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住宅ライターの「ザ・パークハウス 所沢レジデンス」取材レポート

熊谷実津希

住宅ライター
熊谷実津希

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2022年01月28日

2020年の駅ビルリニューアルに加えて、再開発も進行中!所沢の今までとこれからを調査

2020年9月に全面リニューアルされ、すっかり新しくキレイになった「所沢」駅。
住んでいる人からは「おしゃれなお店が増えて、都内まで出る必要がなくなった」「駅前で買えないものはないくらいなんでも揃う」という声も聞かれます。

駅やその周辺の開発が一気に進んだのは2012年ごろからのこと。
それ以前の所沢なら何となく知っているという方は、「そんなに変わったの?」と思うかもしれませんね。

そこで今回は、所沢の「これまで」を振り返りつつ、「これから」の姿にも注目。
実は今なお再開発が進行中で、今後もますます便利に、キレイに変わっていきそうなんです。

(上の写真:所沢駅 「ザ・パークハウス 所沢レジデンス」現地より約430m)

こちらの記事をまとめると……

過去の所沢 … 2路線が通る西武鉄道の主要駅として発展。特に西口側は昔から賑わいの中心地でした

まずは簡単に、歴史を振り返ってみましょう。

「所沢」駅が開業したのは明治28年(1895年)のこと。かなり歴史のある駅なんですね。
開業当時は川越鉄道(今の新宿線)という鉄道会社の駅でした。
その後、「所沢」駅を通るもうひとつの武蔵野鉄道(今の池袋線)が開通。2社が合併して昭和21年(1946年)に今の西武鉄道になったそうです。


▲昭和49年(1974年)の所沢駅西口。
何台ものバスや駅へ向かう人たちの姿が見えます。まだデパートなどができる前ですが、当時から賑わっていたことがうかがえますね。
奥に見える三角屋根の大きな建物は西武所沢車両工場です。平成12年(2000年)までこの場所にありました。
(画像は所沢市文化財保護課提供)

 

2路線が通る主要駅である所沢に、西武鉄道は本社を置いています。
西武グループとしても、「西武線のイメージ向上の原動力として働きたい街・住みたい街・訪れたい街が両立するエリア」、また「住環境の魅力向上・周辺地域の利便性を高めるエリア」(※1)として、駅や周辺の開発には継続的に力が入れられているようです。


▲ちなみにこちらは、昭和42年(1967年)の所沢プロペ商店街です。
当時は「駅前名店通り商店街」という名前だったんですね。
今もある手芸店の「いせき」やお茶・乾物の「海老屋商店」は、この当時から営業を続けている老舗です。
(画像は所沢市文化財保護課提供)

 

1980年代に大掛かりな駅の改良工事が行われ、所沢ステーションビルや西武百貨店、駅から少し離れた場所に丸井やダイエー(現在のトコトコスクエア)ができました。
「10~20年くらい前の所沢のことはなんとなく覚えている」という方にとっては、この頃の姿が印象深いのではないでしょうか。


▲「ワルツ所沢(西口再開発ビル)」が開業した1986年ごろの所沢のイメージ地図。
(2022年現在の地図に、当時の商業施設を描き足しています)
駅の西側を中心に、デパートなど大型の商業施設が複数できました。

 

 
▲「グランエミオ所沢」ができる前の2013年の「所沢」駅。
(画像1枚目:西口側/画像2・3枚目:東口側)
画像1枚目の右手に見える駅ビルは、建て替え前の「所沢ステーションビル」です。懐かしいですね!

