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住宅ライターの「ザ・パークハウス 三郷」取材レポート

熊谷実津希

住宅ライター
熊谷実津希

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2022年10月29日

【動画あり】三郷駅からの交通アクセスを検証! ~武蔵浦和乗換・埼京線編 (新宿行き)

「ザ・パークハウス 三郷」の最寄駅・三郷からの交通アクセス検証第3弾。
今回は、山手線西側方面へのアクセスを検証すべく、新宿駅に行ってみたいと思います。

これまでの記事では、第1弾:品川への通勤(つくばエクスプレス乗換)と、
第2弾:大手町への通勤(千代田線乗換)、と続けてレポートしてきました。

新宿駅へは武蔵浦和乗り換えでJR埼京線を利用します。
これまで検証してきたつくばエクスプレスや山手線、千代田線と比べると、埼京線って混雑しそうなイメージがありますが、実際はどうでしょうか。

三郷からかかった時間や武蔵浦和での乗り換え動線なども含めて、詳しくレポートしていきます。

(上の写真:JR新宿駅 南改札周辺)

こちらの記事をまとめると……

【動画レポート】今回の記事「三郷から新宿への交通アクセスを検証」を動画で見る

【2023年4月11日に動画を追加しました】
今回の記事を動画にまとめました。4分10秒で要点をチェック!

詳しい内容は以下の記事を読んでくださいね。

新宿・渋谷・池袋など、“山手線西側”の主要駅にも乗り換え1回

三郷駅は埼玉県のなかでも千葉寄りに位置しており、JR武蔵野線の南流山や新松戸、西船橋といった駅で乗り換えて、秋葉原や東京、大手町、新橋、品川などへアクセスしやすい駅。
いずれも直通、もしくは乗り換え1回です。

これらの駅は、ざっくり言うとJR山手線の“東側”の駅ですよね。

一方で三郷からは、山手線“西側”の駅、つまり新宿や渋谷、池袋などにも乗り換え1回で行けるんです。


▲公式サイトのアクセス図を加工。
武蔵浦和駅乗り換えで埼京線を利用します。

 

武蔵浦和からは、埼京線で新宿へ22分。
そのほかにも、池袋、渋谷、恵比寿といった駅を通り、大崎まで行っても武蔵浦和から33分です。
(所要時間はいずれも通勤快速)


▲埼京線の路線図。

 

今回の目的地は新宿ですが、埼京線というと「渋谷駅のホームが山手線とはかなり離れた場所にあり、微妙に不便」というイメージがあるかもしれません。
実はこれ、2020年の工事によって既に解消しているようで、現在埼京線のホームは山手線のすぐ隣に位置しています。
以前よりもハチ公口や南口がかなり近くなったので(山手線とほぼ同じです)、利用しやすくなりました。

朝の通勤時間帯に乗車して検証! 武蔵浦和での乗り換えは、実測2分でした

それでは、平日朝の通勤時間帯に、三郷駅から新宿駅へ行ってみたいと思います。
9:00始業を想定して、8:30までに新宿に着く電車のうち、埼京線の「通勤快速」に乗れる電車をチョイス。


▲Yahoo!乗換案内アプリのスクリーンショット。
所要時間は乗り換えを含んで61分とのことです。

 

ちなみに埼京線の通勤快速の各駅停車との差は、新宿へ行く場合およそ6分。
今回は混雑具合も確認したかったので通勤快速を選びましたが、タイミングによって各駅停車が最速の到着になることも多いです。

 

では、早速検証スタート!

「ザ・パークハウス 三郷」は、広告表記上では「駅徒歩4分」のマンションですが、エントランス前からの実測では2分50秒ほどで駅に着きます。
また、三郷駅は駅構造がシンプルで、地上の改札からエスカレーターを1フロア分上ればすぐホーム。

マンションを出てから、信号を待ったり、大きな駅の構内を移動したり……というタイムロスが少ないので、7:16発の電車に乗る場合は、7:10ごろにエントランス前を出発すればOK。
ちなみに前回の計測では、マンション前から駅のホームまで約3分30秒でした。


▲平日朝の三郷駅。
改札は1つで、府中本町行き・東京行きどちらのホームへも階段を1フロア分上がるだけです。
(三郷駅 現地より約260m)

