住宅ライターのバウス府中取材レポート

東京都府中市

食品スーパー・家電量販店に映画館まで!「府中」駅前の5つの商業施設を調査しました

駅を降りるとなんだかワクワクしてしまうほど、たくさんの商業施設が建ち並ぶ「府中」駅前。

府中駅の駅ビルである「ぷらりと京王府中」やペデストリアンデッキで繋がる「ル・シーニュ」「くるる府中」「ミッテン府中」「フォーリス」の計5つの商業施設には、普段使いしたい食品スーパーから雑貨、映画館まで、バラエティに富んだ店舗が揃います。

それぞれの施設が、2~9階ほどのフロアに複数のテナントが入っている充実の規模で、「駅ビルが5つ並んで建っている」ようなイメージ。

府中駅の“南側”という、「バウス府中」と同じ側にあって、5つの中で一番遠い「くるる府中」でも350mほど(徒歩5分)の距離ため、マンションでの暮らしがスタートすれば、その日の目的に合わせて気軽に出かけることができそうです。

今回は、そんな5つの大型商業施設を調査!

「どんなお店があって、どのように利用できそうか」を、子育て真っ最中の筆者が主婦目線・ママ目線も交えてチェックしていきます。

(上の写真:ル・シーニュ 現地より約230m・徒歩3分、くるる府中 現地より約350m・徒歩5分)

こちらの記事をまとめると……

駅直結!スーパー・コンビニ・クリーニング・飲食店など、その名のとおり通勤途中に“ぷらりと”立ち寄れる「ぷらりと京王府中」

まずは5つの商業施設と「バウス府中」の位置を地図で確認しましょう。


▲マンション公式サイトの地図を引用。
「ぷらりと京王府中」は駅直結、「府中」駅と4つの商業施設は、2階部分が「駅から繋がる広場のようなデッキ(ペデストリアンデッキ)」で繋がっています。
ペデストリアンデッキ上はところどころ屋根もついているため、雨の日でも傘をささずに移動可能です。

 


▲「府中」駅ビル内にある「ぷらりと京王府中」。朝の通勤通学時や仕事帰りに“あったら嬉しい”お店が充実しています。
(ぷらりと京王府中 現地より約210m・徒歩3分)

 

改札と同じフロアにあるのが、スーパーマーケット「京王ストアエクスプレス」。売り場面積はそれほど広くはありませんが、朝8時から夜12時まで営業しているうえ、ひと通りの商品が揃っているので、コンビニ感覚で利用できそうです。

「京王ストアエクスプレス」の向かい側にはドラッグストア「マツモトキヨシ」もあるので、洗剤やティッシュなどの日用品や化粧品、医薬品などもしっかり揃います。

そのほかにも電車移動時の読書時間を充実させてくれる「啓文堂書店」や駅直結なので受け取りも便利なクリーニング「白洋舎」、靴修理や合鍵の「ミスターミニット」や100円ショップ「ダイソー」や「セブンイレブン」など、駅ビルという立地だからこそより便利さを実感できるお店が多いのが特徴。飲食店やカフェも充実しているので、お出かけ前の待ち合わせや仕事帰りに立ち寄ることもできそうです。

さらに府中市民にとってはお馴染みの人気手作り餃子「くりばやし」もあります。通常サイズの1.5倍ほどある野菜たっぷりなジューシー餃子をテイクアウトして、自宅で餃子パーティーをするのもいいですね!

5つの中で一番新しい建物!「ル・シーニュ」にはスーパーの「京王ストア」や「成城石井」、「無印良品」も

続いてマンションから一番近い「ル・シーニュ」。

 


▲5つの中で一番新しい2017年オープンの建物で、外観・内装ともにとてもスタイリッシュ。府中駅からマンションへ帰る動線上にあるので、必然的に利用頻度が高くなりそうですね。
(ル・シーニュ 現地より約230m・徒歩3分)


▲100円ショップの「ワッツウィズ」やローソン、ソフトバンクやauの携帯ショップ、ポニークリーニングなどの、生活に密着したお店がいろいろあります。

 

そのほか、音楽教室やホットヨガなどの習い事、内科や小児科などの医療クリニックもありますが、特に利用頻度が高そうなのは……。

便利そうなのは、地下1階にあるスーパーマーケットの「京王ストア」。
平日は10時~23時(土日祝日は22時まで)と遅くまで営業していて、仕事帰りに立ち寄ることもできます。

他店ではあまり見かけないこだわりの品も多く、購入した商品の「当日宅配サービス」も行っています。お米やお水などの重いものを購入した時や、買物後にどこかに立ち寄りたい時などにありがたいサービスですね。

2階には、もうひとつのスーパー「成城石井」が。
オリジナルのお惣菜やスイーツ、輸入食材などが豊富に揃います。こちらも平日は10時~23時(土日祝日は22時まで)営業しています。

