住宅ライターのバウス府中取材レポート

東京都府中市

80㎡以上の4LDKや、LDK大空間のアイランド型キッチンプラン。バウス府中の間取りを紹介します

前回のレポートでは、駅徒歩3分・大通りから離れた静かな住環境、全戸南向きという「バウス府中」の立地を紹介しました。

今回は建物内について、間取りプランを紹介します。
同マンションにはA~Fの6つのタイプが用意されているのですが、最近のマンションに多い「田の字型」プランではなく、個性的な間取りなんです。

例えばワイドスパン4LDKのAタイプや、アイランド型キッチンのBタイプ、広いシューズインクロゼットのある2LDKのEタイプなど、家族構成やライフスタイルに合わせて選べます。

今回は、その中でも私が特に気になった「Aタイプ」と「Bタイプ」をピックアップしてご紹介します。

(上の写真:モデルルーム(Bタイプ)のLDK)

こちらの記事をまとめると……

【Aタイプ】約83㎡の広い4LDK、開放的なワイドスパン・リモートワークにも使いやすい

まずは南西角住戸、4LDK・Aタイプのお部屋から見てみましょう。

Aタイプは、キッチンとリビング・ダイニングの配置が特徴的です。

リビングは一般にI字のことが多いのですが、L字になっていることで、LDのどこにいてもキッチンとの距離が近く感じられるプラン。
バルコニーから明るい光と風を感じられ、解放感がありそうです。


▲Aタイプ(4LDK+ウォークインクロゼット+シューズインクロゼット)の間取り図。
専有面積/83.08㎡、 バルコニー面積/13.30㎡、サービスバルコニー面積/2.43㎡

まず私がいいなと思ったのは、「面積の広さ」と、「収納の多さ」。
昨今のマンション価格上昇を受け、分譲価格をなるべく抑えるため、一般的にマンションの専有面積が小さくなる傾向にある中、こちらのタイプは約83㎡の広さがある4LDKです。

収納もしっかり確保されていて、洋室(1)には大容量ウォークインクロゼット、玄関にも大型のシューズインクロゼット、リビングにも物入がたっぷりあります。

また、南間口の広い「ワイドスパン」で、Aタイプの間口は約7.8m。
特にこのマンションは南向きのため、間口が広いことで、「南からの光を取り込みやすくなっている」、「明るい南側にリビングと洋室が並ぶ」というメリットに繋がっています。

 


▲開放的なワイドスパン。天気のいい日には窓を開けて、光や風を感じながら過ごすのも気持ちよさそうです。

Aタイプに限らずすべてのタイプのお部屋で採用されているのが、リビングダイニングと横の洋室を繋ぐ「ウォールドア」。
開け放てばひとつの大きなリビングダイニングとして、閉めればそれぞれを独立した部屋として使えます。

Aタイプの場合、ドアを開ければ約16.8畳という広々空間に。
普段はオープンにして広いリビングとして使うのが良さそうですが、来客時や冷暖房など電気代を節約したい時は、一時的にドアを閉めて生活するのもいいでしょう。

ライフステージの変化にも対応できるウォールドアは、長く住むほどメリットを実感できそうです。

 

 
▲ウォールドアは壁側にぴったりと収めることができるので、開けておいても邪魔にならず、リビングダイニングと洋室が違和感なく一体になります。
(写真はBタイプモデルルームのもの。Aタイプとはお部屋の形が異なります)

 


▲全タイプ共通ですが、同マンションはアウトポールを採用していて、建物を支える角の大きな柱が、室内側に出ていません。
そのため、写真のように部屋の角にデッドスペースをつくることなく家具を配置できるのもメリットです。
(写真はBタイプモデルルームのもの)

 


▲南側のリビングや洋室(4)だけでなく、メインの洋室になる洋室(1)も、キレイな長方形で使いやすい形です。
角住戸のため、すべての部屋に窓があるのもいいですよね。

4つある洋室、どのお部屋をどう使うのがベストかは、家族の人数や年齢によって変化しそうですが、私がいいなと思ったのは洋室(3)の位置。

働き方が多様化しリモートワークも一般的になってきた現在、家族がリビングで寛いでいる時にも自宅で仕事をしなければならないというケースや、家族のうち2人が自宅でリモートワークをしている、ということもあると思います。
リビングとの距離がある洋室(3)なら、テレビの音や会話などの家族の生活音が届きにくそうなので、自宅で集中して仕事を進めることができそう。
また、ひとりは洋室(4)で、もうひとりは洋室(3)でと同時に仕事をしても、お互いが気になりにくい環境でいいなと思いました。

またAタイプは「クランクイン玄関」になっており、外から部屋の中が見えにくいためプライバシーを確保できるのもメリット。
フードデリバリーや荷物の受け取りのときなども安心ですね。

キッチンを中心に洗面室とリビングダイニングをぐるりと回れる動線もとっても便利。キッチンで料理をしながら洗濯機を回したり、リビングで畳んだ洗濯物をリネン庫に運んだり、部屋の行き来がラクになると家事の効率がアップします。

【Bタイプ】アイランド型キッチンで、キッチンが「リビングそのもの」のような一体感。LDK大空間の3LDK

続いて紹介するのは、モデルルームとして公開されている3LDK・Bタイプのお部屋です。まずは間取り図を見てみましょう。

▲Bタイプ(3LDK+ウォークインクロゼット)の間取り図。
専有面積/71.93㎡、 バルコニー面積/11.36㎡
間口の広さ、アウトポールで正形になって使いやすく、ウォークインクロゼットもある洋室(1)、ウォールドアの便利さはAタイプと同様です。

Bタイプには「バウス府中」では唯一であり、ほかのマンションでもあまり見かけない特徴があります。それは……「アイランド型キッチン」です!

