川和町から渋谷駅までの通勤レポート! 朝の通勤時間帯に検証しました
みなさん、はじめまして。住宅ライターの林景子です。
本日から、横浜市都筑区に建設中の新築分譲マンション「ザ・パークハウス 横浜川和町フロント」のレポートがはじまります。
物件や生活環境について、筆者が実際に現地を訪れたり調べたりした情報をお伝えしていきますので、どうぞお付き合いくださいね。
さて初回にお届けするのは、「通勤」レポート。
都心部へ通勤する場合の、乗り換えや所要時間などを実際に検証します。
(上の写真:渋谷駅)
こちらの記事をまとめると……
交通図で川和町のポジションを確認。 都内への通勤は、「渋谷」や「目黒」まで乗り換え1回
「ザ・パークハウス 横浜川和町フロント」の最寄り駅は、横浜市営地下鉄グリーンライン「川和町」駅。
まずは「川和町」駅のポジションを確認しましょう。
▲「ザ・パークハウス 横浜川和町フロント」HPから交通図を引用。
「川和町」は、横浜市営地下鉄グリーンラインの駅。
グリーンラインは、東急線の「日吉」駅と、JR「中山」駅を結ぶ路線です。
東京都内に向かうには、まずはグリーンラインで日吉まで。そこから先は、行き先によって2つの路線を選べます。
「渋谷」へ行く場合は、日吉から東急東横線に乗り換え。「目黒」へ行く場合は、同じく日吉から東急目黒線に乗り換えがスムーズです。
今回は、「渋谷」駅への移動を検証。
朝の通勤時間帯・日吉から急行利用の場合、移動にかかる時間は、乗り換え含め50分ほどのようです。
▲Yahoo!乗換案内アプリのスクリーンショット。
今回はこちらの時間で検証します。
川和町から日吉までグリーンラインで乗車20分弱、日吉から渋谷までは25分ほどの乗車です。
グリーンラインで日吉まで。川和町駅はホームドアも完備、車内は座れる可能性も高そう
それでは検証スタート!
「ザ・パークハウス 横浜川和町フロント」が建設されているのは、「フロント」の名前のとおり川和町駅の駅前です。
マンションの公式ホームページによると、駅から歩いて 2 分。
また、里山のようなゆるやかな起伏が魅力の川和町の街ですが、マンション建設地を含む駅 近くの土地区画整理事業の範囲は、坂が少なくフラットで歩きやすいと紹介されています。
駅からとても近いため、今回は駅から少し足をのばしてマンションの建設地からスタートすることにしました。
▲エントランス予定地前からスタートします。(ストップウォッチを時計モードにしています)
写真左側が建設中のマンションの敷地。工事中の壁が立っていますね。
マンション公式サイトによると駅まで徒歩2分とありますが、余裕をもって7時33分に出発しました。
▲先程のエントランス位置から、マンションの敷地沿いに50mほど歩いたところ。撮影地点の左側はマンションの敷地です。
朝の通勤通学時間帯、私以外にも駅に向かう人の姿があります。
グリーンラインは横浜市営地下鉄の路線ですが、川和町は地上駅。
右手にもう駅舎が見えていますね。
駅へ向かうには、
1. ここから横断歩道で右側に道を渡って、その先の階段(エレベーター)を使うか
2. 左にある歩道橋の階段を上がって、駅舎に直接つながるペデストリアンデッキを通るか
の2択。
どちらでもそう変わりませんが、1だとエレベーターが使えて、2だと信号を回避できます。
今回は、2のペデストリアンデッキを使い、駅に向かいます。
▲信号待ちをすることもなく、駅までスムーズにたどり着くことができました。
(※写真/ マンションから川和町駅までの道 「ザ・パークハウス 横浜川和町フロント」より約50~140m、
川和町駅 マンションから約140m)
▲改札前の「休憩所」にはユニークな形のベンチが備え付けられています。
▲ホームには7時37分に到着。マンション前から駅のホームまで4分でした。
近いですね。
電車を待っている間、日吉方面の電車の本数をチェックしてみました。
▲平日の7時台は17本、8時台は16本と、本数もまずまず。
仮に乗り遅れてしまっても、5分もせずに次の電車が来るようです。
▲乗車直前のホームの様子。混雑した様子はなく、ゆとりがあります。
ホームドアが完備された駅で、屋根が線路の上までしっかりついているので、雨の降り込みや日差しなども緩和されそうです。
ちなみに、運がいいとホームから富士山が見えることもあるのだとか。
この日は残念ながら見られませんでしたが、「今日は見えるかな?」とちょっとした楽しみになりそうですね。
▲時刻通りに電車が到着。予定通り、7時41分発の電車に乗車します。
電車内は混雑しておらず、この日乗った車両は、川和町駅に到着したときにはまだ座席が空いていて、乗車した人で席が埋まり、立っている人が1車両内に15人程度。
私は座れませんでしたが、ホームで先頭に並んでいれば座れたのではないかと思います。
