港南台から湘南の海へ! 乗り換えもスムーズな「江の島」に行ってきました
以前のレポートでもご紹介したように、「ザ・パークハウス 横浜港南台」が建つ港南台は、横浜中華街や山下公園、みなとみらいなど、横浜ベイエリアの観光スポットが身近な場所。
でもそれだけではなく、「今日は天気がいいから海へ行こうかな」「海鮮が食べたいな」と思い立ったら、鎌倉・湘南・葉山といった海側のスポットにも、鎌倉駅までは20分ほど、江ノ島までは30分ほどと、気軽に行ける距離なんです。(※1)
そこで今回は「江の島」へプチトリップ!
港南台からの交通利便性を検証するため、行き帰りの様子も含めてご紹介します。
(上の写真:片瀬東浜海水浴場から見た江の島)
こちらの記事をまとめると……
港南台から約30分で湘南江ノ島へ! 「懸垂式」の湘南モノレールでの移動が楽しい
「港南台」駅から湘南や鎌倉、葉山方面へ行くには、まずはJR京浜東北・根岸線で2つ目の駅「大船」駅へ。
大船を起点に、JR横須賀線や湘南新宿ライン、湘南モノレールなどに乗り換えて目的地に行きます。
▲マンションの公式ホームページに掲載されているレジャーのイラストマップ。
湘南、江の島、鎌倉、逗子方面へは、大船を起点に移動します。
そのほか、港南台から行きやすいレジャースポットは、八景島や三井アウトレットパークも。
港南台は横浜ベイエリアと鎌倉・湘南などとの間に位置しているため、都内からよりも気軽に行けそうですね。
今回の目的地は「江の島」です。
▲Yahoo!乗換案内アプリのスクリーンショット。
行きは「湘南モノレール」を利用します。「湘南江の島」駅まで「大船」から1本、乗車15分かからないんですね。
トータルの移動時間は32分のようです。
▲港南台駅11時19分発の電車に乗り、大船へ。所要時間は約7分です。
大船に着いたら、JRから湘南モノレールへ乗り換え。JRの出口から湘南モノレールの改札までは、徒歩4~5分ほどです。
▲大船を降りると、「湘南モノレール」への順路が至る所に表示されていますので、そのとおりに進めば到着します。
「南改札」を出たら「左へ」進みます。
▲案内に従って進んでいくと、湘南モノレールの改札が見えます。
▲大船駅と「湘南江の島」駅を約14分で結ぶ、懸垂式モノレールの「湘南モノレール」。
レールの上を走るのでなく、レールにぶら下がって走る懸垂式モノレールは、日本に2つしかないのだとか。
私は初めて懸垂式のモノレールに乗ったのですが、一般の電車とは違った景色で、住宅街を縫うように走ったりと、遊園地気分でとても楽しかったです。
特に子どもたちは、きっと喜ぶのではないかと思いますよ。
▲11時51分、「湘南江の島」駅に到着です。港南台駅を出発したのが11時19分でしたので、乗り換えを含めて所要時間は32分。
乗換案内の時間通りでした。
大船駅発の湘南モノレールは、平日・休日ともに1時間8本の本数がありますので、大船でもそう待つことなく乗車できるのではと思います。
▲湘南モノレール「湘南江の島」駅は、この駅ビルの「5階」に改札口があります。5階に改札なんて、さすがモノレールという感じですね。
▲ちなみに湘南モノレール「湘南江の島」駅と、江ノ島電鉄(通称江ノ電)「江ノ島」駅の距離感はこれくらい。70mくらいでしょうか。すぐ近くです。
ここから南のほうへ500mほど歩いて行くと、江の島の入り口に到着します。江の島までの道沿いもたくさんお店があって楽しいです。
パワースポット「江の島」で絶景とグルメを堪能!のんびり過ごせる癒しの時間でした
じつは江の島は、大きく潮が引くと陸続きになることをご存じですか?
