住宅ライターのバウス府中取材レポート

東京都府中市

府中ってどんな街? アクセスや利便性など、街の特徴を調査しました

はじめまして。住宅ライターの林景子です。

今日からこちらのサイト「そのうち」で、新築分譲マンション「バウス府中」のレポートがはじまります。
第三者目線で、さまざまな角度から立地や建物などについてレポートしていきますね。

同マンションが建設されている東京都府中市は、歴史と自然、そして都市の利便性が共存する街。
人口も増加傾向にある(※1)人気のエリアです。

府中市の中心駅は、「バウス府中」の最寄りでもある京王線「府中」駅。
近年再開発がされたことでご存知の方もいらっしゃるかもしれませんが、住むにあたって、どんな特徴がある場所なのでしょうか。

そこで初回のレポートでは、府中について、交通アクセスや駅周辺の様子などをざっくりと調査します。

(上の写真:馬場大門のケヤキ並木とフォーリス 現地より約 300m ※2)

こちらの記事をまとめると……

交通アクセスは? 特急利用で新宿まで 5 駅 32 分。座席指定の「京王ライナー」も利用できます

まずは、「府中」駅からの交通アクセスを確認しましょう。

■京王線(府中~新宿)のアクセス

京王線「府中」駅からは、「新宿」駅へ直通。特急停車駅で、新宿までは 5 駅で到着します。
時間帯によって「新宿」駅までの所要時間は多少異なりますが、特急なら 25~32 分、急行でも 34~40 分。
だいたい 30 分くらいで、新宿までアクセスできる近さです。


▲物件公式ホームページから交通図を引用。

「特急」といっても余分に料金がかかるわけではなく、通常運賃で乗車可能です。また、「府中」駅には、座席指定の「京王ライナー」が停車します。途中の停車駅は「明大前」駅のみで、「新宿」駅までわずか 2 駅で到着します。

京王ライナーの乗車には座席指定券 410 円(車内購入の場合は 700 円)が必要ですが、車内には Wi-Fi や電源コンセントも完備されているよう。

毎日の移動には利用しないかもしれませんが、ゆったり移動したいときや電車の中で仕事をしたいとき、体調の優れないときや子ども連れのお出かけなど、座って新宿まで行ける、または府中まで帰ってこられる選択肢があるのは良いですね。

 

■都営新宿線で、都心へのアクセス

また、京王線と都営新宿線の相互直通運転により、都心主要駅へも直結。

都営新宿線は、山手線のほぼ真ん中を横切るように走っていて、「市ヶ谷」や「九段下」、「神保町」などを通ります。
乗り換えできる路線が多いのが特徴で、地下鉄については、銀座線以外のすべての地下鉄と接続(!)しています。


▲物件公式ホームページから交通図を引用。右側の、黄緑の路線が都営新宿線です。「新宿線からなら、だいたいどの地下鉄駅でも 1 回乗り換えで行ける」のは便利そうです。

商業は? 大規模な駅前再開発が完了。お買い物もお食事も趣味も、駅前だけで揃います

2 つめは商業について。

今回、取材に訪れてあらためて感じたのは、府中の街のキレイさ!
近年行われた再開発により進化を遂げた駅前には、洗練された複数の商業施設が建ち並びます。


▲約半世紀をかけて行われた駅前再開発は、2017 年に完了。
駅南側のエリアには、けやき並木通りやペデストリアンデッキなどのゆったりした歩道で繋がる、4 つの複合商業施設が集まっています。
(馬場大門のケヤキ並木とフォーリス 現地より約 300m)

 



▲4 つの複合商業施設、「ル・シーニュ」「くるる府中」「ミッテン府中」「フォーリス」。
それぞれの規模も大きく、食品スーパーから映画館まで、日常使いやちょっと特別なものでも「買えないものやできないことはないのでは」と思うほど、バラエティーに富んだ店舗が並びます。
ぞれぞれの施設については、次回のレポートで詳しくご紹介しますね。

 


▲駅のコンコースからペデストリアンデッキがつながり、各商業ビルを結んでいます。デッキには至るところにベンチが置いてあり、街の人たちの憩いの場となっていました。
(ル・シーニュ 現地より約 230m、フォーリス・ミッテン府中 現地より約 300m、くるる府中 現地より約 350m)

ペデストリアンデッキやけやき並木通りの歩道などはとても広々。
しかもフラットなので、キャリーバッグやベビーカーをひきながら、またシニアの方や小さな子どもでも歩きやすそう。

なによりも、街なかにほとんどゴミが落ちていないことが好印象。とってもキレイな街なんです。

自然環境は? 府中のシンボル的存在のケヤキ並木や東京五社のひとつ大國魂神社、大型公園など、緑豊かな住環境

府中の特徴の 3 つめは、緑が多く、自然が豊かなこと。

国の天然記念物に指定されている「馬場大門のケヤキ並木」は、府中のシンボル的存在。
駅の北側から大國魂神社にかけて、全長約 500m、約 150 本のケヤキが並んでいます。その起源は古く、平安時代の植樹から始まったとされているのだとか。

大國魂神社やケヤキ並木は、奈良・平安時代に、府中に武蔵国の国府が置かれていたことに由来します。
武蔵国は現在の東京 23 区と多摩地区、旧中葛飾郡を除く埼玉の全域、川崎市、横浜市の大部分とされる大国で、府中はその中心地でした。