今の所沢 … 126店舗が入る「グランエミオ所沢」が2020年にオープン!駅もキレイに

その後、2010年ごろから駅や商業施設のリニューアルが進み、現在の所沢の姿に。


▲2022年現在の所沢の地図です。
駅も、商業施設もかなり様変わりしました。

 

駅の改良工事に続いて駅ビルも建て替えられ、2020年に周辺エリアでは最大(※1)となる126店舗という規模で「グランエミオ所沢」がグランドオープン。
駅構内の通路や駅前広場も整備され、ぐんと洗練された雰囲気になりました。

 


▲現在の「所沢」駅。(画像1枚目:西口側/画像2枚目:東口側/画像3枚目:グランエミオ所沢)
「グランエミオ所沢」には、飲食店に加えて「ISETAN MiRROR Make&Cosmetics(イセタン ミラー メイク & コスメティクス)」や「B:MING LIFE STORE by BEAMS(ビーミング by ビームス)」といったファッション系のお店もたくさん入っています。
(所沢駅 現地より約430m)

 

以前は駅の西口側と東口側それぞれに改札があり、駅の東西が分断されていたような感じで、“駅の反対側”の商業施設をわざわざ利用するということは少なかった気がします。
例えばカフェなら、西口側なら「ステーションビルのミスド」、東口なら「駅の出口にあるプロント」といった風に、選択肢が限られていたんですよね。

それが、中央改札ができ、駅と一体となった「グランエミオ所沢」ができたことで、“駅のどちら側か”をほとんど気にすることなくたくさんのお店や施設を利用できるようになりました。
「新しい商業施設ができてお店が増えた」だけでなく、「駅の使い方そのものの幅が広がった」というのは、鉄道会社が手掛けた開発ならではだと思います。

 

駅構内にも新しい改札や待合スペースができ、幅広い世代の人が“電車に乗る”だけではなく、リラックスして“過ごす”ことのできる駅へと変わりました。

 


▲今の「所沢」駅構内にはパウダールームや授乳室を備えた待合スペース「とことこひろば」(画像1枚目)や、電車が眺められるガラス張りの屋外デッキ(画像2枚目)、リフレッシュスペースの「とこてらす」(画像3枚目)などがあります。
(所沢駅 現地より約430m ※画像は西武鉄道提供)

 

個人的には便利になっただけでなく、こういった幅広い年代の方にとっての“ひと休み”のスペースがたくさん作られていることに好感を持ちました。
西武グループは鉄道以外にも、プリンスホテルやショッピングモール、「横浜・八景島シーパラダイス」などのレジャー施設、スポーツ施設などさまざまな事業を手掛けていますから、そのノウハウが活かされているのかもしれませんね。

 

「ワルツ所沢・西武所沢S.C.」は、以前は“よそ行き”の服やランドセル、お歳暮などのギフト、高級感のあるコスメなどが買える、地元の人がちょっとおしゃれをして出かけるようなデパートでした。
2019年にリニューアルしてからは、コスメや地下の食品フロアなどデパートらしい良さは残しつつ、生活密着型のショップも入るハイブリッド型のショッピングセンターに変わりました。


▲現在の「ワルツ所沢・西武所沢S.C.」。
以前から親しまれていた無印良品やLOFTに加えてビックカメラやユザワヤ、GUといったショップが増えました。できたての料理が楽しめるフードコート型のグルメフロアも、いつも賑わっています。
(ワルツ所沢・西武所沢S.C.  現地より約540m))

未来の所沢 … 西口に新たな商業施設が誕生予定!複数の再開発計画や都市計画が進行中

「所沢」駅や「グランエミオ所沢」のリニューアルだけでもかなり「変わった!」という印象がありますが、他の再開発計画も進行中なんです。


▲現在進行している再開発や地区計画です。
それぞれ、順番に解説していきますね。

 

1.所沢駅西口土地区画整理事業

冒頭の白黒写真の紹介で少し触れましたが、昔(1946年~2000年まで)西武の車両工場があった場所で、現在大規模な再開発が進行中です。
既に建設されたタワーマンションに加えて、「広域集客型の商業施設を核とした大規模開発」が進められています。(※1)(※2)


▲西武所沢車両工場の跡地を含む約8.5haの大規模な用地で、現在工事が進行中。
どんな商業施設ができるのか、今から楽しみですね!
(所沢駅西口周辺 現地より約540m)

