シニアにとっての府中は? バウス府中での「年齢を重ねてからの暮らしやすさ」を考えます
マンション購入は一生に何度もあることではない大きなお買い物だからこそ、現時点での暮らしやすさはもちろん、将来のことも見据えた住まい選びをしたいもの。
将来もいきいきとした生活を送るために、住まいに必要なものは何でしょうか。
今回は、年齢を重ねてからの、府中や「バウス府中」での暮らしについて考えてみたいと思います。
(上の写真:イメージ画像)
こちらの記事をまとめると……
■自宅周辺で完結する生活利便性の高さは、どのライフステージであっても魅力的
■生活に欠かせない施設だけでなく、生活を「楽しむため」の施設も
■緑の多い周辺環境。坂が少なく移動もスムーズ
■マンションについては? 日当たりの良さと広さは、おうち時間を快適にしてくれます
自宅周辺で完結する生活利便性の高さは、どのライフステージであっても魅力的
「年齢を重ねてからの暮らしに、あると良さそうな要素は何か」を考えてみましょう。
まず考えられるのは、自宅周辺、特に徒歩で移動できる範囲の生活利便性の高さ。
退職後に通勤することがなくなって行動範囲がコンパクトになったり、そろそろ運転免許証を返納しようかと考えたりする時、「徒歩範囲でどの程度不便なく生活できそうか」は重要なポイントになるのではと思います。
▲これまでにも紹介してきたように、府中駅の周辺には「ないものはないのでは?」と思うほど、さまざまなお店や施設があります。
(馬場大門のケヤキ並木とフォーリス 現地より約300m)
たとえば、以前の記事(府中駅前の5つの商業施設を調査しました)で紹介したものだけでも…
・食品スーパー
・ドラッグストア
・家電量販店
・ホームセンター
・飲食店
・書店
・100円ショップ
・映画館
・ベーカリー
・子育て支援センター
・各種習い事教室
・クリーニング
・携帯ショップ
……などなど。
このほか、コンビニ(徒歩3分のセブンイレブン他)や、銀行(UFJ銀行、三井住友銀行、みずほ銀行、りそな銀行の都銀4行は、府中駅前に支店や出張所があります)、徒歩5分(約350m)の場所に「府中市役所」、徒歩6分(約410m)の場所には「武蔵府中郵便局」もあります。
医療機関では、徒歩4分以内に内科や整形外科・皮膚科・小児科などのクリニック、救急対応の総合病院「府中病院」が徒歩11分(約820m)、休日・夜間診療の「府中市保健センター」は徒歩12分(約910m)と、いざという時に頼れる距離にあります。
また府中駅から「新宿」駅へは京王線で直通32分なので、たまには都心部の百貨店などにショッピングに出かけるのもいい刺激になりそうです。
▲駅前ペデストリアンデッキ周辺の大きな商業施設だけでなく、ケヤキ並木沿いや路地裏にもいろいろなお店が軒を連ねます。
特に飲食店は、チェーン店から地元で長く愛される名店までさまざまなジャンルのお店があるので、お気に入りや行きつけのお店を見つけるのも楽しそうです。
(馬場大門のケヤキ並木:現地より約230m 宮西国際通り商店街:現地より約120m)
私の親は「少量だけ作るのは大変だから…」とスーパーでお惣菜をよく購入するのですが、実家の近所にはスーパーが1軒しかないため、そのお惣菜のラインナップに「正直飽きてしまった」と話していました。
選択肢が少ないと、選ぶことや食べることの楽しみも減ってしまうようです。
その点「府中」駅前には、「京王ストア」や「ヤオコー」、「成城石井」などお惣菜やお弁当のラインナップが充実したスーパーマーケットが複数あり、さらに「餃子専門店くりばやし」や「ミートショップいせや」、「惣菜 咲菜」など、手軽にテイクアウトできるお惣菜のお店も揃っていて、いいなと思います。
選択肢が多すぎて逆に困ってしまうかもしれませんね(笑)。
「食べる事は生きること」とも言われますが、“食”を充実させてくれる環境は、健康的で満足度の高い毎日をサポートしてくれそうです。
生活に欠かせない施設だけでなく、生活を「楽しむため」の施設も
こういった“生活に欠かせない施設”だけでなく、「バウス府中」の徒歩圏内には、“生活を楽しむための施設”も充実しています。
▲「コナミスポーツクラブ府中」は、マンションから徒歩2分(約160m)。
トレーニングマシンはもちろん、エアロビやヨガ、ダンス、格闘技などの各種プログラム、大人向けのテニスやゴルフスクール、プール、スパ、サウナなども揃っています。
マンションから目と鼻の先なので、無理なく通うことができそうですね。
(コナミスポーツクラブ府中 現地より約160m)
▲「府中駅前天然温泉 縄文の湯」と「ゴールドジム府中東京」は、マンションから徒歩4分(約270m)の同じビル内にあります。
縄文の湯は地下1,500mから汲み上げられた天然温泉。海水の成分に近い塩分を含んだお湯で、保温効果が高い泉質なのだとか。サウナーにも人気のスポットのようです。
そして、本格的に身体を鍛えたい人にも人気の「ゴールドジム府中東京」は、なんと24時間営業。
女性専用エリアも完備し、パーソナルトレーニングもできるそう。
(府中駅前天然温泉 縄文の湯・ゴールドジム府中東京 現地より約270m)
▲そのほかにもマンションから徒歩圏内には、銭湯やカラオケ店も複数あります。
大きなお風呂で足を伸ばしたり、大きな声でストレス解消したり。自宅近くで、しっかりリフレッシュできそうです。
