住宅ライターのザ・パークハウス 横浜港南台取材レポート

神奈川県横浜市

港南台から東京駅までの通勤を体験! 朝の通勤時間帯に座れるのかを検証します

みなさん、はじめまして。住宅ライターの林景子です。

本日から、横浜市港南区の新築分譲マンション「ザ・パークハウス 横浜港南台」のレポートを担当します。さまざまな角度から物件や立地をチェックしていきますので、ぜひお付き合いください。

初回のテーマは、気になる「通勤」について。
「ザ・パークハウス 横浜港南台」の最寄り駅は、JR京浜東北線・根岸線「港南台」駅。
マンションから港南台駅までは徒歩8分です。

今回は、実際に朝の通勤時間帯に「港南台」駅から乗車し、「東京」駅までの通勤シミュレーションを行います。混雑具合は?座れる?などを検証していきますね。

(上の写真:東京駅 丸の内中央口)

こちらの記事をまとめると……

交通図で港南台のポジションを確認。 横浜・品川・新橋などを通って、「東京」駅まで直通アクセス

まずは「港南台」駅のポジションを確認しましょう。


▲「ザ・パークハウス 横浜港南台」公式サイトから図を引用。
(移動時間は時間帯により異なります。※1)

 

「港南台」駅はJR京浜東北線・根岸線の駅。「横浜」駅へは直通で25分、「品川」駅へは横浜駅でJR東海道本線・上野東京ラインに乗り換えて47分、「東京」駅までも同じく横浜駅でJR東海道本線・上野東京ラインに乗り換えて58分で到着。
また2駅7分の「大船」駅でJR横須賀線に乗り換えれば、17分ほどで鎌倉へ行けます。

※1 交通図に表示の電車所要時間は平日の通勤時(通勤時=目的駅に7:00~9:00着)のもので、時間帯により異なり、乗換・待ち時間を含みます。出典:「駅すぱあと(2023年6月第1版)」を参考に算出しています。

 

ざっくり、「横浜と鎌倉の間で、都心主要駅(東京・渋谷)まで1時間くらい」といったイメージの場所です。

JR京浜東北線は、「横浜」や「品川」のほかに、「川崎」「田町」「浜松町」「新橋」「有楽町」「秋葉原」などのビジネスエリアにも停車します。

 

その港南台駅から東京駅に移動する場合、主な手段は次の3パターン。

1 「横浜」駅でJR東海道本線に乗り換え
2 いったん「大船」駅まで戻って、大船でJR東海道本線に乗り換え
3 各駅停車で「東京」駅へ乗り換えなし

停車駅が少ない東海道本線に乗り換える「1」や「2」の方が少し早く着きますが、混雑率は東海道線が134%、根岸線が78%と、根岸線のほうが低い(※2)ようです。
今回は、乗換なしでゆったり通勤できそうな、各駅停車の「3」で検証してみました。

※2 国土交通省「都市部の路線における最混雑区間の混雑率」(2022) … JR東海道線(川崎~品川間)7:39~8:39の時間帯 134%、JR根岸線(新杉田~磯子間)7:14~8:39の時間帯 78%

 


▲Yahoo!乗換案内アプリのスクリーンショット。
平日朝のこの電車に乗ります。朝の時間帯のため、乗車時間は1時間10分です。

平日朝に実際に乗車! 東京駅周辺のオフィスで9時始業を想定した通勤シミュレーション

まずは港南台駅の、「東京方面」の時刻表を見てみましょう。


▲港南台駅、「東京方面」の時刻表。数字が囲われた列車(平日朝6時41分発~8時35分発まで)は、3号車が女性専用車両です。

 

平日朝の時間帯は、6時台が7本、7時台が12本、8時台が7本。
単純計算で7時台は約5分に1本、6時・8時台は約8分に1本と、本数は十分といえそう。

 
▲画像1枚目:平日朝7時ごろの「港南台」駅前の様子。通勤の時間帯ですが、人であふれかえっているということはありません。
画像2枚目:港南台駅からは周辺の住宅地とを結ぶバスが複数路線発着していますが、バスが到着するとワッと人が降りるため、瞬間的に人が増えます。
朝はバスの本数も多いので、この繰り返しが港南台駅の朝の風景といえそうです。


▲それでは検証スタート。時刻は7時8分です。
今回は、東京駅周辺のオフィスで9時始業を想定して、8時30分ごろまでに「東京」駅に到着するように乗車します。
※港南台駅 「ザ・パークハウス 横浜港南台」マンション現地より約640m

 

港南台駅は改札もホームも1ヶ所。

1階の改札からエスカレーターを上がるとすぐホームというシンプルな構造の駅舎で、改札を抜けてホームまでは30秒足らずで到着します。
エスカレーターも並ぶことなく、スムーズに乗ることができました。


▲駅のホームです。写真左側が「大船」方面、右側が「東京」方面乗り場。「大船」方面に向かうほうが、若干人が多いようでした。


▲7時11分発の電車に乗車します。この時間は各扉から5~6人が乗車する程度。車内は空席があるようです。
※港南台駅ホーム

 

