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住宅ライターの「ザ・パークハウス 所沢レジデンス」取材レポート

熊谷実津希

住宅ライター
熊谷実津希

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2022年02月14日

医療費助成や独自のサービスは? 所沢市の子育て支援を調べました

今回は子育てに関する行政サービスについてレポートします。

毎月現金が支給される児童手当や医療費の助成など、行政の子育て支援サービスといってもいろいろとありますが、全国どこに住んでいても同水準のサービスが受けられるものと、住んでいる都道府県や市区町村など自治体によって手厚さが異なるものがあります。

子育てのことを考えてマンションを探し始めた方は、検討している物件の自治体が実施する支援サービスを調べておくと、検討材料のひとつになります。

では「ザ・パークハウス 所沢レジデンス」が建つ埼玉県や所沢市ではどうなのでしょうか。調べてみました。

こちらの記事をまとめると……

基本的な行政の子育て支援をチェック。全国どこでも同じものと、自治体によって異なるものとは?

まずは行政が行う子育て支援サービスについて、基本的なことを確認しましょう。

子どもを出産してから概ね中学校卒業までは、行政からさまざまな形で支援があります。
家庭の収入によって減額や除外となる「所得制限」が設けられているものもありますが、何かとお金がかかる子育ての時期は、定期的に現金が振り込まれたり、医療費を支払う必要がなかったりするととても助かりますね。

具体的にはどんな支援があるのか、下にまとめました。

  
▲3歳未満月額1万5,000円、3歳~中学生まで1万円が支給される「児童手当」や、健康保険(社保・国保)加入者が対象となる「出産育児一時金(42万円)」は全国どこに住んでいても金額は変わりません。
一定の条件のもと雇用保険から支払われる「育児休業給付金」も、住む場所によって支給の基準が変わることはありません。
(ただし、ひとり親家庭や住民税非課税世帯など家庭の状況や収入によって異なることはあります)

 

2019年から開始された幼児教育・保育の無償化についても支給の基準は全国でほぼ統一されています。

 

一方で、子どもが医療機関を受診した際にかかる医療費の助成や、近所の買い物施設などで割引などが受けられる子育て支援パスポート事業、おもちゃや絵本、地域商品券などがもらえる誕生祝い品贈呈のサービスといったものは、自治体によって内容が異なります。

埼玉県のサービス … パパ・ママ応援ショップ、赤ちゃんの駅、3キュー子育てチケットなど

埼玉県では「埼玉県子育て応援行動計画(令和2年度~令和6年度)」を策定して、子育て支援に力を入れています。
その中には親子の健康・医療の充実やワークライフバランスの推進、子育てしやすい街づくりなどさまざまな項目がありますが、子育て世帯が特に「嬉しい!」「お得」と思うようなサービスには以下のようなものがあります。

パパ・ママ応援ショップカード
県内の協賛店で割引などのサービスが受けられるカード(パスポート)で、妊娠中や18歳以下の子どもがいる世帯が対象です。(※1)
今はこういった「子育て支援パスポート」を取り入れる都道府県が増えてきましたが、埼玉県では全国的にはまだ珍しかった2007年から導入していて歴史があるので、対象ショップも全部で19,000店以上とかなり多いんです。

マンションの近くでは、所沢プロペ商店街のお店や、駅近くのレンタカーショップなどで割引が受けられます。(例えばニッポンレンタカー所沢店では、カードの提示で基本料金から10%割引、チャイルドシート1個まで無料です)

2016年から内閣府の呼びかけによりこういったパスポートが全国の都道府県で相互利用できるようになりましたから、お出かけの時は忘れずに携帯しておくと、県外の対象ショップでも優待が受けられますよ。


▲「パパ・ママ応援ショップカード」は市の窓口でもらえる紙のカードとアプリ版があります。
アプリからは対象のショップや、託児サービスやキッズルームのある施設(ママ・リフレッシュ事業対象施設)も検索可能なので、スマホに入れておくと便利そうです。

 

赤ちゃんの駅
ママだけでなく、赤ちゃんを連れた方なら誰でもおむつ替えなどができるスペースのことで、これも埼玉県はかなり早い段階から実施していました。
大型のショッピングモールやデパートには授乳室があることが多いですが、それ以外の場所だと赤ちゃんのケアがしづらかったりしますよね。
例えば飲食店に「赤ちゃんの駅」のステッカーが貼ってあったら、そのお店を利用しなくても、おむつ替えのためだけに入っていいですよというサイン。小さいお店が集まる商店街などへのお出かけの際も安心できそうです。


▲協賛店にはこんなステッカーが貼ってあります。こちらは所沢プロペ商店街にある手芸店「いせき」。
「赤ちゃんの駅」でもあり、「パパ・ママ応援ショップ」でもあります。その場でお会計が5%オフになるそうです。

 

3キュー子育てチケット
第3子以降の子どもが生まれると、総額5万円分のチケット(500円×100枚)がもらえるサービスです。
ベビーシッターや子どもの一時預かり、タクシーに子どもと同乗した場合、家事代行サービス、おむつや子ども服の購入などに使える商品券のようなもの。
所沢市で営業しているほとんどのタクシー会社や、ドラッグストアの「ウエルシア」、「アカチャンホンポ」、「西松屋」、「しまむら」といったベビー・キッズ用品店などで利用できます。

 