さらに、広い売り場面積の「無印良品」も。
無印良品は、同じデザインのものを増やして使いたい収納ケースや、化粧水やキッチンスポンジなどの消耗品、オリジナルのレトルトカレーなど、意外に「今欲しい!」という人気商品が多いため、コンビニ感覚の距離に店舗があるのはうらやましいなと思います。

また、地下2階には防音機能が施された音楽練習室「府中の森芸術劇場 分館」、5・6階には「府中市市民活動センター プラッツ」といった公共施設が入っています。
プラッツには定期的に、パパ・ママや乳幼児のための無料のイベントを行っているキッズスペース(※1)もあるよう。レンタルできる調理室や会議室もある、市民の憩いの場です。


▲駅前の商業ビルには珍しく、1階には飲食店がズラリ。
「マクドナルド」や「丸亀製麵」などのチェーン店をはじめ、「タリーズコーヒー」や「エクセルシオールカフェ」などのカフェ、ラーメン、中華料理など、カジュアルなお店が充実しています。レストランは11時~23時まで営業しています。

「ミッテン府中」には家電量販店「ノジマ」・ホームセンターの「コーナン」・「ユニクロ」・大型書店などがズラリ


▲地下1階から9階に、さまざまな店舗が揃う「ミッテン府中」。
営業時間は、1~8階が10時~20時、9階フードコートが11時~21時、9階レストランは11時~22時です。
(ミッテン府中 現地より約300m・徒歩4分)

 

すべて紹介しきれないほど多くのショップがある「ミッテン府中」ですが、私が特に“いいね!”と思った店舗をいつくかピックアップします。

まずは5階のデジタル家電専門店「ノジマ」。
冷蔵庫やエアコン・掃除機などの家電購入や、携帯電話の通話料相談もできます。
ノジマは「メーカー販売員のいない唯一の家電専門店」だそうで、スタッフさんの丁寧な接客も評判のようです。

6階にはホームセンター「コーナン」が入居。
さきほどの家電専門店もですが、ホームセンターが駅前商業ビルに入っているのは珍しいですよね。日用品からアウトドアグッズ、ペット用品などが揃います。
さらにこちらの店舗では、加工スペースや工具を使用できる「D.I.Yラボ」を併設。D.I.Yにも気軽に挑戦できるんですよ。

3階に「ユニクロ」、4階には「GU」が揃っているのも重宝しそう。
定期的に買い足したいヒートテックや靴下などのアンダーウエアや、急な気温の変化に対応するベーシックアイテムを揃えることもできますね。
ユニクロの横には、「ノースリンクコーヒー&ティー コワークプラス」という、おしゃれなカフェ&コワーキングスペースもあります。

7階の「喜久屋書店」は売り場面積も広く、随所に配置された椅子に座りながらゆったりと選書できる本屋さん。7階という立地もあってか、とても静かで快適です。

その他、ニトリとは少し違ったオリジナルアイテムも扱う「ニトリデコホーム」や、100円ショップ「ダイソー」、ドラッグストア「ウエルシア」など、駅近にはあまりない、自宅の近くにあったら嬉しいお店がラインナップしてます。

「ミッテン府中」はこれら大型店舗以外にも、ファッションやコスメ、雑貨やグルメなど、暮らしを彩る”ちょっといいもの”を扱うショップが多いのも特徴。

和食材の「久世福商店」、スイーツの「トップス」、生花店「青山フラワーマーケット」など、ちょっとした手土産にも重宝しそうなお店や、新大久保顔負けの韓国コスメショップ「Re MAKE(リメイク)」、足裏測定ができるこだわりの靴下店「HitoAshi(ひとあし)」など、気になるお店ばかりで、目移りしてしまいました。

普段使いにピッタリな専門店街「フォーリス」。「カルディ」やスーパーの「ヤオコー」、フードコートも便利

「ミッテン府中」と「フォーリス」は建物内で一体になっています。


▲「フォーリス」は、地下1階から3階の4フロア。肩ひじ張らずに毎日利用できる普段使いにピッタリな店舗が勢揃いしています。
(フォーリス 現地より約300m・徒歩4分)

 

地下1階のスーパーマーケット「ヤオコー」は、家計にやさしい価格の商品が並びます。
特にお惣菜・お弁当コーナーの品揃えにびっくり!和洋中バラエティー豊かなメニューが揃っていて、毎日の食卓の強い味方になってくれそうです。
常温商品のみが対象ではありますが「当日宅配サービス」もあるので、大きな荷物やお米などがあるときは利用したいですね。営業時間は10時~21時までです。

1階はおもに食品専門店とフードコート。

ふらりとつい立ち寄ってしまう「カルディ」には、コーヒーをはじめ輸入食材やお菓子など、購買意欲の湧く商品が並んでいます。あれもこれもカゴに入れてしまわないように注意が必要です(笑)。

