一之江の生活利便性は? 駅周辺の商業施設をチェックしました

日々の暮らしに欠かすことのできない、食料品や日用品などのお買い物。
住宅購入の際にはその街のお買い物事情を確認しておきたいものですが、一之江の場合はどうでしょうか。
今回は、マンションでの生活を想像しながら一之江駅周辺を散策。まちの雰囲気や商業施設をチェックしていきたいと思います。
(上の写真:一之江駅前 「バウス一之江」から約630m)
こちらの記事をまとめると……
一之江駅ってどんな駅? まずは駅前の雰囲気をチェック
都営新宿線「一之江」駅から徒歩8分の場所に建設中の「バウス一之江」。
一之江駅は、都内の主要駅のような、駅前に大きな商業ビルが複数並んでいたり、多くの人で賑わったりするような駅ではなく、住宅中心の街らしい落ち着いた雰囲気の駅です。
ロータリーや、ちょっとした駅前広場のようなスペースが整備されて、ある程度の人の流れがあり、日常生活に必要なお店が適度に揃っています。
▲こちらはA3c出口の様子。
マンションに向かうのに利用する出口で、きれいな駅前広場が整備されています。
街路樹を囲うように置かれたベンチでは、休憩をしたり待ち合わせをしたりおしゃべりをしたりと、思い思いに過ごしている方の姿が見られました。
放置自転車やポイ捨てゴミなどもほとんどありません。
(上の写真;一之江駅前 マンションから約630m)
▲マンションからの行き帰りに通る、東側のロータリーの様子。
タクシー乗り場に加えて、バス停も複数あります。
コンパクトなロータリーですが、帰り道にちょっと寄りたいドラッグストアやコンビニなどがあります。
(どんなお店があるかは、のちほど詳しくご紹介しますね)
駅にお買い物に来られた方や、学生さんなどが行き交っていました。
▲西側のA2出口あたり。
最初にご紹介したA3c出口から50mくらいの場所で、こちらにもバス乗り場があります。
エレベータ―を利用したい場合は、こちら側の出口も便利です。
(上の写真:一之江駅前 マンションから約690m)
▲環七を挟んで西側にも、一之江駅A0・A1出口があります。
こちらもロータリーになっていて、きれいに整備された広々とした空間。こちらにも商業施設や、マンションが並びます。
(上の写真:一之江駅前 マンションから約770m)
全体的に穏やかな駅で、落ち着いた雰囲気が好きな方に良いのではと思います。
駅周辺にはどんなお店がある? 駅前すぐの便利な「マルエツ」や、複数のドラッグストアも
では、どんな商業施設があるのか見てみましょう。
まずはスーパーです。
▲最初にご紹介したA3c出口の目の前のビルにあるのが、スーパーマーケット「マルエツ 一之江駅前店」と100円ショップ「DAISO マルエツ一之江駅前店」。
便利な場所にある大きなスーパーなので、普段のお買い物はこのマルエツですることが多くなるのではないでしょうか。
このビルには他にも、クリーニング店や調剤薬局、小児科・皮膚科などのクリニックが入っています。
(上の写真: マンションから約630m)
2021年に建てられたビルで、新しく店内はとてもきれい。
1・2階の2フロアがマルエツで、1階には弁当やパン、飲料やアイスクリーム、お菓子などが、そして2階には生鮮食品や日用品などが並びます。
特にいいなと思ったのが、1階のお惣菜のコーナー!
和洋中バラエティに富んだラインナップでどれもとてもおいしそう。ベーカリーのパンも種類が豊富。クリスピークリームドーナッツも販売されていました。
1階にあるので、コンビニ感覚でお弁当やパン、ドリンクを購入できそうです。
営業時間はなんと、朝9時~深夜1時。
帰りが遅くなってしまったときなどにも、ありがたい存在になりそうです。
3階には100円ショップ「DAISO」が入っていて、広さは中規模ですが、品揃えが良い印象でした。
ダイソーは朝9時~21時まで営業。駅前に100円ショップがあるのは、何かと便利に使えそうですね。
一之江駅の駅ビル内には、コンビニとお弁当店があるのも嬉しいポイント。
▲画像1枚目:「セブンイレブン 江戸川一之江駅前店」は駅直結。利用頻度も増えそうです。
画像2枚目:「キッチンオリジン 一之江駅ビル店」はモバイルオーダーもできるので、帰りの電車の中で注文しておけば、待つことなくピックアップできますね。
営業時間は朝8時~22時までです。
(上の写真: マンションから約630m)
次は、マンションに向かう方の、東側のロータリーを見てみます。
▲東口のロータリーには、ドラッグストア「どらっぐぱぱす 一之江駅東口店」が。
店内はそれほど広くありませんが、日用消耗品や化粧品、薬などを購入するなら十分な品揃えだと思います。
営業時間は朝9時~21時45分まで。比較的遅くまで営業しているのも有難いです。
(上の写真: マンションから約630m)
▲コンビニは、駅ビルだけでなく東側のロータリーにも「ローソン 一之江駅前店」が。
(上の写真: マンションから約600m)
