住宅ライターのザ・パークワンズ 深川門前仲町取材レポート

東京都江東区

門前仲町ってどんな街? 下町の雰囲気漂う街並みを歩いてみました

はじまして!住宅ライターの野村綾乃です。

今日から【ザ・パークワンズ 深川門前仲町】【ザ・パークハウス 富岡門前仲町】を第三者目線でご紹介するレポートがはじまります。
どんなロケーションに建つ、どんなマンションなのか、さまざまな面から検証していきますのでお付き合いくださいね。

さて、こちらのマンションは“もんなか”に建ちます。
“もんなか”の愛称で親しまれる門前仲町ですが、どんなイメージがありますか?

「江戸風情が漂う粋な街」とか「人情あふれる東京の下町」とか「神社仏閣の多い街」とか、近年おしゃれなカフェがたくさんある「清澄白河のお隣」とか?

私自身そんなイメージを持ちつつ、先日、門前仲町駅の周辺を歩いてみました。
とても面白く楽しい街ですね!
さまざまなお店がたくさんあって、東京を代表する神社仏閣が街の中心にあって、街全体に江戸の情緒が漂う中で昔と今が融合していることに魅力を感じました。

初回のレポートでは、そんな門前仲町の街の雰囲気をご紹介しますね。

※上の写真:富岡八幡宮 ザ・パークワンズ 深川門前仲町から約180m

こちらの記事をまとめると……

門前仲町は、「富岡八幡宮」「深川不動堂」を中心に栄えた、歴史ある門前町

江東区の西側、地下鉄2路線が利用可能で、日本橋や大手町などの東京駅周辺にも、約3km圏と近い門前仲町。
ここは、門前町として栄えたエリアです。

歴史ある寺社を中心に発展した街を語るのに外せないのは、古くから地元の人たちに愛され続けている「富岡八幡宮」と「成田山 東京別院 深川不動堂」。

 

■富岡八幡宮

寛永4年(1627年)、永代島と呼ばれた現在地に創建されたのが始まりとか。
「深川の八幡様」として長く人々から親しまれている、「東京十社」の一つにも数えられる神社です。

夏に行われる例祭「深川八幡祭り」は江戸三大祭りの一つとしても有名で、3年に一度行われる本祭りは、神輿に水をかけながら練り歩くため「水かけ祭り」の名も。
53基のお神輿(みこし)が勢ぞろいする、連合渡御は圧巻!(今年、6年ぶりに行われました!)


▲東側・西側にも参道がありますが、南側の、永代通りと呼ばれる大通り側が正面。存在感ある朱塗りの大鳥居と、その先に重厚な御本殿が見えます。


▲参拝やご祈祷に足を運ぶ人の多い富岡八幡宮。この日は七五三詣のご家族の姿もありました。
毎月1日・15日・28日に開かれる縁日も賑わうようですよ。


▲日本地図を作ったことで知られる伊能忠敬も、旅に出る前に必ず参拝していたそうで境内には銅像もありました。
「横綱力士碑」などもある、相撲との縁も深い神社です。
境内では、「令和九年 富岡八幡宮は 御鎮座四百年を向かえます」の文字も見ました。改めて、歴史を感じますね。

※富岡八幡宮 ザ・パークワンズ 深川門前仲町から約180m

 

■成田山 東京別院 深川不動堂

1703年に成田山の不動明王像が江戸に運ばれたことから始まる、「深川のお不動様」として親しまれるお寺。

緑の屋根の建物が旧本堂で、江東区内最古の木造建築だとか(区の指定登録文化財)。
中には、国内最大級の木造不動尊像「おねがい不動尊」が祀られていて、土日には触れることもできるそうです。

その隣の、ぎっしりと梵字が記されたインパクトのある建物が本堂です。


▲訪ねたときは一日5回行われている護摩祈祷の最中で、念仏を唱えるお声が響いていました。写経や写仏体験もできるそうですよ。
商売繁盛をはじめ心願成就などさまざまな不動尊が。スーツ姿の参拝者も何人か見かけました。


▲深川不動堂の脇にある「深川公園」は、遊具や多目的広場、テニスコートまである広い公園。明治維新後の最も古い公立公園の一つなんですって。


▲門前仲町を象徴する2つの寺社はこの距離感。有り難い存在に守られている街、という気がしませんか?

※深川不動尊 ザ・パークワンズ 深川門前仲町から約260m

 

そして、深川不動堂は、その参道も楽しいのです!


