初秋のレジャースポット紹介!江戸川河川敷のサイクリングロードを走って『水元公園』へ

まだまだ日中は厳しい残暑が続いているものの、9月に入って少しずつ空が高くなり、秋の気配が感じられるようになりましたね。「今年の夏は暑すぎて外のレジャーへ出かける気分にならなかった」という方も多いと思いますが、爽やかな初秋の風が心地良い今は、サイクリングレジャーにピッタリな季節です。
そこで今回は、江戸川河川敷のサイクリングロードをまっすぐ南下すると到着する、おすすめレジャースポット『水元公園(みずもとこうえん)』をご紹介します。
※水元公園・・・・・・現地より約6km(自転車で約20~30分)/2023年9月撮影
【この記事のまとめ】
川沿いを走る日本一長いサイクリングロード、江戸川河川敷
当レポート内でも何度かご紹介している通り、【ザ・パークハウス 三郷】の現地東側には江戸川の河川敷が広がっており、土手の上には“川沿いを走る日本一長いサイクリングロード”が続いています。
▲サイクリングロードの起点となる利根川分岐点(千葉県野田市)から東京湾の河口付近(江戸川区南葛西)まで、なんと全長は約60km!
※以下、江戸川河川敷サイクリングロード・・・・・・現地より約100m/2023年9月撮影
▲サイクリングロードは出入口が限られていて、どこからでも自由に入れるわけではないのですが、ちょうど【ザ・パークハウス 三郷】の東側目の前に出入口(階段+自転車道)があるので、気軽に利用しやすくなっています。
ちなみに、写真で見ると夏草がかなり勢いよく生い茂っていますが(笑)、ちょうど撮影時は除草作業の真っただ中で、このあとサイクリングロード周辺の草はキレイに刈り取られていきました。
▲約6kmの距離を自転車で移動すると、大人なら約20分、子どもなら約30分。サイクリングロードは途中に交差点や信号がなく、見晴らしの良い河川敷をまっすぐ進むルートとなるため、街なかの道路を走るよりも気分爽快です!
※サイクリングロードは歩行者も利用しているため、歩行者への配慮を行いながら安全走行を心がけましょう。
・・・では、ここからは『水元公園』へ。
水元公園は東京都葛飾区と埼玉県三郷市にまたがる都立公園
都立公園としてお馴染みの『水元公園』ですが、実は園内の一部は三郷市内にかかっており、「小合溜(こあいだめ)」と呼ばれる用水池が、葛飾区と三郷市の境界点になっています。
実は、筆者は今回の取材で初めてこちらの公園を訪れたのですが、驚いたのは本当に美しい水辺の風景が広がっていること!
・・・こちらの写真をご覧ください。
▲おおおおお!このシーンだけを切り取ると、まるでどこか遠くの避暑地リゾートを訪れたかのような、清々しい気分になりますね(笑)
※以下すべて水元公園・・・・・・現地より約6km/2023年9月撮影。
もともとこの一帯では、古利根川(中川)の豊かな水脈を活かし、江戸時代から用水路の整備が進められてきたのだとか。そのため、水元(みずもと)という地名は“用水路の水源”に由来すると伝えられています。
▲東京都内では唯一の「水郷の景観」を体感できる水元公園。面積は約96万m2で、園内にはポプラ並木やメタセコイアの森のほか、花しょうぶやスイレンなどの水生植物が自生する様子を観察できます。
人工的に造られた公園ではなく、古くからの地域の景観や自生する植物たちの生態系を保護するための施設でもあるため、“本来の自然に還る心地よさ”が感じられるのです。
バーベキュー広場では“手ぶらでバーベキュー”も楽しめる
水元公園を一周すると約8km。徒歩だと一日ではすべてまわりきれないほどの広さですが、自宅からサイクリングをかねて自転車で移動すれば、園内散策もスムーズに楽しめます。
▲公園の西側は『中央広場』を中心にアクティブに過ごせるエリア、東側は『水辺のさと』など水生植物や生物たちを観察できるエリアで、タナゴやヘラブナ釣りが楽しめる釣り堀もあります。また、これから秋が深まり11月に入ると、水元公園の風物詩 ポプラ並木の紅葉が見ごろになりますよ!
▲この日は平日朝だったので子どもたちの姿は見えませんが、親子連れファミリーから人気が高いのは、ロング滑り台やターザンロープなどが揃った『冒険広場』。
▲こちらは、小型犬・中型犬・大型犬でフィールドが分かれている約3500m2の『ドッグラン』。事前登録を行えば無料で利用できます。
▲『冒険広場』に隣接する『バーベキュー広場』には、食材販売や器材貸し出しを行ってくれる店舗も併設されているので“手ぶらでバーベキュー”が楽しめます。
※バーベキュー広場の利用は無料(完全予約制)。食材+器材セットはキッズ1530円から、大人2980円から(事前予約制)
▲ちなみに、水元公園ではレンタサイクルの利用も可能。自宅からマイカーで出かけて、園内を自転車移動する方法もありますよ!
※水元公園レンタサイクル・・・高校生以上200円、中学生以下100円(2時間あたり)
いかがでしたか?
わざわざ遠出をしなくても、自宅から気軽にお出かけできるレジャースポットが近くにあれば、家族の楽しい想い出をたくさん重ね、子どもたちの豊かな情操を育むことにつながっていくはず──こののびやかな子育て環境こそ、【ザ・パークハウス 三郷】ならではの暮らしの価値となりそうです。

住宅ライター
熊谷実津希
「知りたいことは、現場に行って調べる!」がモットーの住宅・不動産専門ライター。二児の母にして分譲マンション購入経験あり。美味しいお店を発見する眼力にも自信あり!?