三郷駅から1kmほどの範囲を散策!どんな街?お買い物や食事スポットなどを調べました

これまでの記事では、「ザ・パークハウス 三郷」の最寄駅、JR武蔵野線「三郷」の駅や建設地周辺についてレポートしてきましたが、今回はもう少し範囲を広げて三郷駅から1kmくらいの範囲を散策してみたいと思います。
武蔵野線沿線に充実している、ららぽーとやコストコ、IKEAやイオンタウンなどの大型商業施設に加えて、足元の駅ではどんなお店が普段使いできるのでしょうか。
日ごろのお買い物や外食はどこでできる? どんな雰囲気の街? といったことを調べてみました。
こちらの記事をまとめると……
■三郷駅の北側 ~早稲田中央通り沿いに、ドラッグストアや洋菓子店など複数のお店が建ち並んでいます
■街のシンボル・早稲田公園周辺 ~住宅街の中にベーカリーやレストランなどもあり、開拓が楽しい
■スーパーなどの日常の買い物 ~マンション近くのカスミや、駅北側の業務スーパーなどが便利そう
三郷駅の北側 ~早稲田中央通り沿いに、ドラッグストアや洋菓子店など複数のお店が建ち並んでいます
まず三郷駅周辺の様子について、ざっくりと地図に描き入れてみました。
まず、駅の北側は、早稲田中央通りという大きな通り沿いに、複数のお店が建ち並んでいます。
このあたりは早稲田中央共栄会という商店街で、ドラッグストア(マツモトキヨシ)や、お酒などのディスカウントストア(ビッグ・エー)などの大きめのお店だけでなく、老舗の洋菓子店や味自慢のお煎餅屋さんなど、地域で親しまれてきた店舗が並ぶ通り。
早稲田中央共栄会は昭和59(1984)年に発足した歴史ある商店会で、この地域が、今年で市政50周年の三郷市の歴史を支えてきたことがうかがえます。
早稲田中央通りから一歩離れると、一戸建てや、団地なども建つ住宅街の街並みに変わります。住宅街の中を探してみるとイタリアンレストランなどの飲食店やベーカリーなどがあって、散策が楽しいエリアです。
また、駅の南側(マンションが建つ側)には、スーパーの「フードマーケットカスミ」やコンビニ、野菜の直売所などがあるので、日ごろの買い物は徒歩圏内で済みそう。
ちなみに、三郷駅周辺は街全体がほぼ平坦で坂がなく、線路が高架化されて道路の上を通っているため、駅の通り抜けはスムーズ、踏切もありません。
駅の南北の行き来がしやすいですし、大通りは歩道もかなり広く取られていて、自転車と歩行者の通行帯が分けられていたりします。
▲こちらは路線バスも通る駅北側のメインストリート・早稲田中央通り。
徒歩や自転車でのお買い物もしやすそうです。
(早稲田中央通り マンション現地より約620m)
この道路はバスも通る交通量の多い道で、お店も複数建ち並んでいます。
なかでも日ごろのお買い物スポットとして便利そうなのが、大型のドラッグストア「マツモトキヨシ」。
▲車でまとめ買いに来る人も多い“マツキヨ”。
ワンフロアでかなり広い店舗です。ドラッグストアでありつつホームセンターのような品揃えで、日用品売り場にはフライパンやお弁当箱などもありました。
医薬品はもちろんコスメもベビー用品もかなり充実していて、例えば紙おむつは「小さめ新生児」や「ビッグより大きい」といった、小さい店舗ではなかなか見つからないようなサイズも揃っていましたよ。
