住宅ライターのザ・パークハウス 三郷取材レポート

埼玉県三郷市

マンション目の前が黄色のじゅうたんに! 三郷の菜の花・桜の名所をレポートします

三郷は都心へのアクセスもしやすく、江戸川の河川敷をはじめ、自然も身近な街です。
江戸川の河川敷は広々としているため、四季の変化も分かりやすいのですが、なかでも春になると一面に咲く菜の花は毎年恒例の風物詩のひとつ。

肌寒さが和らぐ3月上旬から徐々に咲き始め、満開の頃には河川敷がまるで黄色のじゅうたんのようになります。

上の写真は、3月下旬の様子。右側に写っている建設中の建物が、「ザ・パークハウス 三郷」です。
マンションの目の前に、こんなにたくさんの菜の花が咲くんですね!

また、春といえば桜も! ということで、三郷周辺の桜の名所もレポート。
家族でのんびりお花見するのにぴったりなご近所公園から、水辺の大規模公園、散策が楽しそうな川沿いの遊歩道など、趣向が異なるスポットをいくつか紹介していきます。

こちらの記事をまとめると……

江戸川の堤防が一面の菜の花に。3月から5月にかけて、春らしい景色が楽しめます

普段は緑に覆われている江戸川の堤防ですが、菜の花が咲くと、遠くからでもはっきり分かるくらい鮮やかな黄色に変わります。


▲3月下旬の、マンション近くの堤防の様子。満開の菜の花が視線のずっと先まで続いていました。
菜の花の花言葉は「快活」「明るさ」なのだとか。確かにこの景色を見ていると、なんだか気持ちが明るくなりそう!
(江戸川河川敷 マンション現地より約100m)

 

マンションから見ると、東側の住戸の前にこの景色が広がるよう。
菜の花は、桜などに比べると開花時期が長く、3月上旬から5月上旬のゴールデンウィーク頃まで楽しめるそうです。
毎年この季節が楽しみになりそうですね。


▲マンションの高さでいうと、3~4階あたりがちょうど堤防の位置になるようです。(4階から目線が堤防を越えるそうです)

 


▲堤防の上のサイクリングロード。
サイクリングロード全体は約170kmの長さがありますが、菜の花が咲くのはそのうち三郷や流山周辺の30kmほど。それでも充分な距離ですから、菜の花を眺めながらサイクリングやお散歩をしてみるのも気持ちが良さそうですね。
(江戸川河川敷 現地より約100m)

 

開花が終わると、行政の管理によって短く刈られ、今後は夏らしい青々とした緑の景色に。
河川敷の芝生の広場にテントなどを張ってピクニックを楽しむのも良いですし、8月には「みさとサマーフェスティバル」の花火も開催されます。

季節の移り変わりを、気候の変化だけでなく、マンションのバルコニーや屋上テラスからの景色で感じられそうでステキだなと思います。

桜のスポット1:家族でのんびりお花見できる早稲田公園。周りの住宅街も桜でいっぱい

また、三郷には桜の名所もあちこちに。
マンションの近くでは、以前の記事でも詳しくレポートした早稲田公園が、地元の方お馴染みのお花見スポットなのだとか。


▲サッカーのフィールド約2個分と、ほどよい広さの早稲田公園。
およそ50年の歴史がある公園なので園内の桜の木も大きく育っており、見事な枝ぶりに。
(早稲田公園 現地から約980m)

 

私が訪れたのは3月下旬の平日でしたが、数組の方がベンチに座ったりシートを敷いたりしてお花見を楽しんでいました。
近隣にお住まいというファミリーの方にお話をお聞きしてみたところ、天気の良い土日は近隣からたくさんの人がお花見に訪れるそうですが、混雑しすぎてシートを敷くスペースがない、なんていうことはなく、のんびりお花見ができるのだとか。

「大きくて有名な公園のように、朝から場所を取って、大人数でワイワイお花見する、というよりも、家族でおにぎりだけ持ってぷらっと遊びに来るというような公園」だそうで、特に小さいお子さん連れやシニアの方にはちょうど良い規模のようです。

そういう公園が徒歩や自転車で気軽に行ける距離にあるって、良いですね~。


▲住宅街の中にある公園なので、のどかな雰囲気。
近くにはコンビニやスーパーもあるので、そちらでお弁当を買っても良さそうです。
(早稲田公園 現地から約980m)