自然現象のため必ず現れるとは限りませんが、4月~8月の干潮時には江の島まで陸を歩いて渡ることができるそう。
港南台から江の島へは気軽に行けるので、干潮時を狙って行ってみるのもいいですね。
▲江の島の入口から江島神社までの参道に連なる「弁財天仲見世通り」は、この日も大賑わい。
▲通りの中でもひと際行列をなしているのが、江の島名物「たこせん」。
たこを丸ごとプレスしたパリッパリのたこせんべいは、香ばしくてちょうどいい塩梅。食べ歩きも楽しいですよね。
▲そして江の島グルメといえば、やはり新鮮さが命の「生シラス丼」。
禁漁期間(1月~3月中旬)や不漁時などは食べられないので、店頭の「生シラス入荷」の文字を見ると、やはり食べたくなります。臭みは全くなく、ツルルンプリンとした食感が最高に美味しかったです。
▲日本三大弁財天として有名な江島神社をはじめとするパワースポットが集まっている江の島。島内にはたくさんの神様が祀られています。
ちなみに江島神社は「縁結び」の神社として有名。恋愛運だけでなく、仕事運や金運アップにご利益があるそう。
▲高低差が最大約60mもある江の島なので、島内のいろいろなところに展望台や絶景スポットがあります。思わずシャッターを切りたくなってしまいますよね。
▲島の頂上には「江の島サルエルコッキング苑」があり、四季折々の花が楽しめるほか、冬はイルミネーションが有名です。
江の島のシンボル的な存在「江の島シーキャンドル(展望灯台)」から見る360度の絶景は素晴らしいそうですが、今回は登りませんでした。
夜はイルミネーションや街の夜景も素敵なのだとか。デートにぴったりですね。
▲島の一番奥まで行くと「江の島岩屋」があります。これは波の力で岩壁が削られてつくられたという洞窟。
薄暗い洞窟内をロウソクを持って進んでいきます。とても神秘的な雰囲気です。
▲ゴツゴツした岩場「稚児ヶ淵(ちごがふち)」は、かながわの景勝50選にも指定されている場所。
▲かすかに富士山も見られました!なぜ富士山を見るとこんなに幸せな気持ちになるのでしょうかね。
▲帰りは、稚児ヶ淵と江の島弁天橋をつなぐ遊覧船「べんてん丸(大人400円)」に乗って、江の島の入り口まで帰ってきました。(天候や波によっては出航しないこともあるそうです。)
約7分の船旅もなかなかいいものでした。
約2時間の江の島散策、とっても楽しかったです。
今回行けなかった場所や食べられなかったグルメもたくさんあるので、個人的にまた行きたいと思います。
▲江の島へ渡る手前の「片瀬」には、水族館や海水浴場、漁港などもあり、江の島とは違った海のレジャーが楽しめます。
海岸を散歩したり、SUPをしたりと、この一帯で海の魅力をいろいろと楽しめそう。
何度も遊びに来たくなります。
江の島の余韻に浸りながら「江ノ電」に乗って帰宅しました
せっかくなので、帰りはちょっと遠回りして江ノ電に乗って帰ります。
▲Yahoo!乗換案内アプリのスクリーンショット。
江ノ電に乗車すると、「藤沢」駅と「大船」駅で2回乗り換えます。
ちょっと遠回りしますが、時間の差は10分くらいです。
▲レトロで可愛らしい雰囲気の電車は、せっかく江の島に来たなら、やっぱり乗りたくなりますよね。
▲「江ノ島」駅14時56分発の電車に乗り「藤沢」駅へ向かいます。所要時間は約9分。
道中は残念ながら海は見えません。海が見えるのは江ノ島駅よりも鎌倉方面。
しかし街中をゆっくり走る江ノ電もなかなかいいですよ。
▲時間通り15時5分に「藤沢」駅に到着。
江ノ電「藤沢」駅の改札を出たら、そのまま道なりに右方向へ進みます。
JR藤沢駅の改札までは、江ノ電の改札から徒歩4分ほど。
そこから東海道線で「大船」駅へ向かいます。
▲大船駅で根岸線に乗り換え。15時31分の電車に乗り、港南台駅に帰ります。
▲15時39分、時間通り「港南台」駅到着!
江ノ電「江ノ島」駅を出発したのが14時56分でしたので、乗り換えや待ち時間も含めて所要時間は43分。
マンションから港南台駅まで8分歩くことを考えても、1時間以内で行けますね。
▲ちなみに、車で江の島へ行くと40~50分程度。たまには海へドライブするのもいいですね。
車で行くなら、駅から離れた場所に話題のお店や散策スポットが点在している逗子もおすすめです。
いかがでしたか?
正直、こんなにスムーズに江の島に行けると思っていなかったので、少しびっくりしました。海、しかも湘南エリアが身近なのはとても素敵だなと思います。
身近な距離に繁華街も自然も海もそろう環境は、休日を充実させてくれそう。
それぞれに季節ごとの名物やイベントがあるので、港南台に住んだら「江ノ島の生シラスの時期と、みなとみらいの帆船のイベントには毎年行ってる」のように、横浜と海の楽しさを身近に使いこなす生活が送れそうです。
※掲載の写真は2024年12月に撮影したものです。
住宅ライター
林 景子
テレビやラジオのレポーター経験から取材好きに。
現在は、住宅のほか、子育てなどに関するライターとしても活動中。
自宅の壁や家具・小物などに自ら手を加えるなど、DIYが得意。