▲東京メトロ東西線「門前仲町」駅1番出口を出ると、もうそこは「深川不動堂」に続く参道。

永代通りから深川不動産へと続くこの参道は、「人情深川ご利益通り」という賑やかな通りで、150mほどの通りに、名物・深川めしのお店をはじめ、和菓子店や甘味処、酒屋や居酒屋、江戸小物店など約40のお店が軒を連ねています。


▲門前仲町は、「富岡八幡宮」の別当寺「永代寺」の門前町として栄えていたのが名前の由来。
参道の途中には、その「永代寺」もあります(1896年に吉祥院が名称を引き継いで再興)。

 
▲画像1・2枚目:外国人観光客の姿も多く見かけた「人情深川ご利益通り」。
毎月1日・15日・28日には縁日が開かれ、多くの露店が並び、さらに賑わうそうですよ。

 
▲画像1・2枚目:老舗も多く、江戸情緒が残る中で洒落た佇まいが目を引いた「MONZ CAFÉ(モンズカフェ)」。
古くから甘酒屋だった店舗を、その面影を大切にしつつも素敵に改装したカフェで、開放的な店構えも印象的でした。

※人情深川ご利益通り(商店街入口 門前仲町駅1番出口までの距離) ザ・パークワンズ 深川門前仲町から約400m

まさに温故知新!新旧のさまざまな店舗が軒を連ねる、人情あふれる「深川仲町通り商店街」

参道入口には老舗和菓子店「深川伊勢屋」本店がありますが、同店を含む辺り一帯は「深川仲町通り商店街」。
たくさんのお店が集まっていて賑やかです!


▲「門前仲町」駅1番出口を出た目の前にある「深川伊勢屋」本店は、明治40年創業の和菓子店。
お団子や大福といった昔ながらの和菓子のほか、最中「もんなか」など手土産や進物にも適したお菓子も充実。
しかも和菓子店といっても、お弁当やお惣菜も販売。お食事処も併設している使い勝手の良いお店ですよ。


 
▲画像1-3枚目:「深川仲町通り商店街」は昭和40年にスタート。永代通りと清澄通り交差点を中心に、門前仲町・富岡地区に広がる100超の店舗が加盟しています。


▲東京の下町風情を楽しめる、区内でも有数の大きな商店街です。
永代通り沿いはアーケードが続いていて、これぞ「いろいろなお店が集まる商店街」といった雰囲気。


▲お馴染みのチェーン店から個人店まで人気飲食店も多く、例えば、“日本一厚いカツ”と謳う「とんかつ丸七」深川不動店は行列必至!

 
▲画像1・2枚目:卵でとじない「焼きカツ丼」のお店。メニューは、並・上・特上の焼きカツ丼かお土産カツサンドという潔さ。

飲食店だけでなく、青果店やお弁当店や日用品店や服飾店、コンビニエンスストアやドラッグストア、銀行や美容サロンやあれやこれや…とお店があって、歩いていて楽しいです。

 
▲画像1・2枚目:商店街組合の方でしょうか、通りをパトロールをされていたり、歩き疲れたらちょっと休憩できるベンチなど、人情味のある商店街に感じましたよ。

※深川仲町通り商店街(門前仲町 交差点までの距離) ザ・パークワンズ 深川門前仲町から約660m

大通りにも脇道にも!あちらこちらにお店がたくさん。お気に入りにきっと出会える面白さ

今回“もんなか歩き”をしてみて、大通りじゃない通りにも、脇道にも、細い路地にもお店があるのが印象的でした。

 
▲画像1・2枚目:「こんな所にこんなお店が?!」と嬉しい発見をする場面が何度もありました。

※深川仲町通り商店街路地
画像1枚目 ザ・パークワンズ 深川門前仲町から約570m 画像2枚目 ザ・パークワンズ 深川門前仲町から約380m


▲路地には先述の「とんかつ丸七」がもう一軒。こちらは本店でテイクアウトと宅配専用。
※門前仲町路地 ザ・パークワンズ 深川門前仲町から約530m

 
▲画像1・2枚目:並ばずに購入できたカツサンド。本当にぶ厚い!木箱入りで特別感もあって、手土産にも喜ばれそうです。

 

お酒を飲みに出かけたいお店やラーメン店などは今後のレポートでお伝えするとして、レトロでもあり、新しくもあり、厳かでもあり、賑やかでもある…そんな「もんなか」、面白いですね!

いろいろな店舗が揃っていますし、脇道や路地裏にも「知る人ぞ知る」ようなお店に予期せず出会えたりもするので、道に迷うことすら楽しい街だと思いましたよ。

※掲載写真はすべて2023年12月撮影
※距離は現地からの地図上の概算です。徒歩分数は80 m=1分として算出し、端数は切り上げています
野村 綾乃

住宅ライター
野村 綾乃

ラジオレポーター時代に“取材の面白さ”にハマり、フリーライターに。構成作家、住宅情報誌のライターとして活動中(かれこれウン年)。1000以上の物件を取材した経験を基に楽しくレポート!
住宅ローンアドバイザーでもある。

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