 

周りの住宅街にも桜並木があるので、このあたり一帯が桜に包まれて、遠くまで桜が続いているように見えるのも早稲田公園の良いところ。
公園への行き帰りにも桜が見られますし、近くの児童館(早稲田児童センター)や早稲田図書館に行くついでにお花見気分が味わえるのも良いなと思います。


▲早稲田周辺の街並み。
私は自転車で桜並木の下を走ったのですが、風が吹くと花びらが落ちてきてなんとも風流でした。静かな場所なので、桜が揺れるサラサラという音も心地よく聞こえましたよ。
(早稲田周辺 現地より約1,200m)

桜のスポット2:大規模公園のみさと公園や川沿いの遊歩道など、さまざまな桜の名所があります

マンションから少し足を延ばすと、また違ったお花見スポットがあります。

例えば約6kmの場所にあるみさと公園は、16.9ha(東京ドーム約3.6個分)の広さがある大規模公園。
江戸川と中川の間にある「小合溜井(こあいだめい)」という池に沿って整備されていて、園内には遊具のある広場やバーベキュー場、自然観察園などがあり、桜並木もあります。


▲みさと公園。芝生の広場の周りを囲むように桜並木があります。
取材したのは雨上がりの早朝だったので人が少なめでしたが、休日にはたくさんのお花見客で賑わいます。
(みさと公園 現地より約5,890m)

 


▲桜並木の下はランニングコースになっていて、ジョギングやウォーキングをする人も。
三郷駅からはバスも出ていますが、江戸川のサイクリングロードを南下しても来られますから、サイクリングの目的地にしても良いかもしれません。
(みさと公園 現地より約5,890m)

 


▲水辺の景色が楽しめるのもみさと公園の魅力。水面に浮かんだ花びらの間をカモがスーッと泳ぐ様子など、のどかでずっと眺めていられそうでした。
(みさと公園 現地より約5,890m)

 

こちらの公園は、ソメイヨシノのようなお馴染みの桜だけでなく、2月中旬~3月上旬にかけて咲く河津桜(かわづざくら)の名所でもあるんです。

河津桜は、静岡県の河津町で発見された早咲きの桜で、ソメイヨシノよりも小ぶりで濃いピンク色の花が特徴。
ソメイヨシノのように一気に咲いて一気に散るのではなく、1か月くらいかけてゆっくり咲く品種なので、比較的長い期間、花が楽しめます。

 
▲3月上旬に撮影した、みさと公園の河津桜。
規模としてはソメイヨシノの桜並木よりも小さいですが、この時期の桜は珍しいこともあり、なかなか見ごたえがありました。
(みさと公園 現地より約5,890m)

 

それから、つくばエクスプレスの線路から少し南に行ったところにある川沿いの遊歩道も、桜並木がキレイな場所として地元の方に親しまれています。


▲三郷放水路沿いの遊歩道。
三郷放水路は、治水対策のため中川と江戸川を結ぶ形で整備された水路で、両脇が自転車・歩行者専用の遊歩道になっています。
6月頃からはツツジが咲き、また違った景色になるよう。
(三郷放水路 現地より約3,350m)

 

今回レポートした菜の花・桜のスポットを地図で見ると、こちらです。

▲地図です。
他にも、三郷中央駅の近くの「におどり公園」のしだれ桜や、江戸川沿いの遊歩道(つくばエクスプレスの線路から少し南下した、新和2・4丁目周辺)など、桜が見られるスポットがいくつかあります。

 

毎年桜の時期になると、ニュースなどでさまざまなお花見スポットが話題になりますが、都心部の名所は家族では行きづらかったり、混雑しすぎてしまうことも。

地元でのんびり菜の花や桜を眺められるって、実はなかなか贅沢なことかもしれません。
家族の思い出が増やせそうな場所だなと思います。

※掲載の写真はすべて2023年3月に撮影したものです。記載の距離は、現地からの地図上の概算です。徒歩分数は80m=1分として算出し、端数は切り上げています。
熊谷実津希

住宅ライター
熊谷実津希

「知りたいことは、現場に行って調べる!」がモットーの住宅・不動産専門ライター。二児の母にして分譲マンション購入経験あり。美味しいお店を発見する眼力にも自信あり!?

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