見て・聞いて・触れて・体感する「住まいとくらしの情報館」をレポート!【前編】
「パナソニック ホームズ」の住まいは
デザインや間取りが優れていることはもちろん、
技術や構造、設備など「パナソニック ホームズ」だからこそできるこだわりが
多くの方に選ばれている理由です。
そんな「パナソニック ホームズ」の住まいを
見て・聞いて・触れて・体感することができる
『住まいとくらしの情報館 千里』を、実際に筆者が見学をしてきましたので、
今回はその模様をお届けします!
専門スタッフによる丁寧でわかりやすくユーモアを交えた解説!
『住まいとくらしの情報館 千里』は完全予約制。
来館し受付をすると、専門スタッフさんが館内を案内してくださいます。
“キラっと輝くテクノロジー”、外壁タイル「キラテック」について紹介するコーナー。
映像を見たり実験をしたりしながら、専門スタッフによる解説が進みます。
難しい内容も噛み砕いて説明してくれるので、思わず「へぇ」「なるほど」「すごい」など声に出してしまうほど。
疑問点は質問すればズバリ答えてくださいますよ。
▲「キラテック」は“光触媒技術”を利用。この光触媒技術は、汚れ防止対策として採用されているのだとか。
光触媒の大気浄化・抗菌・脱臭・浄水・防汚の5つの機能が今、さまざまな分野で応用され、実用化されているそうです。
「外壁を明るい色にしたいけれど、汚れが目立つのは気になる…」
そう考えている人も多いのではないでしょうか。
そんな皆さん、安心してください!
この「キラテック」は、光触媒の作用で汚れにくく、
また汚れても紫外線や雨で落ちやすくするセルフクリーニング効果を発揮するんです。
例えば、換気口の下の部分が油で汚れているというお家を見かけたことはありませんか?
「キラテック」ならセルフクリーニング効果により
特別なお手入れをしなくても美しさをキープできるので、
躊躇なく憧れのホワイトをはじめ、好きな色の外壁を選ぶことができるんですよ!
「でもそれって本当!?」と思った皆さん。
そんなキラテックタイルの効果を、情報館では実験で見ることができます。
そしてタイルを壁に貼る接着剤は、今までセメントを使用するのが一般的でした。
しかしセメントでは地震や劣化により、剥がれ落ちてしまうことがあったそうです。
パナソニック ホームズのキラテックタイルには、
揺れに対して追随してタイルの脱落を抑制する
「変成シリコーン」という接着剤が使われています。
この伸びる性質のある接着剤を使用することにより弾力を持たせることができるので
地震などにより剥がれ落ちることが少なく、大切な家が守られるのです。
実験を目の当たりにしたり、映像で仕組みや実例を見たり、
なかなか知ることのできない接着剤のことまで解説していただき、
キラテックの技術や外壁のことを、よく理解することができました!
自然の力を生かして快適な住まいを実現する空気コントロール技術「ピュアテック」について紹介するコーナー。
▲夏涼しく冬暖かい床下の空気を、0.3μmまでの微粒子を99.97%除去するというHEPAフィルターを通って取り込み、室内に循環させる「エコナビ搭載換気システム HEPA+」。
実際のHEPAフィルターの展示をはじめ、床下がどのようになっているのか、どのように循環させるのかをわかりやすく解説してくださるので、快適な空気コントロール技術に納得!
