ向かう路線のほか、栄を経由して名古屋駅(名鉄バスセンター)まで直通の近距離高速バスも運行されています。

今回はこの近距離高速バスに、平日朝の通勤時間帯に実際に乗車!

毎日の通勤に使えそうか?所要時間は?混雑状況は?など、気になる点をチェックしてきました。

平日朝7時台は、10分おきに5本のバスが運行。
片道560円・予約不要で気軽に利用できる近距離高速バスです。

名鉄バスが運行している近距離高速線(名古屋・高針線)。
「門木」停を通る名古屋・高針線は、日進市の「愛知学院大学前」停と名古屋駅の「名鉄バスセンター」停を直通で繋いでいます。


▲こちらは「門木」停の平日の時刻表です。
右側が名鉄バスセンターへ向かう近距離高速線で、運行本数はおよそ1時間に1本程度ですが、通勤時間帯の朝7時台には10分おきに5本も運行されています。
ちなみに、土・休日もダイヤは異なりますが近距離高速線は運行されているので、休日のおでかけにも利用できますよ。
★土・休日の時刻表は、前回のレポートでご紹介しています。

運賃は、「門木」停から乗車の場合で片道560円。※大人運賃
名鉄バスを利用して「星ヶ丘」駅までバスで行き、地下鉄東山線に乗り換えて「栄」や「名古屋」駅まで行った場合の料金は550円なので、ほぼ変わらない金額です。
なお、通勤など毎日のように利用する場合には、通勤定期乗車券の発売もあります。


▲近距離高速バスの利用には予約不要で、乗車方法は通常の名鉄バスと一緒。
運賃の支払いには現金のほか「manaca」などの全国交通系ICカードも利用できます。
ただし一点だけ、近距離高速バスは乗車定員制のため、満席の場合は乗車できない点に注意が必要です。

実際に乗車して「名古屋」駅へ。
観光バスのようなバスに乗り、ゆったりとした通勤ができました!

それでは実際に近距離高速バスを利用して、「名古屋」駅(名鉄バスセンター)まで行ってみましょう。
今回は、「名古屋」駅の会社に9:00ごろに出社すると想定して、7:40「門木」停発のバスに乗車します。

この日のバスは定刻から少し遅れたものの、ほぼ時間通りに「門木」停に到着しました。

 
▲バス停に現れたのは、観光バスのような立派なバス!
「門木」停からは私のほかに、スーツ姿の方が3名ほど乗車しました。

「門木」停で乗車した時の車内の乗車率は50%ほどで、2人がけのシートの片方は空いているといった印象でした。
ちなみに、この前に来る7:20や7:30のバスの様子も見ていたのですが、そちらのバスのほうがさらに空いている様子でしたよ。

 
「門木」停を出発後は、最後の乗車停「牧之原」停まで7つのバス停に停車します。
それぞれのバス停で2~8人ほどが乗車し、「牧之原」停を出る頃にはほぼ満席になっている様子でした。


▲「牧之原」停を出ると、バスは高針ICから名古屋高速に入ります。
そこから約10分で名古屋市千種区の吹上西ICへ到着!最初の降車停「栄」へと向かいます。


▲「栄」停に到着したのは8:25頃。

「栄」停を出ると、名古屋のオフィス街にある「錦通本町」停・「伏見」停に順番に停車し、
そしていよいよ「名古屋」駅の名鉄バスセンターに到着!


▲バスを降りて時計を確認してみると8:45でした。
「名古屋」駅近くの会社であれば、ここから会社に向かって9:00に出社できそうですが、道路状況などによって所要時間はどうしても多少前後する場合があるので、もう少し余裕をもって通勤したい、という方は1~2本前のバスの利用を考えてみるのも良いかもしれませんね。

ちなみに、「栄」「錦通本町」「伏見」「名鉄バスセンター」の各停の乗降場はこちら。

▲青色のマークで乗り場を、ピンク色のマークで降り場を表示しました。
目的地への所要時間を考える際の参考にしてください。

 

実際に乗車してみて感じたのは、観光バスのようなバスなので、通常の路線バスと比べて座席もゆとりがあり、とてもゆったりと過ごせるなぁ、ということ。

地下鉄などの場合は、朝の通勤時間帯は混雑し座れないことも多いですが、座席定員制の近距離高速バスなら「必ず座って通勤できる」点も嬉しいポイントだと感じました。

この日の乗客は男女問わず通勤客が中心といった様子で、読書をする人・スマホを眺める人・一眠りする人…と、皆さん朝の通勤時間を思い思いに過ごされていましたよ。

「名鉄バスセンター」からの最終バスは21:40。
遅くなった日の帰りも快適に帰宅できます。

近距離高速バスは、「門木」停から「名鉄バスセンター」への“行き”だけでなく、“帰り”にももちろん利用することが可能です。


▲こちらが「名鉄バスセンター」から「門木」停へ帰る場合の時刻表です。
たとえば18:25のバスに乗車した場合、「門木」停の到着予定時刻は19:13なので、これに乗れば19:30には我が家に帰宅することができそうです。

また、残業で遅くなってしまった時でも最終バスの発車時刻は21:40。
ゆったりと座って最寄りのバス停まで直通で帰ることができる近距離高速バスは、嬉しい存在になりそうだと思いました。


▲帰りは「名鉄バスセンター」の4階にある乗り場から乗車します。
雨の日も傘をささずにバスを待つことができる点も良いですね。

※掲載の情報は、2022年10月取材時のものです。
村田明音

住宅ライター
村田明音

住宅ライター。女性誌の編集や広告営業を経て、ライティング会社を設立。マンションや一戸建て、リノベーションなど住宅分野に幅広く関わっている。旅行先でも、物件や町の住みやすさをついチェックしてしまう。

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