 

 
▲電線の地中化工事や歩道の整備も行われています。
新しい施設ができるだけでなく、街全体の景観も変わりそうです。
(所沢駅西口周辺 現地より約540m)

 

2.所沢駅東町地区第一種市街地再開発事業

駅から500mほど離れた「所沢ファルマン通り」の一角で進行中の再開発計画です。
以前は飲食などが入る2階建の小さな建物がいくつかあった場所ですが、こちらにもタワーマンションが建ちました。


▲こちらには商業施設も入るようで、既に2階部分には「大和証券」などができています。
(所沢ファルマン通り周辺 現地より約320m)

 

 
▲これまでもこの県道沿いでは1997年から数年おきに同様の再開発が行われてきています。
上の図でD、E、G、F、H、K、J、L、Pの所にもマンションが建っており、昔からこのあたりに住んでいる人からは「街がずいぶんキレイになった」という声を聞きます。
(画像2枚目:所沢ファルマン通り周辺 現地より約320m)

 

3.ファルマン通り交差点改良事業

また、先ほどの「所沢駅東町地区第一種市街地再開発事業」に隣接する「ファルマン通り交差点」も改良工事が予定されています。(※3)

ちょっと変形した十字型をしている交差点のため「直進なのか左折なのか分かりにくい」、「歩行者が信号待ちをする場所が狭い」といった声もあるのですが、こちらが正十字に近い形になり、右折車線が設置され、歩道部分が広がるそう。


▲以前に老舗和菓子店の「ねぎし」があったことから、地元では「ねぎしの交差点」と呼ぶ人が多い「ファルマン通り交差点」。
今年度(2022年度)中の工事完了が予定されています。
(ファルマン通り交差点 現地より約250m)

 

4.所沢駅東口地区地区計画

「所沢」駅の東口にも地区計画があります。こちらは上で紹介したような「大きな建物ができる」ようなものではなく、どういう建物をこの場所に建てて良いかのルールを定めるような計画です。

街の中心駅である「所沢」駅の東側を「魅力的な商業・業務地」にすることが目的で、規模の小さな建物がひしめき建つことや、風俗関連施設、建物の1階を住宅にすることを制限するなどのルールが定められています。

 
▲都市計画の決定は1991年。そこから少しずつ今の街並みへと変わってきました。
ちなみに東口のロータリーにはアニメ映画「となりのトトロ」発祥の地を記念した「トトロの生まれたところ」というかわいらしい像があるんですよ。
(所沢駅東口周辺 現地より約630m)

 

私自身は30年以上前から所沢を知っているのですが、当時から「もっとこうだったら良いのになぁ」と思う姿に、どんどん変わっていっているのがすごいと感じます。
「新しい駅ビルができて終わり」ではなく、これからもますます発展していきそうなのが嬉しいですね。

※1:西武ホールディングス プレスリリース「所沢駅東口駅ビル計画「グランエミオ所沢」第Ⅱ期 48 店舗の出店が決定 新改札等の新たな駅設備の供用開始と共に、9月2日(水)に開業」(2020年7月2日)より
※2:掲載の所沢駅西口土地区画整理事業大規模商業施設計画地に関する情報は、2021年9月現在のもので、今後変更になる可能性があります。また、計画が実施されることを保証するものではありません。(出典:所沢市ホームページより。所沢駅西口土地区画整理事業の事業施行期間:2015年9月~2026年3月現在計画進行中・完了時期未定)
※3:所沢市ホームページ「ファルマン通り交差点改良事業」より
※掲載の写真のうち注釈のないものは2021年9月から2022年1月にかけて撮影したものです。記載の距離は、現地からの地図上の概算です。
熊谷実津希

住宅ライター
熊谷実津希

「知りたいことは、現場に行って調べる!」がモットーの住宅・不動産専門ライター。二児の母にして分譲マンション購入経験あり。美味しいお店を発見する眼力にも自信あり!?

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