この日筆者は列の最後尾から乗車しましたが、空席を見付けて最初から座ることができました。席が空いていても座らない人が数人いたため、車両にはまだ5~6席ほど空席もあります。
立っている人は、各扉付近に3~4人ほど、座席の前には2~3人程度。

この日のようにいつも座れるとは限りませんが、もし座れそうにない場合でも、1本電車を見送って、次の電車に列の先頭で乗車すれば座れそうです。

7時11分、時間どおりに「港南台」駅を出発。

次の「洋光台」駅では降りる人はほとんどおらず、数名が乗車。この日のこの車両は「洋光台」駅ですべての座席が埋まりました。つり革も1列につき2~3個程度使用されているくらいで、新聞を読むことができるほどゆとりがあります。

その後、「関内」駅まで徐々に人が増えていきますが、人と人とが触れ合うほどではなく、つり革も埋まっていません。

7時35分、「桜木町」駅に到着。ここで多くの人が下車します。
今回の検証では港南台から座れましたが、次の洋光台では席が埋まっていましたので、「ギリギリ座れた」感じでした。
始業時間の違いで出発時刻が少し後の時間になる場合など、港南台から座れないこともありそうですが、桜木町駅で人が降りたタイミングで座れそうだなと思いました。

次の「横浜」駅でも多くの人が降りますが、乗る人も多いです。ここからどんどん人が増えてきます。

「鶴見」~「大井町」駅あたりでは、肩と肩とが触れ合い、つり革を持つことができない人もいるくらいの混雑した車内に。ただギュウギュウ詰めの満員電車というほどではなく、スマホを見る程度ならできそうです。新聞を広げることはできない…そんな車内です。

「大井町」駅でかなり人が降り、以降は降りる人が多くなり、車内は少しずつすいていきます。
「田町」駅でたくさんの人が降車した後は、ほとんどの人が座れるように。立っている人は数人程度のゆとりある乗車率でした。


▲路線図に加筆。乗車した筆者の体感をまとめました。


▲8時21分。東京駅に定刻通りに到着しました。


▲そのまま、東京駅丸の内中央口に8時23分に到着です。カフェやコンビニに立ち寄っても、十分9時の始業に間に合いそう!
※東京駅丸の内中央口

では8時45分着くらいの時間だと、港南台駅何時発の電車になるのでしょうか。


▲平日の朝、港南台駅から乗り換えなしの電車を利用した場合の、東京駅着の時刻。
8時46分着の場合、港南台は7時38分発のようです。

 

朝の通勤時間帯はどんどん電車がやってくるので、座るために1本電車を見送って次の電車に乗車しても、到着時刻が大きく変わることはなさそうですね。

早く到着したい場合は、「横浜」駅か「大船」駅で乗り換えても

今回は乗り換えることなく東京駅へ行く方法を検証しましたが、乗り換え案内アプリで検索をすると、「横浜」駅か「大船」駅でJR東海道本線や横須賀線などに乗り換える方法も表示されます。

時間帯にもよりますが、各駅停車より5~10分程度の移動時間短縮となるようです。

 
▲Yahoo!乗換案内アプリのスクリーンショット。
画像1枚目:「横浜」駅で、JR東海道本線に乗り換え。7時23分発の電車に乗り、乗り換え時間を含め1時間0分で東京駅に到着。
画像2枚目:「大船」駅で、JR東海道本線に乗り換え。7時24分発の電車に乗り、乗り換え時間を含め1時間4分で東京駅に到着。

 

通勤時間帯の混雑を気にせずに少しでも早く目的の駅に行きたい場合は、乗り換えるのもあり。
ちなみに、東海道本線には「グリーン車」もありますので、混雑を避けたい場合は利用可能です。(※3)
※3 別途グリーン券(Suicaグリーン料金750円、通常料金1,010円)が必要。自由席のため満席で座れない場合もあり

 

いかがでしたか?

「通勤電車1時間10分」はちょっと時間がかかるイメージもあり、どうなのかなと思いましたが、実際に検証してみると、混雑率の低い路線なおかげで、座って快適に移動できました。

今回の検証では、港南台駅から座ることができました。
もし港南台で座れなくても、多くの人が降りる「桜木町」からは座れそう。ざっくり「45分間くらいは座れる」イメージでしょうか。

途中混雑する区間もありましたが、筆者は座っていたため、あまり気になりませんでした。

移動時間は、睡眠に充てるもよし、ニュースやメールなどをチェックしたり、勉強をしたり、趣味の動画などを閲覧したりするのもよし。
乗り換えがないため、スマホチェックなどが途中で「分断」されずにまとまった時間がとれるのは便利だなと思いました。

座ることができれば、より移動時間を有効活用できそうです。

※掲載写真はすべて2024年6月撮影。
※距離は現地からの地図上の概算です。徒歩分数は80 m=1分として算出し、端数は切り上げています。
林 景子

住宅ライター
林 景子

テレビやラジオのレポーター経験から取材好きに。
現在は、住宅のほか、子育てなどに関するライターとしても活動中。
自宅の壁や家具・小物などに自ら手を加えるなど、DIYが得意。

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