(マツモトキヨシ三郷早稲田店 現地より約630m)
「24時間営業なのに、食品もお酒も安い!」と評判のディスカウントストア「ビッグ・エー」もあります。
▲ディスカウントストアの「ビッグ・エー」。
お酒やペットボトル飲料、野菜などの生鮮食品やカップ麺、おつまみなどがディスカウント価格で販売されています。コンビニ代わりに夜間に利用する方も多いようです。
(ビッグ・エー三郷駅前店 現地より約550m)
また、大通り沿いはファミリーレストランも豊富。
「ステーキのあさくま」や「びっくりドンキー」、「ステーキのどん」、「ココス」、パンケーキが美味しい「星乃珈琲店」、和食レストランの「藍屋」、イタリアンの「ピザ工房馬車道」といったお店があります。
▲子どもが小さいうちはやっぱり利用しやすいファミレス。ラインナップが多いのは助かります。
(画像1枚目:びっくりドンキー三郷店 現地より約730m/画像2枚目:ステーキのあさくま三郷店 現地より約720m ※1/画像3枚目:ピザ工房馬車道三郷店 現地より約900m)
大型のチェーン店だけでなく、40年以上続く洋菓子店やお煎餅屋さんのような地域密着型のお店もあるのが三郷の面白いところ。商店街らしい、「この街の、このお店でしか買えない味」に出会えます。
▲洋菓子店「マリエーヌ洋菓子店」。今年45周年を迎えるという老舗で、江戸川の葉の花をイメージした焼き菓子など手土産にぴったりな商品も。
(マリエーヌ 現地より約770m)
▲創業40年以上のお煎餅屋さん「三郷せんべい」。
お煎餅の味は、三郷の名産・小松菜や、ごま、エビ、スイートコーン、チーズ、わさび、カレーなど多種多様。甘いものが苦手な方へのギフトにも向いていそうです。
(三郷せんべい 現地より約680m)
街のシンボル・早稲田公園周辺 ~住宅街の中にベーカリーやレストランなどもあり、開拓が楽しい
続いて、大通りから少し入ったところも歩いてみました。
駅の北口から早稲田中央通りを600mほど進み、住宅街へ少し入ると、このあたりのシンボル的存在「早稲田公園」があります。
▲緑いっぱいで気持ちのいい「早稲田公園」は、地域の憩いのスポットとなっている様子。
園内には芝生広場やテニスコート、市営のプールなどもあります。
(早稲田公園 現地より約980m)
公園のお隣には文化会館や図書館といった大きな公共施設もあり、文化的な雰囲気を感じます。
▲「ウルフルズ」や「緑黄色社会」といったアーティストのコンサートも行われる「三郷市文化会館」や、児童図書の蔵書数が市内で最も多い「早稲田図書館」があります。(※早稲田図書館は改修のため令和5年3月まで休館中)
(画像1枚目:三郷市文化会館 現地より約1,260m/画像2枚目:早稲田図書館 現地より約1,510m)
このあたりは街並みがキレイで緑が多く、お散歩が気持ちいいんです。
買い物や用事のついでに歩き回ってみるのも良さそう。
▲早稲田公園周辺の街並み。
街路樹がよく育っていて、日差しが強い日も木陰の下を歩けます。
(画像1枚目:早稲田4丁目周辺 現地より約1,080m/画像2枚目:早稲田4丁目周辺 現地より約1,160m)
また、周辺を探すと、住宅街の中にふと個人経営のステキなお店が見つかるのも楽しいんです。
例えばこんなお店を発見!