 

そしてこちらが、今回乗車する府中本町方面のホーム。


▲7:15ごろの様子。
武蔵浦和の乗り換え口に近い8号車(先頭)付近では、1つの乗車口につき2~3名が待っているくらいでした。
向かい側(東京行き)のホームも同じくらいの混み具合です。
(三郷駅 現地より約260m)

 

遅れもなく、時計が7:16になったのとほぼ同時に発車しました。


▲1分前に乗車予定の電車が到着。
車内もあまり混雑しておらず、座席は埋まっていましたがつり革は1/3くらいが埋まっているくらいで余裕がありました。
(三郷駅 現地より約260m)

 

ちなみに府中本町行きの本数はというと……


▲平日7時台は13本、4分に1本くらいの割合で電車があります。
(7:42の『シ大』は大宮行きのしもうさ号。大宮まで乗り換えなしで行ける普通列車です)

 

三郷から乗り換え駅の武蔵浦和までは9駅です。


▲武蔵野線の路線図。武蔵浦和までの所要時間は、日中平常時で27分とのこと。

 

途中、武蔵野線の乗車区間を半分くらい過ぎた「南越谷」で、かなりの人が降りました。ここで座れることも多いんじゃないかと思います。(私は座れました!・笑)
南越谷では東武スカイツリーライン(日比谷線と半蔵門線への直通電車があります)に乗り換えられるので、そちらを利用する人が多いのかもしれませんね。

降りる人も多かったですが乗ってくる人もたくさんおり、南越谷を発車する時点では座席は埋まり、つり革は1/2くらいが埋まっている状態に。

その後少しずつ混雑して、東浦和あたりでは座席もつり革もほぼすべて埋まり、ドアの前に立っていると近くの人と多少体が触れるくらいに。
混雑率のデータなどによるとこの東浦和→南浦和間が武蔵野線で最も混雑する区間のようですが、それでもこの程度で済んでいました。

 

さて、電車は予定通り7:45に武蔵浦和に到着。


▲武蔵浦和駅に着いたところ。
(武蔵浦和駅)

 

武蔵浦和での乗り換えは、まず2階にある武蔵野線ホームから、駅構内の通路とコンコースを70mほど移動。
そしてエスカレーターを1フロア分上ると、埼京線ホームです。


▲武蔵浦和駅の案内図に移動ルートを書き入れてみました。
行きは武蔵野線ホーム2番線到着。帰りは1番線に行くため武蔵野線の線路をくぐるので、行きよりも30秒~1分ほど乗り換えがプラスになります。
行きも帰りも、エスカレーター・階段以外にエレベーターもあるので、ベビーカーや大きい荷物でも移動しやすいです。

 

武蔵野線のホームと乗り換え通路の位置関係はこのようになっています。


▲武蔵野線2番線(府中本町行き)のホーム。
通路の入り口はホームの端にあるので、武蔵野線の先頭車両(8両目)に乗っておくとスムーズ。
(武蔵浦和駅・検証時とは別時間帯に撮影)

 

 
▲こちらが埼京線ホームへ向かう通路。たくさんの人が乗り換え口に向かいます。屋根付きなので雨や風も気になりません。
(武蔵浦和駅・画像1枚目は検証時、画像2枚目は検証時とは別時間帯に撮影)

 

 
▲通路の先のコンコースに、埼京線ホーム行きエスカレーター・階段があります。
(武蔵浦和駅・画像1枚目は検証時とは別時間帯、画像2枚目は検証時に撮影)

 

ちなみに、埼京線ホーム行きエスカレーターの手前には、飲食店や成城石井などの駅ナカ施設もありますよ。(詳しくは後述します)

ホームからホームまでの移動時間をストップウォッチで計測してみたところ、2分ちょうどでした。

階段よりエスカレーターのほうが少し混みますが、エスカレーター利用でもこれくらいの分数で乗り換えができました。特別長くもなく、一般的な乗り換えかなと思います。JRどうしなので、改札を出なくていいのはスムーズでした。


▲乗り換えは、平日朝で約2分。
(武蔵浦和駅)

 