また、「得する」サービスとは少し違いますが、埼玉県では通学路の整備や安全対策に力を入れているのも頼もしいと思いました。
5年ごとに県内の公立小中学校通学路の安全総点検を実施しており、これまでに保護者や学校関係者からの改善要望でガードレールや看板の設置、道路の補修などが実施されたことがあります。
所沢市の小学校周辺でも道路修繕やカーブミラー、照明の設置などが行われたようです。
今後も道路の舗装や看板設置などが予定されています。(※2)

所沢市のサービス … 中学3年生までの医療費助成、絵本のプレゼント、親子の交流の場など

所沢市としては、「ところっこ すくすく サポートプラン(令和2年度~令和6年度)」という事業計画を策定。
市単位でもさまざまな子育て支援を行っています。


▲所沢市の子育て支援センターでは、出産や育児に関するさまざまな資料が配布されています。
子育てに追われている時は自分から情報を収集するのがちょっとしんどかったりしますが、こうしてコンパクトな冊子にまとまっていると目を通しやすいですね。

 

子ども医療費助成
子どもが医療機関を受診した際の費用を自治体が負担してくれる(窓口で支払いの必要がなくなる)制度です。
全国で行われているものですが、市区町村によって行政の負担額や対象となる児童の年齢が異なっています。

所沢市では0歳から中学3年生までの医療費を助成。(入院時の食事代や差額ベッド代は対象外)
中学3年生までなら基本的には窓口での支払いがないということですね。

これは首都圏の中では、東京都のほとんどの区と同等の標準的な助成内容といえます。
1回の受診につき200円~500円の自己負担金がかかる自治体(三鷹市、小金井市、小平市、川崎市、横浜市など)に比べると、保護者の負担は軽く済みそうです。

ところっこ親子で楽しむ運動あそび
所沢市にキャンパスを構える早稲田大学人間科学学術院の研究室と所沢市が共同開催している、子ども向けの体操教室。市内の子育て支援センターなどで定期的に開催されており、受付開始からすぐに満員になってしまうこともあるほど人気なのだとか。
すぐにでも実践できそうな手押し車や両足くぐり(親がV字バランスをしている下を子どもがくぐる)といった遊びを取り入れていて、「子どもとどうやって遊んだらいいか分からない」というパパや祖父母にも評判だそうですよ。

ところっこ親子ふれあい絵本事業
赤ちゃんの1歳半健診の際に絵本の引き換えチケットがもらえるサービスです。
絵本の読み聞かせや親子おはなし会といったイベントも市内の図書館で定期的に開催。
本に触れ合う機会を大切にしていると感じます。


▲2020年度は、「赤ちゃんに初めて読んであげる本」として数々の媒体で推奨されている「いないいないばあ」か「がたんごとんがたんごとん」、いずれか1冊がもらえたようです。
(2020年度までは4カ月健診時。2021年度から1歳6カ月健診時へ変更)

 

一時預かり
保育園や幼稚園に通っていなくても、保護者の急病や冠婚葬祭、お出かけ(私的理由)、週3日程度の短期間の就労などの場合に、市内の保育園に子どもを預けられるサービスです。
平日1,300円(土曜日700円)+飲食物費300円+その他おむつ等の実費で利用できるので、民間の託児所などを利用するよりもずっとリーズナブル。

自治体によっては「就労が理由だと一時預かりは不可」「リフレッシュなど私的理由の場合は不可」といったルールがあったりするので、所沢市はフレキシブルで良いなと思います。

親子の交流の場
市内の「まちづくりセンター(公民館)」では、0~1歳の赤ちゃんとその保護者を対象とした交流の場を毎月1回設けています。
ミニコンサートや体操、手遊びなどのプログラムを楽しみながら、ママ友・パパ友が探せる場です。


▲マンションから徒歩9分の中央公民館でも、毎月第3水曜日に「子育てオアシス“であい”」が開催されています。
(所沢まちづくりセンター・中央公民館 マンション現地より約680m)

 

また、子育て世帯に限りませんが、所沢市の取り組みで面白いなと思ったのは、2021年3月にリリースされた「トコトコ健幸マイレージ事業」。
健康増進・地域の活性化のためのプログラムです。
スマホに専用のアプリを入れると歩いた歩数に応じてポイントが貯まり、抽選で2,000円分の食事券(市内の提携飲食店で利用可)がもらえるというもの。
最近は歩数計と連動したスマホゲームが流行っていますが、私だったら食事券の獲得目指してこれにチャレンジしたいです!(笑)

 

今回、埼玉県や所沢市の子育て支援サービスを隈なく調べてみて、首都圏の他の自治体と比べてもなかなか充実していると感じました。
行政だけでなくお店でも「赤ちゃん歓迎!」「おむつ替えOK!」とアピールしてくれているので、子育てフレンドリーな街なんだなとほっとできそうです。

※1:18歳に達して次の3月31日を迎えるまでの子ども及び妊娠中の人がいる世帯の人が利用可。同居別居に関わらず、日ごろ子育てを支援している祖父母も利用可。(店舗により、特典を受けられる人が限られている場合があります)
※2:埼玉県「通学路安全対策 第5期埼玉県通学路整備計画(令和4年度~令和8年度)」より。計画は2022年2月現在のもので、今後変更になる可能性があります。また、計画が実施されることを保証するものではありません。
※掲載の写真はすべて2022年1月に撮影したものです。
※記載の距離は、現地からの地図上の概算です。徒歩分数は80m=1分算出(端数切上げ)しています。
熊谷実津希

住宅ライター
熊谷実津希

「知りたいことは、現場に行って調べる!」がモットーの住宅・不動産専門ライター。二児の母にして分譲マンション購入経験あり。美味しいお店を発見する眼力にも自信あり!?

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