同じ「3LDK」でもココに違いが。BタイプとDタイプを徹底解説
「いいな」と思うマンションに出会ったとき、その中でどの間取りのお部屋にするか、迷う方もいらっしゃると思います。
【ジオ覚王山】では5タイプの間取りが用意されていて、3LDKのお部屋でも4タイプ。
同じ3LDKと言っても、広さ(専有面積)も違えば、お部屋の配置や収納も違い、それぞれに特徴があるため「自分にはどのお部屋が合っているのか?」悩んでしまいそうです。
そこで今回は【ジオ覚王山】の3LDK住戸のうち、BタイプとDタイプに注目。
それぞれの違いや特徴についてご紹介しましょう。
【ジオ覚王山】で最も広い、ゆとりある「Bタイプ」
まずは【ジオ覚王山】の5タイプの間取りの中で、最も専有面積が広い、82.25㎡のBタイプから見てみましょう。
▲Bタイプ/3LDK
住戸専有面積/82.25㎡(約24.88坪)、アルコーブ面積/5.26㎡(約1.59坪)、 バルコニー面積/19.68㎡(約5.95坪)、サービススペース面積/6.61㎡(約1.99坪)
このお部屋の特徴は、やはり82.25㎡の専有面積を活かした「空間のゆとり」。
たとえば、洋室(1)は約7.3帖の広さがあるため、ダブルベッドを置いてもゆったりと過ごせそうです。
洋室(2)(3)も約5.0帖の広さが確保されているため、子育てファミリーなら、子ども部屋にしてお子様のベッドや学習机を置くのにもピッタリ。
また、十分な広さの個室が2つ設けられているBタイプは、テレワークや共働きで生活リズムが異なるなど、それぞれ自分だけのお部屋がほしい2人暮らし世帯にもオススメの間取りと言えるでしょう。
ゆとりがあるのはお部屋の広さだけでなく、玄関やお風呂にもゆとりが生まれています。
▲玄関は、外からお部屋の中が見えにくい「クランクイン玄関」を採用。
アルコーブによって共用廊下から距離がとられているため、お部屋のすぐ前を人が通ることがなくプライバシー性の高い設計になっています。
収納は、シューズインクロゼットと下足箱の両方が設置!これなら、靴の多いファミリーでもスッキリと片付けることができ、よく使う靴は下足箱に、季節物の靴はシューズインクロゼットに…と使い分けるのも良さそうです。
ちなみに、下足箱の上はカウンターになっているので、花や絵、季節に合わせた小物を飾るなど、自分らしさを演出する場としてもピッタリですよ。
※写真はモデルルームを撮影したもののため、標準仕様とは異なります。
▲浴室も、他の住戸よりも大きな「1620サイズ」の浴室が採用されています。
ミストサウナ機能を搭載したガス温水浴室暖房乾燥機も標準設置されているため、1人でゆったりと汗を流すのも気持ち良さそう。洗い場も広いため、小さなお子様と一緒の入浴にも快適な広さと言えるでしょう。
※写真はモデルルームを撮影したもののため、標準仕様とは異なります。
リビング・ダイニングも約14.5帖の広さがあり、さらに2面にバルコニーが設けられていることで、大きな窓からたくさんの陽光を取り込み、明るく開放感のある暮らしが望めそうだと思います。
▲2面バルコニーかつ角住戸のため窓が多い点にも注目!コーナーサッシも採用されているので、どのお部屋からものびのびとした開放感を感じることができそうです。
ちなみに、廊下の物入は掃除機をそのまま収納できる「ユーティリティスペース」になっているなど、快適に暮らせる工夫が細かな点まで行き届いていますよ。
※画像内の写真はモデルルームを撮影したもののため、標準仕様とは異なります。
空間を有効活用!家事動線も良い「Dタイプ」
続いて、70.03㎡のDタイプを見てみましょう。
▲Dタイプ/3LDK
住戸専有面積/70.03㎡(約21.18坪)、アルコーブ面積/6.76㎡(約2.04坪)、バルコニー面積/11.70㎡(約3.53坪)
Dタイプの特徴は「効率の良さ」と思います。
それを感じることができる点の一つが、廊下の短さ。
上の間取りをもう一度見てみると、お部屋の中で廊下の面積が少ないと思いませんか?
廊下が短いことのメリットは、その分、リビング・ダイニングをはじめとした居住スペースが広くとれること。
専有面積が小さいと、税金や管理費、修繕積立金などの住み始めたあとのランニングコストの節約にもつながります。
間取りを見る際、ついつい専有面積の数字に目が行きがちですが、廊下の長さにも注目してみることで「専有面積は小さくても、リビング・ダイニングや洋室は広くとられている」など新たな発見があるかもしれませんよ。
さらに、Dタイプは家事動線もとても効率的!
▲キッチンのすぐ隣に洗面洗濯室がレイアウト。
日頃家事をしていると、洗濯機を回している間に朝ごはんの準備をしたり、夕飯の片付けをしている間に、お風呂から出てきた小さなお子さんのお世話をしたり…と何かと行き来することが多いんですよね。
物入(納戸)も近くに設けられているため、ここに掃除機などをしまっておけば、ちょっとしたスキマ時間や気になったときにササッとお掃除もすることができそう。
短距離の移動でスマートに家事を同時進行することで、時短にも繋がりますね。
またDタイプで特徴的なのが、洋室(3)に設けられた「連結引戸」。
▲「連結引戸」は、3枚の扉によって、引き戸を開け閉めする感覚で手軽にリビング・ダイニングと繋げたり、仕切ったりできる優れもの。開けた扉は壁の部分に納めることができるので、見た目もスッキリ。床にレールがない仕様なので、お掃除がしやすいのも嬉しいポイントです。
※床の一部に、扉を固定するための金具が設置されています。
この連結引戸を活用すれば、将来的に家族構成が変化しても、ライフスタイルに合わせて空間を効率的に使うことが可能。これから子育てを考えているプレファミリーにオススメしたい間取りだと思います。
▲お子様が生まれるまで・または1人で小さいうちは、空間を開放して約17.8帖の広々リビング・ダイニングに。お子様が2人になって大きくなったら、連結引戸を閉めて個室に。
そして、お子様が巣立ったら、また連結引戸を開けて…と必要に応じて自由に間取りを変化させることができます。
また子育てファミリー以外でも、「いつもは個室はいらないけれど、オンライン会議のときだけ個室がほしい…」や「たくさんの友人を呼んだ時だけ、広い空間がほしい」など、ピンポイントな個室のニーズを持った方にもオススメですよ。
いかがでしたか?
同じ「3LDK」でも、間取りや広さによって、その生活スタイルは大きく変わってきます。
「自分がどんな暮らしをしたいか?」を思い描いて、ライフスタイルに合った間取りを選んでくださいね。
住宅ライター
村田明音
住宅ライター。女性誌の編集や広告営業を経て、ライティング会社を設立。マンションや一戸建て、リノベーションなど住宅分野に幅広く関わっている。旅行先でも、物件や町の住みやすさをついチェックしてしまう。