住宅ライターのジオ覚王山取材レポート

名古屋市千種区

【ジオ覚王山】のここがポイント!阪急阪神不動産の担当者さんにインタビュー«後編»

名古屋エリア初の<ジオ>となる【ジオ覚王山】に込められた想いやこだわりを、事業主の阪急阪神不動産さんに伺うインタビューの後編。

前回は覚王山という街に対する印象や【ジオ覚王山】のデザインについてのお話でしたが、
今回は「品と質。その、頂へ。」をブランドコンセプトに掲げる<ジオ>の品質管理や住まいづくりにおける取り組みについてお話を伺います。

 

<ジオ>の高い品質が評価され、阪急阪神不動産は「2022年オリコン顧客満足度®調査」新築分譲マンション 近畿で第1位を獲得(※1)


▲さらに、住まいサーフィンによる「売主別 中古マンション価格の値上がり率ランキング(2021年関西版)」においても5年連続1位を獲得されています(※2)

つまり、「買うときも」「買った後も」高く評価されている<ジオ>。

そんな<ジオ>の秘密を、【ジオ覚王山】の企画に初期段階から携わってきた、事業推進グループの磯野さん(写真右)と、品質管理グループの中野さん(写真左)のお話から紐解いていきましょう。

安心・安全を一番に考えて、阪急阪神不動産独自で工事状況をチェック。

Q1.<ジオ>には、独自の品質管理システム<ジオチェック プラス>がありますよね。
品質管理にはかなりこだわられている印象がありますが、実際のところはどうですか?

中野さん「<ジオチェック プラス>の基にあるのが、“安心”“快適”“持続”の3つの永住思想です。
私の在籍している品質管理グループで図面や工事状況のチェックなどを行う際も、永く安心して快適に暮らしていただけるよう、表に出る部分と合わせて、配管などの“建物が完成すると見えなくなる部分”を重視してチェックしています。」

磯野さん「阪急阪神不動産の品質管理にかけるマンパワーは他社に負けません!
関わる人数も多いですし、ベテラン社員の割合も高く、マンション事業の大黒柱だと思っています。」


▲企画・設計・工事計画・工事・竣工に至る5つのステップにおいて、工事監理者・設計者や工事施工者に加え、阪急阪神不動産でも独自のチェックを行う<ジオチェック プラス>。
中野さんによると、施工者からの工事状況報告や定期的な現場確認により、品質がきちんと保たれているかどうか確認することもあるのだとか。またチェック項目も随時見直し、ブラッシュアップされているそうですよ。

磯野さん「私たち阪急阪神不動産のルーツは鉄道会社(阪急電鉄)にあります。鉄道会社において安心や安全は欠かせませんよね。
また、阪急阪神ホールディングスの共通理念としても「安心・快適、夢・感動」を掲げています。
弊社ではマンションをはじめとした不動産を通して夢や感動を届けたいと考えていますが、何よりも欠かせないのが安心、次いで快適と考えているんですよ。」

 

Q2住まいの安心・安全性にはかなりこだわりがありそうですね!
そのこだわりが【ジオ覚王山】に表れている部分はありますか?

中野さん「安全に関しては、ご入居後の色々な生活シーンを想定して考えています。
そのため、日常の暮らしの中で少しでも「危ないな」と感じるものは、設計段階で指摘・改善するようにしています。」

そんな<ジオ>のこだわりが表れているポイントをお二人にモデルルームで案内していただきました。

 
▲写真左:洗面洗濯室の三面鏡裏にドライヤーなどを収納できるフックが取り付けられていますが、同じスペースにはコンセントが見当たりません。「コンセントの挿しっぱなしによる発火事故を防ぐため、あえて近くにはコンセントは設けないようにしています。」と中野さん。
写真右:三面鏡扉の裏などには、「ご使用上の注意」というシールが貼られている場所が。
これはメーカーによってあらかじめ貼られているものではなく、<ジオ>独自で注意を呼びかけるために作って貼っているものなのだそうですよ。


▲ダウンライトの位置にもこだわりがあります。扉を開けた時、真上にダウンライトが来ると熱を帯びて発火してしまう可能性を考え、扉の動線上にライトが来ることがないように図面でも現場でもしっかりチェックしているんですって。

ほかにも、水が溜まりやすいお風呂の扉やサッシの下枠には防水機能をもったビスを使う、というこだわりも。そうすることで、永く住んだ際にビスの隙間から水が入って床の木材が腐食してしまうことを防いでいるそうです。
ビス1つにいたるまで<ジオ>独自の基準で指定しているなんて凄いですよね!