歴史があるだけに背の高い大きさで、存在感のある樹々が駅前商業施設のすぐそばにあります。


▲木漏れ日が気持ちいいケヤキ並木。歩道が広く、自転車も通行しやすいよう整備されています。
景観がキレイなだけでなく、日陰を作ってくれるのも夏にはいいですね。
(府中駅前の「馬場大門のケヤキ並木」 現地より約 180m ※2)

 


▲毎週日曜日は、けやき並木通りが歩行者天国に!キッチンカーも出店されたりイベントが開催されたりするなど、多くの人で賑わいます。※2

 


▲1900 年の歴史を持つと伝えられている「大國魂神社」は、マンションから徒歩約 4 分。
歴史ある厳かな神社ですが、1 週間をかけて行われ期間中 80 万人で賑わう大祭で、街の明かりが消された中で神輿渡御(みこしとぎょ)が行われたことに由来する「くらやみ祭」や、「すもも祭」「秋季祭くり祭」など、年間を通していろいろなお祭りが行われていて、地域のみなさんが楽しめる場でもあります。
境内には凛とした空気が漂っていて、なんだか清々しい気分になりました。
(大國魂神社 現地より約 320m ※2)

ほかにも、マンションから約 1500m で、府中市美術館や芝生広場・バーベキュー広場までが公園内にある「都立府中の森公園」や、マンションから約 1110m の「東京競馬場」では体験乗馬が楽しめたりキッズガーデンがあったりなど、緑や子どもと遊べるスポットがいっぱい。

 


▲マンション公式サイトの地図を引用。駅のすぐ近くは商業エリアですが、その周辺に大きな緑のエリアが複数。
さきほどの「都立府中の森公園」は地図外の右上あたりで、距離的にもジョギングの目的地にちょうど良さそう。地図の右下にある「東京競馬場」がマンションから 1.1km ほどですので、おでかけにちょうど良い距離に、ほかにも大きめの公園がいくつかあるのがわかります。

京王線だけじゃない! JR 南武線・武蔵野線を、京王線トラブルの場合の「迂回路」に利用できます

府中の特徴の 4 つめは、「府中本町」駅から、JR 南武線や武蔵野線が利用できること。


▲ここまで京王線「府中」駅周辺について紹介してきましたが、実はもうひと駅利用できます。
「バウス府中」から JR「府中本町」駅までは、徒歩約 8 分と徒歩圏内です。
(府中本町駅 現地より約 640m)

JR 南武線は縦方向・武蔵野線は環状に走る路線のため、都心方面だけではなく、神奈川・埼玉・千葉方面へもアクセスしやすく、1 都 3 県の移動がしやすいのも大きな特徴です。


▲マンションの公式サイトから路線図を引用。

 

■JR南武線

南武線では、こちらも駅前商業が充実した JR「立川」駅まで快速で 8 分・各駅でも 13 分。
立川には伊勢丹や高島屋などの百貨店、ららぽーとやIKEA、また国営昭和記念公園など、お出かけスポットも充実しています。

JR 中央線のほか、「登戸」駅で小田急小田原線、「武蔵溝ノ口」駅で東急田園都市線、「武蔵小杉」駅で東急東横線など、多くの路線への乗り換えができますので、もしものトラブルで京王線がストップしてしまった場合にも、迂回路として府中本町駅を利用することもできるでしょう。
複数路線使えるのは、もしものときに心強いですね。

 

■JR 武蔵野線

武蔵野線は東京都心の外側を環状にぐるっと回る路線で、「府中本町」を起点に、中央線が通る
「西国分寺」を通って、京浜東北線へ乗り換えられる「南浦和」、「西船橋」へ至ります。
「府中本町」から「西国分寺」までは、乗車 5 分です。

武蔵野線も、「新秋津」で西武池袋線、北朝霞で東武東上線など、複数の路線に乗り換えられます。

 


▲また、「府中」駅はバスも充実。各方面へバスで行くこともできます。例えば「国分寺」駅までバスで移動すれば、JR 中央線が利用可能に。
(府中駅ペデストリアンデッキ下のバスロータリー 現地より約 180m)


▲こちらは国分寺行きのバスが 2 路線あるうち、1 路線の時刻表。本数も多く便利です。

 

いかがでしたでしょうか。

「駅前」と聞くと、通路が狭く店舗などが密集したイメージがありますが、府中駅前は空間にゆとりがあり、緑も多く落ち着いた雰囲気。一方で商業施設も充実していて、人の往来も多く賑わいもあります。

都会的でありながら歴史も身近で、やすらぎと楽しさのバランスの良い街だと感じました。

※1 「国勢調査 人口及び世帯数の推移」より
※2 の写真は 大石隼士さん撮影(2023年8月)
※掲載の写真は 2023 年 9 月に撮影したものです。記載の距離は、現地からの地図上の概算です。徒歩分数は 80m=1 分として算出し、端数は切り上げています。
林 景子

住宅ライター
林 景子

テレビやラジオのレポーター経験から取材好きに。
現在は、住宅のほか、子育てなどに関するライターとしても活動中。
自宅の壁や家具・小物などに自ら手を加えるなど、DIYが得意。

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