▲断熱性や気密性に優れ、結露も抑えるアルミ樹脂複合サッシを採用するパナソニック ホームズ。
単板ガラス・複層ガラス・Low-E複層ガラスの断熱性の違い、アルミ部分の違いを実際に触れて確認。きっと「こんなに温度が違うの!?」と驚きますよ。
省エネ高断熱は、細部にまでこだわっているからこそ実現するのだと実感することができました。
そして主婦である筆者が特に“イイ!”と感じたのが、
お部屋の壁に北海道稚内産「稚内珪藻土」の石膏ボードを使用していること。
情報館では霧吹きで稚内珪藻土に水を吹きかける実験も行われました。
あっという間に吸水。そして室内が乾燥すると水分を放出するので、
室内を快適な湿度に保つことができます。
この稚内珪藻土の石膏ボードはお部屋の壁だけでなく、
押し入れの中まですべてに使われているので、
押し入れの中に入れているいわゆる“湿気取り剤”のような役割も期待できます。
何度でも吸放湿を繰り返す稚内珪藻土、その効果は半永久的に続くそうです。
省エネで快適な室内環境を保てるのは本当に嬉しいですね。
阪神淡路大震災全半壊ゼロを誇る耐震性能!地震体感ルームで当時の揺れを体験
▲情報館には地震体感ルームがあり、震度7の阪神淡路大震災の揺れを再現し実際に体感することができます。
固定されたソファに座っての体感でしたが、ソファにしがみついているのが精いっぱい。
想像以上の揺れに、地震への備えの大切さを痛感しました。
阪神淡路大震災では、パナソニック ホームズ14,953棟の住宅が全半壊ゼロだったそう。
周りの家々が倒壊する中、パナソニック ホームズのお家は無事だったという光景も多かったそうです。
頑丈で耐久性に優れた鉄骨と、パナソニック ホームズ独自の構造技術「パワテック」。
避難するための備えだけではなく、
家そのもの耐震を考えた構造が「パワテック」です。
地震はいつ起こるかわかりません。
大地震が繰り返し起こることも考えられます。
パナソニック ホームズの家は地震にどれくらい耐えられるのかという実験も行われています。
東日本大震災や阪神淡路大震災のようなさまざまな大地震を57回、
さらに中地震83回の合計140回という、
過酷な実証実験映像も見せていただきました。
また阪神淡路大震災の4.3倍、東日本大震災の1.8倍のエネルギー量である限界加振にも挑戦し、
実験終了後の検証では構造体の交換が必要となるような損傷はなかったそう。
大切な資産を守る、繰り返しの地震にも大地震にも強い構造は心強いですね。
正直、筆者は実際に壁の中の構造がどうなっているのか、あまり考えたことがありませんでした。
しかしこうやって他と比較してみて、
「耐震住宅」とひとことで言ってもこんなにも違いがあるのかと愕然としました。
地震体感ルームでは、地震体験だけでなく、
地震に対するパナソニック ホームズのこだわりを映像や解説でも知ることができます。
見えないところが見える!大切なお家だからこそ知っておきたい内側のコト
先ほど紹介した、エコナビ搭載換気システムHEPA+や耐震構造などの他にも、
床下や壁の内部にもさまざまなこだわりが隠れています。
その一部をご紹介しましょう。
▲鉄骨柱は8㎝角。
同じ「鉄骨住宅」でも住宅会社毎に特徴があるので、実際に見てみるとその違いがよくわかりますよ。
ボルトひとつとってみても、多くの工程を経てつくられたことがわかり、
またフローリングの厚みやその下の制震シート、パーティクルボードの厚みまで、
こんな風になっているんだという発見ばかり。
筆者も住宅ライターとして
今までに「パナソニック ホームズ」の住まいを何件かレポートしてきましたが、
今回『住まいとくらしの情報館』を見学し、
改めて躯体の強さ、暮らしやすさ、細部にわたるこだわりなどを感じることができました。
今回ご紹介したのはほんの一部。
他にも気になる構造やシステムなど詳しく知ることができます。
わからないことは専門スタッフさんに何でも質問をしてくださいね。
いろいろな情報を交えて、とてもわかりやすく説明してくださいます!
パナソニック ホームズ『住まいとくらしの情報館 千里』は完全予約制ですので
「体感してみたい!」という方はお気軽に
【パナソニック ホームズ ∞ メグリエシティ】スタッフにお尋ねくださいね。
次回は内外装材や建具などが展示されている
『住まいとくらしの情報館 千里』2階スペースを紹介します。お楽しみに!
パナソニック ホームズ『住まいとくらしの情報館 千里』
所在地:大阪府豊中市新千里西町1丁目1番4号
(北大阪急行・大阪モノレール「千里中央」駅より徒歩5分)
営業時間:10時~17時30分
休館日:水曜日
住宅ライター
林 景子
テレビやラジオのリポーター経験から取材好きに。
現在は、住宅や子育てなどに関するライターとしても活動中。
自宅の壁や家具、小物などに自ら手を加える”D.I.Y女子”でもある。