まずは、早稲田公園の近くにあるイタリアンのお店、トラットリア「イル・カミーノ」。
▲本格イタリアンが気軽に楽しめる「イル・カミーノ」。
渡り蟹が丸ごと乗ったトマトクリームパスタや香ばしい本格ピッツァ、鮮魚や牛ヒレ肉のグリルなどが人気なのだとか。
落ち着いた雰囲気のお店ですが、かしこまりすぎない親しみやすさがあって、ファミリーでも利用しやすそう。
(イル・カミーノ 現地より約900m)
地元で愛される可愛らしいベーカリーも。
▲2011年にオープンした「る・穂のか」。国産小麦を使用したバゲットや食パン、お客さんのリクエストから生まれたというふわふわの白パン、種類豊富な低糖質パンが人気のベーカリーです。
(る・穂のか 現地より約560m)
他にも古民家風カフェやお酒も飲める串焼き店、パティスリー、和食店など、さまざまなお店があります。
▲新鮮な野菜をたっぷり使ったランチプレートが人気の古民家風カフェ「cafe 2345」や、炭火でじっくり焼き上げる串焼きが美味しい「炭火焼串焼はらはま」、マカロンや可愛らしい季節のケーキが評判の「パティスリーもなみ」、創業50年以上という昔ながらのお蕎麦屋さん「長寿庵(ちょうじゅあん)」など、個性あるお店が見つかります。
(画像1枚目:cafe 2345 現地より約1,320m/画像2枚目:炭火焼串焼はらはま 現地より約950m/画像3枚目:パティスリーもなみ 現地より約590m/画像4枚目:長寿庵 現地より約890m)
お休みの日は気軽なファミレスに出かけるもよし、三郷グルメを探して早稲田エリアをお散歩してもよし。選択肢はいろいろとありそうですね。
スーパーなどの日常の買い物 ~マンション近くのカスミや、駅北側の業務スーパーなどが便利そう
スーパーなどのお買い物スポットについても調査。
マンションから利用しやすそうなのは、徒歩3分(約190m ※1)のスーパー「フードマーケットカスミ」です。
▲「フードマーケットカスミ」。営業時間は10:00~23:00と夜遅くまで営業しています。
オリジナルブランドの国産生ハムやオーガニックミューズリー(オーツ麦・ドライフルーツ・ナッツがミックスされたシリアル)、クラフトビールなど、“ちょっと良い”ものも買えます。
(フードマーケットカスミ三郷駅前店 現地より約190m ※1)
スーパーよりも手前、マンションから徒歩2分(約140m ※1)には「ファミリーマート」があります。駅前には「NewDays(ニューデイズ)」も。
マンションの徒歩3分圏内にコンビニが2軒あるんですね。
▲イートインスペースもあるちょっと広めのコンビニ「ファミリーマート」と、駅前コンビニ「NewDays(ニューデイズ)」。
(画像1枚目:ファミリーマート三郷駅南店 現地より約140m ※1/画像2枚目:NewDays三郷 現地より約240m)
また、最初に紹介した「マツモトキヨシ」に加えて、採れたて野菜が買えるJAの野菜直売所や、大型の「業務スーパー」(お馴染みのオリジナル商品だけでなく、丸ごとの魚やお寿司も売っている広さ!)などもあり、買い物環境としては整っているといえそう。
▲JAの野菜直売所。
朝採れの小松菜は1束100円、ブルーベリーは370円、葉っぱ付きのニンジンもドッサリで120円とリーズナブル。
(三郷市とれたて野菜直売所 べじ太くん 現地より約890m ※1)
いかがでしたか?
三郷駅を降りてぐるっと見渡しただけだとちょっと分かりにくいのですが、住宅街の中を散策してみると飲食店があったりベーカリーやお菓子屋さんがあったりと、なかなか楽しい街だと分かりました。
このあたりは昭和48年のJR武蔵野線開通をきっかけに、昭和50年代から住宅地として発展してきた地域。
50年近く前から人が住んでいる街なので、生活に必要な買い物スポットや飲食店、公共施設などがひと通り揃っているんですね。
三郷駅を中心としたコンパクトなエリアに店舗がまとまっているのも良いなと思います。
散策していて、お店や道路が混雑しすぎずマイペースで買い物ができたりと、ほどよい“ほのぼの感”を感じました。
適度な利便性とのんびりと暮らせそうな穏やかさが両立しているのは、三郷ならではの魅力かなと思います。
※1:敷地南側の自転車置場出入口を通る建物入口地点にて計測

住宅ライター
熊谷実津希
「知りたいことは、現場に行って調べる!」がモットーの住宅・不動産専門ライター。二児の母にして分譲マンション購入経験あり。美味しいお店を発見する眼力にも自信あり!?