住宅ライターのザ・パークワンズ 深川門前仲町取材レポート

東京都江東区

門前仲町名物の“早飲み”を満喫!マグロブームの火付け役『マグロスタンダード』にお邪魔してきました

門前仲町には、時代を超えて愛される老舗店からSNSで話題のお洒落なレストランまで、数多くの飲食店が軒を連ねており、“都内屈指の下町グルメタウン”としてもお馴染みです。

中でも、門仲の名物といえば「早飲み」──門仲では飲食店の開店時間が早く、まだ明るいうちから「早飲み」をしている人たちをよく見かけます。

これは深川不動尊と富岡八幡宮の門前に古くからある飲食店街を目指して、築地の魚市場の人たちが仕事終わりに立ち寄るようになったことから定着した“門仲ならではの食文化”なのだそうです。

そこで今回のレポートでは、筆者も「門仲の早飲み」を体験!


▲お邪魔したのは“マグロブームの火付け役”として飲食業界でもいま注目を集めている人気店『マグロスタンダード』です。
※マグロスタンダード:ザ・パークハウス 富岡門前仲町から約370m、ザ・パークワンズ 深川門前仲町から約420m

こちらの記事をまとめると……

「スマート&上品に飲む」が門前仲町の早飲みスタイル

筆者が『マグロスタンダード』に到着したのは開店時間の夕方4時。まさに“早飲みのベストタイム”です(笑)

 
▲開店と同時に入店したのは、筆者の他に外国人観光客のグループ1組だけでしたが、このあとしばらくするとあっという間に満席状態に。

店長さんによると「門前仲町はサラリーマンのお客様が多いので、平日は就業後の18時から19時が来店ピークになります。逆に土日はご近所にお住まいのファミリーが多く、午後3時ぐらいからお子さん連れで早飲みを楽しんでいらっしゃいます」とのこと。

ちなみに、スタート時間は早いものの皆さん飲み方がスマートで、酔っぱらってヘベレケになるような人はほとんどおらず、上品なお客様が多いのも門仲の特徴なんだそうですよ!

 
▲引き出しからお箸とお皿を取り出し、紙エプロンを付けてお料理を待ちます。

「マグロが食べたい」と訪れるお子さんも!魚食文化の復興を目指す

“マグロブームの火付け役”として話題を集めている『マグロスタンダード』ですが、もともとはSDGsの観点から「もっとマグロを隅々まで食べて、本当の美味しさを知ってほしい」との想いを込めてオープンしたお店なのだとか。


▲お通しとして登場したのは、何とも豪快で鮮やかなマグロぶつ(500円)!

「実はマグロの中には、水揚げされた水域が曖昧で産地を表示できず値がつかない個体や、冷凍マグロを裁断するときに廃棄されてしまう部位など、“美味しいのにもったいない”というところがたくさんあるんです。

うちの店では、そういうマグロたちの存在をお客様に知っていただき、マグロ一匹を食べ尽くしていただいて、新しいマグロのスタンダード(標準)を作りたいと考えています」(店長さん談)

 
▲その廃棄部位を使った代表メニューが『名物の煮込み』(530円)。従来骨付きの部位は捨てられていたそうですが、骨と身の間にはコラーゲンもたっぷり!女性の方からは“翌日お肌がプルプルになる”と好評だそうです。他ではコレを捨てているなんて・・・本当にもったいないですね(笑)

なお、2枚目の写真は“マグロに合うお茶”として静岡の茶師がブレンドした「安藤さんのお茶」シリーズ。写真(右側)に写っているのはお茶ハイ(500円)ですが、緑茶、ウーロン茶、ほうじ茶、だったんそば茶、紅茶等も揃っているため、お茶とマグロのマリアージュを楽しめます。


▲そして、こちらは店長さんイチオシの『本マグロすき焼き』(1880円)。

 
▲絶妙な火入れが美味しさの秘訣とのことで、自ら焼いてくださいました。ほんのりと赤味を残したまま、カイワレを巻き、卵黄のタレにつけていただきます。

・・・お、美味しい~~~っ!!!
・・・写真を見ているだけでも味が蘇り、また食べたくなります!

マグロの脂の旨味が舌にしっかりと感じられるものの、牛すき焼きとは違って食感がサッパリしているので後味さわやか。オトナの胃袋に優しく、ローカロリーで食後に罪悪感を感じないのも嬉しいメニューです(笑)

「オープンからもうすぐ2年が経ちますが、最近は“うちの子がマグロを食べたいと言うのでまた来ました”と言ってリピートして下さるご近所の方も増えていて、本当に嬉しいですね。

マグロだけでなく魚の美味しさを知っていただき、魚食の人口をもっと増やすこと。そして、減少傾向にある漁業人口を復活させること。『魚食文化の復興』を目指して、これからも美味しいマグロをご提供していきたいと思います」(店長さん談)

※マグロスタンダードの皆さん、取材へのご協力ありがとうございました!

■マグロスタンダード 門前仲町店 
TEL:050-5385-4762
東京都江東区富岡1-25-4 ニックハイム八幡103 
【営業時間】
月~木/16:00~24:00(L.O.23:00)
金/16:00~25:00(L.O.24:00)
土/15:00~25:00(L.O.24:00)
日/15:00~22:00(L.O.21:00)

https://maguro-standard.com/

早飲みの食文化が、地元ネットワークの絆を強める

食事を終えてお店の外に出ると夜の帳が。

早飲みでスタートする門仲ですが、このあと2軒目、3軒目・・とハシゴ酒を楽しむのも「門仲の早飲み」ならではの醍醐味なのだそうです。

 
▲永代通りの南側には個性的な飲食店が並ぶ通りが。
立ち飲み、割烹、居酒屋、イタリアン、フレンチ、スペイン料理、韓国料理など美味しくてリーズナブルな多国籍メニューが揃っているので、今日はどこへ行こうかと迷ってしまうほど。ご近所の“食レベルの高さ”は日々の暮らしの充足感にもつながりそうですね!
※門前仲町の夜の風景:ザ・パークハウス 富岡門前仲町から約500m、ザ・パークワンズ 深川門前仲町から約450m

筆者も今回2軒ハシゴ酒をして、改めて感じたことが──それは、門前仲町では「早飲み=食文化」を通じて地元の人たちが親密につながっているということ。

もともと下町人情溢れるエリアなので、お店の方もお客さんも皆さん明るく気さく。地元の人・初めての人といった分け隔てがなく、一度訪れると“常連さん”になったような気分になり、どこか懐かしい居心地の良さが感じられるのです。

ちなみに、こうして地域のつながりが強いエリアでは、万一の災害時にもコミュニティパワーが発揮され、共助活動もスムーズに行いやすくなると言われていますから、この点も“門仲生活の安心感”であり、この街ならではの魅力と言えそうです。

本物件での新生活がスタートしたら、お気に入りのお店を散策しながら、ぜひ「早飲み」と同時に「地元の皆さんとのコミュニケーション」も楽しんでみて下さいね!

※掲載写真はすべて2024年1月撮影。
※距離は現地からの地図上の概算です。徒歩分数は80 m=1分として算出し、端数は切り上げています。
野村 綾乃

住宅ライター
野村 綾乃

ラジオレポーター時代に“取材の面白さ”にハマり、フリーライターに。構成作家、住宅情報誌のライターとして活動中(かれこれウン年)。1000以上の物件を取材した経験を基に楽しくレポート!
住宅ローンアドバイザーでもある。

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