▲JR「府中本町」駅前には「ラウンドワン府中本町駅前店」(約560m 徒歩7分)もあり、ボウリングやダーツ、ビリヤードなども楽しめます。
ラウンドワンの地下1階にはカルチャーセンターもあり、美術や書道、手芸や音楽、語学や生け花、着付け、健康体操や気功、囲碁・将棋や写真、占い、料理、ワインなどさまざまな講座が用意されているので、新しいことにもチャレンジできそうです。
(ラウンドワン府中本町駅前店 現地より約560m)
緑の多い周辺環境。坂が少なく移動もスムーズ
商業施設が充実し、多くの人で賑わう府中駅前。
一方、ケヤキ並木通りの大きな樹々や、駅から少し離れますが、マンションから約1500mに大きな公園の「都立府中の森公園」があるなど、緑の多い環境でもあります。
「年齢を重ねたら、郊外や避暑地でのんびり暮らしてみたい」とは思うものの、毎日の生活を考えると街中の利便性は捨てがたい。
そういった嗜好の方から、「府中は、利便性と緑のある環境のバランスがほどよい」といった声もあるようです。
▲大國魂神社やケヤキ並木通りをはじめ、マンション周辺は緑が多いのが特徴です。
(大國魂神社 現地より約320m、馬場大門のケヤキ並木 現地より約230m)
「馬場大門のケヤキ並木」は、大國魂神社の隨神門より北へ約700m続きます。ケヤキの色づきや落葉を眺めて、季節の移ろいを感じながらお散歩するのもステキですね。
ほかにも、徒歩5分の場所にある「寿中央公園」(約400m)や、徒歩12分の「府中公園」(約910m)では、春は桜・夏はハスなど、四季の花が咲きます。
また、府中駅周辺は坂がなくフラットなことも、長く暮らすうえでとてもいい点だと思います。
▲商業施設の集まる駅前ペデストリアンデッキはきれいに整備されていて歩きやすいだけでなく、ところどころにベンチも置かれているので、お買い物に出たついでに、ちょっと休憩するのにもピッタリ。
ベンチは年配の方だけでなく、子ども連れやカップルなど、たくさんの方が気軽に利用しているよう。
ちなみに私もベンチに座ってソフトクリームを食べました(笑)。
(府中駅周辺 現地から約320m)
マンションについては? 日当たりの良さと広さは、おうち時間を快適にしてくれます
最後に、建物について。
住まいの好みはそれぞれのため、「長く住むことを考えた時に大事な建物選びのポイントはこれ」というのは一概には言えませんが、一般にマンションの購入を検討するシニアの方で、「日当たり」と「広さ」を重視する方は多いようです。
その点、「バウス府中」の南向きであることと、専有面積の広さは、シニアの方にも評価されているよう。
▲退職して、自宅で過ごす時間が長くなることも、日中の日当たりを大事に思う理由のひとつです。
(「バウス府中」マンションギャラリー モデルルーム)
また、近年のマンション価格上昇をうけて、販売価格を抑えるためにお部屋の専有面積が小さくなる傾向にありますが、バウス府中の平均専有面積は71㎡と、同じような条件のマンションの平均64㎡よりも広め。
(※平均専有面積64㎡ … 一都三県かつ最寄り駅より徒歩3分圏内、2022年平均面積。MRC調べ)
80㎡超の4LDKもあり、広さや収納が確保できるお部屋も揃っています。
「バウス府中」は広さを叶えつつ、一戸建てにはないマンションならではの暮らしやすさも感じられるでしょう。
たとえば住戸内で階段を上り下りする必要がないことや、草むしりや植木の剪定など庭のお手入れが不要なこと、防犯対策もしっかりしていてセキュリティ面に安心感があることなど、年齢を重ねれば重ねるほどそのメリットを実感できるのではないでしょうか。
▲長く住むほど、物や思い出は増えるもの。
筆者は整理収納アドバイザーとしてお片付けアドバイスも行っていますが、年配の方のご自宅ほど荷物が多い傾向にあります。
また、退職して趣味に没頭できる時間を持てるようになったからこそ「趣味の部屋が欲しい」という方も多く、特にものづくりやコレクションが好きな方は飾っておくスペースを作られる方も。
年齢を重ねたからこそ、できれば広さが欲しいというケースも少なくないのです。
いかがでしたか?
元気でいきいきとした生活を長く続けるためにも、出かけるのが億劫にならない範囲で毎日のお買い物ができたり、四季を感じながらお散歩したり、おいしいお店を探したり、お風呂に行く、お友達とカラオケをするなど、気軽に出掛けてできることの選択肢が多く楽しみがある、歩くことで体力づくりが自然にできる環境はとても大切だと思います。
また、「お金をたくさんかけなくても楽しめることが多いため、無理なく続けられる」というのもポイント。
一口に「シニアにとって暮らしやすい街の条件」と言っても、緑の多さや病院の充実など、重視するポイントは人それぞれですが、「アクティブに、毎日を楽しく暮らす」という観点では、府中は条件の良い街なのでは?と感じました。
もちろん、そういった生活環境はシニアだけでなく、忙しい子育て世代や学生さんなど、どの世代にとってもメリットがあると思います。
※記載の距離は、現地からの地図上の概算です。徒歩分数は80m=1分算出(端数切上げ)しています。
住宅ライター
林 景子
テレビやラジオのレポーター経験から取材好きに。
現在は、住宅のほか、子育てなどに関するライターとしても活動中。
自宅の壁や家具・小物などに自ら手を加えるなど、DIYが得意。