 


▲おしゃれで開放的なアイランド型キッチンは、特にお料理好きな方にとって憧れの存在ですよね。

キッチンにいる時間は、意外と長いもの。料理や後片付けをしている時、なんだか孤独な時間だな……と感じることはありませんか。団らんしている家族を横目に、筆者はそう感じることがあります。

しかしBタイプのキッチンはリビングそのものなので、家族と会話をしたり一緒にテレビを見たりと、キッチンにいながらもコミュニケーションが取りやすく、同じ部屋で一緒に過ごしているという感覚を強く感じられそうです。

また、料理をしている間に、別の人が配膳をするなど、複数人で作業をするにも効率が良さそう。

ちなみに同マンションのキッチンには、ディスポ―ザや食器洗い乾燥機、タッチレス浄水器一体型水栓などが標準装備されています。充実した仕様は、よりキッチンに立つ時間を楽しくしてくれそうです。

 


▲キッチンの天板はフィオレストーン、レンジフードや水栓もおしゃれなデザインで、リビングの中心にあっても素敵です。

また、キッチン正面は一面が壁。
壁の長さ(LDの奥行き)は6.35mあって、ワイドなLD空間なのですが、実はL字リビングだからこその、この「長い壁面」が使い勝手が良いんです。

モデルルームのオプションのように、リブパネルやタイル貼りにしたり、好きな絵を掛けたりして、いつも見える景色に好きなものを飾るのも楽しいですが、実用的にも、本棚や収納家具など置きやすく、必要な分だけ簡単にリビングの収納力を上げることができます。

 


▲Bタイプのリビングダイニングは約14.8畳、キッチンが約3.2畳と、それだけでも合わせて約18畳の広さ。
くわえて、約4.6畳の洋室(3)を開ければ、約22.6畳の広々LDKになります。

Bタイプは約71㎡の広さですが、実際にモデルルームを見学した印象では「もうちょっと広いのでは?」と感じました。
廊下が短いため、その分の面積をお部屋や収納に割り振っていることもあると思いますが、リビング・ダイニングが大空間で奥行があり、視界が広がることで体感的な広さに繋がっているのでは?と思います。

 


▲リビングを入ったところから、バルコニー側を見た様子。
LDKは縦約6.3 m、横約4.2m(洋室3を加えると横7m)の大空間で、視線が遠くに届きます。

広さ・キッチン・リビングの形など、個性的な6つの間取りがあります


▲住戸配置。マンション公式サイトに掲載のイラストに加筆しました。

いかがでしたでしょうか?

「バウス府中」の間取りは全部で基本6タイプ(※1)、各タイプ2階から14階までの13戸。
似た間取りがいくつかあるマンションが多いですが、バウス府中の場合は6つそれぞれのプランに、LDの形やキッチンの位置など特徴があります。

広さが欲しい、部屋数が欲しい、アイランド型キッチンに興味がある、など「6つの間取りのうちこれが良い」と好みの分かれそうなラインナップですので、このマンションに興味はあるけど…と迷っている方は、早めに「好みの間取りで、希望の階数の住戸はまだあるか」を問い合わせてから検討を進めるのがスムーズかなと思いました。

今回の撮影のため見学に行ったモデルルームには、「ご購入者様の購入の決め手」アンケートのコメントが掲示してあったのですが、「部屋の広さ」や「間取り」、「アイランド型キッチン」や「4LDK」が決め手だったという方もいらっしゃるようでしたよ。

実際の暮らしのイメージをしながら、みなさんのライフスタイルに合った間取りを選んでくださいね。

※掲載の写真は 2023年10月に撮影したものです。
※1 Fタイプ最上階はFタイプと一部が異なるF2タイプで、間取りは全部で7タイプあります。
林 景子

住宅ライター
林 景子

テレビやラジオのレポーター経験から取材好きに。
現在は、住宅のほか、子育てなどに関するライターとしても活動中。
自宅の壁や家具・小物などに自ら手を加えるなど、DIYが得意。

この物件の他の記事

立地

  • この記事はPRです。
  • このサイトでは、「そのうち」の住宅ライターが実際に物件やその周辺を取材し、または調査したこと、感じたことを記事にしています。住宅検討の参考になるよう丁寧に取材を行っていますが、直近の情報や状況などについては現地等でご確認ください。
  • 情報は掲載日時点のもので、現在は対象の住戸が販売済みになったり、周辺環境等が変わっている場合もあります。