磯野さん「正直、安全にこだわるあまりコストがかさんでしまうこともありますが“安全はお金じゃない”というのが<ジオ>の共通認識なんです。」

中野さん「かなり細かな点までチェックしますが、設計会社さんや設備業者さん、施工会社さんなど関わる皆さんに気持ちよく仕事をしてもらうことが良い住まいに繋がると考え、<ジオ>の住まいづくり1つ1つの意図を伝えるように心がけています。」

お客様の生の声を常に取り入れ、進化を続ける<ジオ>。

Q3.<ジオ>の取り組みとしては<ジオフィット プラス>も特徴的ですよね。
どのようにお客様の声を集めて、商品開発に活かしているんですか?


▲<ジオフィット プラス>は、お客様の声を集め・検証し、時代や社会を反映した新たな工夫をプラスした上で、より快適な住まいを生み出すサイクル型プロジェクトです。

磯野さん「まずは、<ジオ>のご入居者様の声を集めます。“ここが思ったより使いにくかった”など、住んでから気づいたことなどを率直にフィードバックしてもらうんです。
同時に、お部屋をスタッフが訪問させていただき“キッチンの使い勝手はどうですか?”“この収納はどのように使ってますか?”など、実際の生活の様子を伺うこともありますよ。

また、<ジオ>のマンションを検討したけれど購入に至らなかった方の意見を、営業スタッフから集める取り組みもしています。
関西には、複数の<ジオ>を見学して検討してきた方も多いので、私たち社員が気づかないような鋭い意見をお客様からいただけることも多いんです。」

 

Q4.そうして集められたお客様の声を商品に反映する上では、どのような取り組みをされているんですか?

磯野さん「大阪の阪急阪神不動産の社内に「ジオフィット プラス ラボ」という施設を作り、マンションのご購入者様やご検討者様などで構成される「住まいモニター」の方や社員を集めて、新しい商品の検証をしています。」


▲「ジオフィット プラス ラボ」内に複数パターンのキッチンや収納などを実際に作り、開催回ごとに「キッチンの収納」「クローゼット」といったテーマを決め、それぞれの使い勝手などについて話し合うのだとか。

中野さん「社内では、毎月『マンションクオリティ会議』も行っています。
事業推進や品質管理、アフターサービス、販売部門やグループの管理会社も、マンションにかかわる各事業部の担当者が参加し、お客様からいただいたご意見やご指摘事項について情報共有をしているんです。

そこで挙がった問題点について各部門で持ち帰り、それぞれができる改善策を考え、次の会でまた話し合う…といったことを繰り返して、品質向上に努めています。」


▲キッチンの水栓のホースは、短いとシンクの隅々まで水が届かず、長いとシンクの外まで水が飛んでしまうことも。そこで、“短すぎず長すぎない”絶妙な長さに設定しているんですって。

磯野さん「細かいこだわりが多すぎて、マンションを購入するときは“ふ~ん”としか思わないことでも、入居後に毎日生活するなかで、やっと気づく“あって良かった”がたくさんあると思いますよ。」

 

いかがでしたか?
実際に<ジオ>の住まいづくりに携わるお二人のお話を通して、<ジオ>の品と質への細やかなこだわりを感じていただくことができたのではないでしょうか?

今回ご紹介した以外にも、<ジオ>のこだわりはたくさんあります。
「他にどんなポイントがあるんだろう?」と気になった方は、ぜひ【ジオマンションサロン名古屋】に足を運んでみてくださいね。

【出典】
※1:『2022年 オリコン顧客満足度調査 新築分譲マンション 近畿ランキング』
https://life.oricon.co.jp/rank-new-condominiums/kinki/

※2:『「住まいサーフィン」売主別 中古マンション値上がり率(騰落率)ランキング2021』
https://www.sumai-surfin.com/price/increase-rate/developer/touraku-2021/

※掲載の内容は、2022年6月取材時のものです。
村田明音

住宅ライター
村田明音

住宅ライター。女性誌の編集や広告営業を経て、ライティング会社を設立。マンションや一戸建て、リノベーションなど住宅分野に幅広く関わっている。旅行先でも、物件や町の住みやすさをついチェックしてしまう。

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