次の「都築ふれあいの丘」駅で多くの人が乗車して一時的に混み合いますが、その次の「センター南」駅と「センター北」駅で地下鉄ブルーラインに乗り換えるためなのか、多くの人が下車していきました。
ここで、降りる方と入れ替わりに座れる可能性が高そうです。
私は「センター南」駅で座ることができました。
ちなみに、「センター南」と「センター北」は、大きな商業施設やたくさんの飲食店がある利便性の高い駅。川和町に住むことになったら訪れる機会も多そうです。
その後はどんどん人が乗車し、つり革も持てないほどの混雑に。特にドア付近はかなり混み合っていました。
▲画像1枚目:日吉駅には、予定通りの7時59分に到着。
画像2枚目:グリーンラインは日吉が終点のため、多くの人が降ります。人の流れに乗って進みましょう。
ちなみに帰りの電車は、ここ日吉駅が始発になります。
(※写真/ 日吉駅)
改札が向かい合って近く、「日吉」での乗り換えがスムーズ! 渋谷までは約25分
日吉でグリーンラインから東急東横線に乗り換えますが、この乗り換えがとてもスムーズでした。
同じ駅名であっても距離が離れていたり、乗り換えに時間がかかったりする駅や路線もありますが、日吉のグリーンラインと東急線は近い場所に作られて、改札も向かい合っています。
▲グリーンラインのホームからエスカレーターでひとつ上の階に上がり改札を出ると、ほんの十数メートル先が東急線の改札です。
▲画像1枚目:東急の改札を入ったら4番乗り場へ進みます。改札階からワンフロア上がれば、東急東横線のホームです。とてもシンプルなルート。
画像2枚目:東急東横線「渋谷」駅方面行きのホームには8時4分に到着しました。乗り換えの移動は5分です。
▲こちらは、東急東横線・渋谷方面時刻表。説明のために色を付けました。
黄が通勤特急、赤が急行、印なしが各駅停車です。本数は多いですね。
渋谷までの所要時間は時間帯によって異なりますが、通勤特急が約23分、急行が約24分、各駅停車が約34分です。
停車する駅の数は違いますが時間はそれほど変わらないため、通勤特急か急行、先に来た方に乗るのがスムーズそう。
7~8時台で見ると、5分おきにはどちらかの電車が来るようです。
▲渋谷行きは4番線。8時5分発の各駅を見送って、7分発の急行を待ちます。
ちなみに、同じホームで向かいの3番線が東急目黒線。目黒行きの電車に乗る場合は、こちらから乗車します。
目黒線は「都営三田線」と「東京メトロ南北線」に乗り入れています。大手町や四ツ谷など、沿線の駅に行きたい場合は、こちらから乗車がスムーズ。
▲写真1枚目:列車到着前のホームの様子。それほど混雑している印象はありませんでした。
写真2枚目:この日は列車の到着が少し遅れ、8時10分にホームに到着しました。乗車します。
車内は、座席はすべて埋まっており、立っている人も多いです。乗ってすぐの時点ではまだ若干つり革に余裕があり「やや混んでいるな」という印象。
電車はその後停車するごとに人が増えていき、4駅目の「自由が丘」駅でぎゅうぎゅうに。
渋谷に到着するまで、3駅10分ほどではありますが、スマホを見るのが厳しいような混雑でした。
▲渋谷までの間でほぼ遅れを取り戻したようで、予定より1分後の8時32分に到着しました!
(※写真/ 渋谷駅)
ちなみに、渋谷駅の中で東急東横線の位置がどのあたりかというと、JR渋谷駅からみて山手線内側(ハチ公や渋谷109と反対側)のほう。
渋谷ヒカリエの前あたりです。
いかがでしたか?
「川和町」駅から「渋谷」駅までの乗り換えは1回。
グリーンラインと東急線の接続動線が良く、スムーズに乗り換えられるのはいいなと感じました。
マンションの建設地が駅前なこともあり、マンションから駅のホームまで、日吉駅乗り換えともに、それぞれ歩く時間は5分ほど。
荷物の多い時などもストレスになりにくそうな印象でした。
混雑具合はというと、東急東横線の渋谷到着前の10分ほどは特に混雑を感じました。
東急電鉄のホームページによると「東横線の朝の混雑は7:50~8:30頃がピーク」「通勤特急や急行よりも、各駅停車の方が比較的空いています」とのこと(※1)。
確かに、先ほど日吉駅で見送った8時5分発の各駅停車の車内は、急行ほど混雑していないようでした。到着時間はプラス10分くらいみておけば大丈夫そうですので、混雑が気になる場合は、時間に余裕を持って各駅停車を利用するのもありかもしれません。
※距離は現地からの地図上の概算です。徒歩分数は80 m=1分として算出し、端数は切り上げています。
※1 東急電鉄ホームページ「オフピーク通勤・通学のお願い」より(2018年5月資料)
住宅ライター
林 景子
テレビやラジオのレポーター経験から取材好きに。
現在は、住宅のほか、子育てなどに関するライターとしても活動中。
自宅の壁や家具・小物などに自ら手を加えるなど、DIYが得意。