またこちらのローソンの斜め向かいに「ファミリーマート 一之江三丁目店」もあります。
帰り道に無理なく寄れる場所に、コンビニが3店舗揃っているのは便利。
▲「まいばすけっと 一之江3丁目店」はスーパーとコンビニの中間でイイトコ取りようなお店。
一般的なスーパーよりも品揃えは少ないですが、生鮮食品や冷凍食品、総菜や日用品なども揃い、サクッと買い物したいときに便利です。
朝7時~23時まで営業しているので、朝早くから野菜やお肉などの調達もできちゃいます。(上の写真: マンションから約670m)
こちらのロータリーを出て100mほど進んだところにあるのが、「まいばすけっと 一之江3丁目店」と「くすりの福太郎 一之江店」。
▲「くすりの福太郎 一之江店」は品揃え豊富なドラッグストア。
店内は広々としていて、お買い物がしやすそうでした。飲料やお菓子なども売っています。
営業時間は朝9時30分~21時45まで。
(上の写真: マンションから約680m)
飲食店も、駅周辺の目立つあたりにはチェーン店がいろいろそろっています。
▲「コメダ珈琲店 一之江駅前店」は、ひとり掛けの席もあって、ゆっくりできる便利な駅前カフェ。喫茶店ですが、しっかり食事もできます。
ほかにも「餃子の王将 一之江駅前店」、「マクドナルド 一之江東口店」、「すき家 一之江駅前店」「や台ずし 一之江駅前町」「牛角 一之江店」などなど。和洋中いろいろ選べるだけでなく、テイクアウトができるお店も多いので、持ち帰って自宅でゆっくり食べるのもいいですね。
(上の写真: マンションから約590m~690m)
また個人経営のお店もチラホラ。長年地元の人たちに愛されてきたお店も多いようです。
西側のロータリーには、スーパーやファミレスが入った複合ビルも。生花店やスイーツの店もあって楽しい
最後に、一之江駅の西側ロータリーのほうもご紹介しましょう。
▲マンションからだと駅の反対側ですが、歩いて10分くらいの距離です。ロータリーのまわりにいくつかのお店が。
▲複数の商業施設や、クリニックモール、集会室やスポーツルームが利用できる「一之江コミュニティプラザ」がある複合商業ビルがあります。
こちらのビルには、生花店をはじめ、飲食店なども軒を連ねます。
「サイゼリヤ」や「バーミヤン」、「モスバーガー」、「鳥貴族」など、子連れでも行きやすい、家族やお友だちとワイワイ楽しめるお店が勢揃い。
▲そのビルの1階には「スーパーヤマイチ 一之江店」が。とてもアットホームな雰囲気のスーパーです。
広すぎず狭すぎずといった店内で、「低価格な設定で買いやすそうだな」と感じました。
営業時間は朝9時~22時までです。
(上の写真: ヤマイチ一之江店 マンションから約770m)
▲西側ロータリーのまわりは、ビルやマンションの1階がテナントになっていて、カレーの「CoCo壱番屋」や「ドコモショップ」など、ほかにもいくつかの店舗があります。
▲画像1枚目:見た目もキレイでおいしいケーキや焼き菓子が人気の洋菓子店「ラ・フィーユ」。フランスのミシュラン1ツ星シェフのもとで修行したオーナーシェフがつくる洋菓子は、お祝いや手土産にも喜ばれそうです。
画像2・3枚目:処方せん受付もある「マツモトキヨシ 一之江駅西口店」、手軽な価格で買いやすい洋菓子店「シャトレーゼ 一之江店」も並びます。
(上の写真: マンションから約770m~890m)
こちらのロータリーは、「バウス一之江」とは反対側になりますが、たとえば「お誕生日にケーキとお花が買いたい」「今日は特売日だからヤマイチへ行こう」など、目的に合わせて利用することも多そうです。
いかがでしたか?
一之江駅には百貨店や商店街などは無く、あれこれ何でも買えるような駅ではありませんが、スーパーやドラッグストアが複数店舗、100円ショップ、飲食店(小さな子どもがいても行きやすいファミレスや、自宅近くにあると便利なテイクアウト系)などがあり、日ごろ必要なものはまとまって揃うなという印象でした。
また、コンパクトな駅ならでは、駅を出てすぐ正面のいちばん動線の良い場所にスーパー(マルエツ)があったり、そのままの帰宅ルート上にドラッグストア(ドラッグぱぱす)やコンビニがあったりして、「買い物のために遠回りしなくて済む」のはメリットかなと思います。
歩道などが広々としていて、まち全体がきれいなことも、とてもいいなと思いました。
「バウス一之江」のモデルルームが見学できるマンションギャラリーも一之江駅の近くにありますので、マンションギャラリーに行かれる方は、見学のついでに駅周辺もチェックしてみていただけたらと思います。
※距離は現地からの地図上の概算です。徒歩分数は80m=1分として算出し、端数は切り上げています

住宅ライター
林 景子
テレビやラジオのレポーター経験から取材好きに。
現在は、住宅のほか、子育てなどに関するライターとしても活動中。
自宅の壁や家具・小物などに自ら手を加えるなど、DIYが得意。