そのほか、「ミスタードーナツ」や「モスバーガー」、「ドトールコーヒー」、「靴下屋」、洋服リフォームの「ママのリフォーム」なども使えそうだなと思いました。


▲府中で人気のソフトクリームがフォーリスにあるとの噂を聞きつけてやってきたのは、「milkkiss(ミルクキス)」。
ご覧ください!イタリア製最高峰・カルピンジャーニ社製のソフトクリームマシーンを使用して作られたこの美しいmilkkissソフト(税込450円)を!空気の含有量が違うのでしょうか、口に入れた途端にスッと溶けていきます。やさしい甘さなのに濃厚で超なめらか。大袈裟ではなく、私の人生で1・2を争うほどおいしいソフトクリームでした。

映画館や子ども家庭支援センターも!「くるる府中」はアットホームな雰囲気

最後に紹介するのは、どこか懐かしさを感じる「くるる府中」。

それもそのはず。1954年創業のミートショップ「いせや」や、1981年創業の老舗ラーメン店「らいおん」など、再開発ビルとして「くるる府中」が誕生する前から地元で愛され続ける名店が営業しているんです。


▲靴の「ABC-MART」や100円ショップ「キャンドゥ」、カジュアル衣料の「Right-on」などをはじめ、会員にならずともコストコの商品が手に入る再販店「stockmart」やクレーンゲームの「タイトーステーション」などのショップも。
営業時間はショッピングが10時~20時(一部店舗は22時)、レストランが11時~22時(一部店舗は23時)です。
(くるる府中 現地より約350m・徒歩5分)

 

飲食店も個性豊か。代々木駅前に本店をもつグルメハンバーガー店「JB’s TOKYO」や家族でお肉が楽しめる「焼肉名門」、若者に人気のクレープ店「ココマンナ」、新作が出るとつい行きたくなる「スターバックスコーヒー」、みんな大好き「31アイスクリーム」などが各フロアに点在しています。

さらに「くるる」には、特別な日に利用したい、星付き出身のシェフが手掛ける本格フレンチレストラン「wine restaurant LE CONTE」や、仕事帰りにカウンターでちょっと一杯が楽しい居酒屋「ホッピーまる」といったお酒を楽しめる飲食店も。


▲「くるる府中」といえば、5階の映画館「TOHOシネマズ府中」でしょう。
家から徒歩圏内に映画館があるなんてなかなか無い環境だと思いますが、駐車場を気にすることなく、また平日仕事終わりにレイトショーを観に行くこともできそう。

こちらでは、座席の動きやにおいの演出があるMX4Dもあるそうで、話題の作品はMX4Dで“体感する”のもおすすめです。

ちなみにTOHOシネマズには、毎月1~2回、赤ちゃんと一緒に映画を楽しめる「ベイビー クラブ シアター」というサービスがあります。
照明は真っ暗にならず、音量も少し下げられるなど、さまざまな配慮がなされています。上映中に赤ちゃんが泣いてしまってもお互いさま。子育て中のママさんパパさんも、ぜひ利用してみてはいかがでしょうか。

 

また3階の「子ども家庭支援センター たっち」は、育児の悩みや疲れを解消できる、府中市が運営する施設です。
0歳から就学前までの子どもと保護者が利用できる「交流ひろば」(10時~17時)は、子どもが遊んだり、親どうしの友達をつくったりできる場所。ボールプールやおもちゃ、知育玩具などがたくさんあります。なんと土日も開館しているんですよ。

有料・予約制で子どもを一時的に預かってくれる「リフレッシュ保育」(1日4時間、1か月8日間まで利用可能)や、子育てに関する相談も受け付けてくれます。

 

「府中」駅前の5つの商業施設を紹介しましたが、いかがでしたか?

「ないものはないのでは?」と思うほど、何でも揃う「府中」駅前。
目的や気分に合わせて商業施設を選んだり、たまには”ハシゴ”をしたり。いろいろなお店を回れるのも、府中駅近のメリットですね。

※掲載の現地写真は2023年9月に撮影したものです
※距離は現地からの地図上の概算です。徒歩分数は80 m=1分として算出し、端数は切り上げています
※1 受付時間10時~15時、宅配時間13時~19時
林 景子

住宅ライター
林 景子

テレビやラジオのレポーター経験から取材好きに。
現在は、住宅のほか、子育てなどに関するライターとしても活動中。
自宅の壁や家具・小物などに自ら手を加えるなど、DIYが得意。

この物件の他の記事

立地

  • この記事はPRです。
  • このサイトでは、「そのうち」の住宅ライターが実際に物件やその周辺を取材し、または調査したこと、感じたことを記事にしています。住宅検討の参考になるよう丁寧に取材を行っていますが、直近の情報や状況などについては現地等でご確認ください。
  • 情報は掲載日時点のもので、現在は対象の住戸が販売済みになったり、周辺環境等が変わっている場合もあります。