ここから埼京線に乗車するわけですが、埼京線のホームはやはりかなり人が多く、乗車口ごとにホームの端まで届くくらいの人が並んでいました。

 
▲新宿行きの埼京線のホーム。
私が乗車したのは通勤快速でしたが、各駅停車であればもう少し待っている人が少ないようでした。
電車は予定通り、7:50に武蔵浦和を発車。
(武蔵浦和駅)

 

埼京線車内は混雑はしていましたが、私が見た限りでは、以前に耳にしたような「ホームで待っていた人が一度に乗り切れない」というようなことはありませんでした。

私は新宿駅で南口に出たかったので前方の車両に乗っていましたが、乗車時は座席もつり革も埋まり、車両中央部まで人で埋まっているくらい。
近くにいる人と軽く体が触れるような状態でしたが、スマホ操作には支障がない程度でした。

 

埼京線の本数はというと、7時台は16本、3~4分置きに電車があるようです。


▲埼京線の新宿方面の時刻表。
通勤快速は15分に1本くらいの割合。
通勤時は通勤快速にこだわらず「来た電車に乗る」で良さそうです。
ちなみに女性専用車両は、7:01~9:07発、10号車(新宿行きの場合は先頭車両)で採用されています。

 

武蔵浦和を過ぎると、赤羽や板橋などを通りますが、混雑具合に大きな変化はなし。

この時は先を走る電車で荷物挟まりのトラブルがあったようで、途中の赤羽には3分ほど、池袋には4分ほど遅れて到着しました。(池袋到着は8:14でした)

 

目的地の新宿に着いたのは8:22


▲車内アナウンスによると予定より5分ほど遅れて到着とのことだったので、通常は8:17ごろには新宿に着くようです。
(新宿駅)

 

 
▲新宿駅の南口を出たところ。
新宿にはさまざまな路線が通っていますが、山手線や埼京線であれば、伊勢丹のある東口、都庁がある西口、高島屋やルミネのある南口、どの方面にも出やすいのが良いですね。
(新宿駅 南改札周辺)

 

今回の検証のポイントを整理すると……

・ 三郷から新宿・渋谷・池袋へは、武蔵浦和で1回乗り換えるだけ
・ 武蔵浦和での乗り換え移動は、朝の実測で2分。JRどうしなので、改札を通る必要はなし
・ 三郷駅から新宿駅まで、通常時であれば61分で到着
・ 混雑具合は、武蔵野線、埼京線ともに最も混雑する区間でも体が軽く触れる程度

乗り換えだけじゃもったいない?武蔵浦和は駅ナカで食事や買い物ができます

さて、途中で少し触れましたが、武蔵浦和駅は駅ナカ施設がほどよく充実している駅。
改札を出なくても、買い物や食事ができますよ。


▲武蔵浦和駅の改札内。
輸入食材なども扱うスーパーや書店、「丸亀製麺」やイートインスペースのあるお茶漬け・おにぎりの「ぐぅ」、「とんかつ新宿さぼてん」、つけ麺の「舎鈴」といったしっかりめのご飯が食べられるお店、週替わりのスイーツ店、薬局の「くすりステーション」などがあります。
(武蔵浦和駅)

 


▲乗り換えルートの途中に駅ナカ施設があるので、回り道不要です。
改札外にはなりますがカフェやコスメ、雑貨などのショップもありますよ。
(武蔵浦和駅)

 

 

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いかがでしたか?
今回の検証は2022年10月の平日朝に行ったもので、テレワークの状況等で時期によって混雑具合には違いが出てくるかもしれません。

 

武蔵野線は「乗り換え1回」で多方面にアクセスできる路線なので、家族で勤務先が異なっているとか、異動があった場合なども対応しやすいと思いますし、子どもの進学先の選択肢も増えそうだと思います。

休日のお出かけ先を選ぶ際や、旅行、出張などで新幹線や飛行機を使う際など行動パターンの幅が増えるほど、「武蔵野線って、結構便利かも」と感じられるかもしれませんね。

熊谷実津希

住宅ライター
熊谷実津希

「知りたいことは、現場に行って調べる!」がモットーの住宅・不動産専門ライター。二児の母にして分譲マンション購入経験あり。美味しいお店を発見する眼力にも自信あり!?

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