住宅ライターのザ・パークハウス 横浜港南台取材レポート

神奈川県横浜市

病院・クリニックの充実度は? 港南台の医療機関をチェックしました

健康な毎日を過ごしていても、急な体調不良に見舞われることもあります。
筆者も経験がありますが、例えば発熱時など体調がすぐれないときに、近くだったり、休日や夜間も診てもらえたりするなどの医療機関があると安心感があるもの。

そこで今回は「ザ・パークハウス 横浜港南台」周辺の医療機関をチェックしていきたいと思います。

こちらの記事をまとめると……

救急対応の大病院「南部病院」と「港南台病院」、2つの総合病院がご近所

まずは総合病院から。
「ザ・パークハウス 横浜港南台」の近くには、「済生会 横浜市南部病院」と「港南台病院」の2つの総合病院があります。

 

済生会 横浜市南部病院

 


▲「南部病院」はマンション現地から約350m(徒歩5分)。港南台駅とマンションの間にある、「港南台214ビル」のお隣にあります。

各診療科の受診は紹介外来制で、初診の際は紹介状が必要です。
ただし初診料のほかに選定療養費を負担することで、紹介状がなくとも受診可能。また、小児科・新生児内科、産婦人科は紹介状なしで受診できます。

総合内科や消化器内科、脳神経外科、精神科、産婦人科、リハビリテーション科……などなど、32もの診療科、500床の病床がある大規模病院です。

救急センターもあり、横浜市の二次救急拠点病院として、入院治療が必要な症状が重い患者さんを中心に対応。救急専門医が常駐しています。
土日・祝日・夜間に、救急車で搬送される内科や外科の患者さんのほか、小児科や産婦人科(出産が近い周産期の方)の救急を受け入れています。

いざというときに救急で診てもらえる「南部病院が近くにある」というのは安心感がありそうです。

南部病院は、旧資源循環局港南工場跡地(港南台8丁目)に移転予定(※2)。
とはいえ移転先も同じ港南台エリアで、マンション横の道を南に約1kmのあたり、車で3分程の距離なので、それほど遠くありません。

 

港南台病院

 


▲40年以上にわたり地域密着型の病院として、外来、入院、在宅と、地域医療を支えてきた「港南台病院」。2023年に全面リニューアルされ、とてもキレイになりました。
マンション現地横の道を北に約420m(徒歩6分)の場所、港南台中央公園の横にあります。

16の診療科がある、入院病床77床の総合病院。
外来診療は電話による予約制で、紹介状がなくても受診することが可能な、地域の「かかりつけ医」機能を持つ医療機関です。

各種健康診断にも対応しています。

マンションの向かいや「港南台214ビル」内に、内科や小児科など身近にあると安心のクリニック

続いては、クリニック(入院ベッド数20以下の診療所)をチェックしてみましょう。

「ザ・パークハウス 横浜港南台」のもっとも近くにあるクリニックが「港南台パークサイドクリニック」です。

 

港南台パークサイドクリニック(外科、消化器科、内科、整形外科)

 


▲マンションの道をはさんで目の前にある「港南台パークサイドクリニック」は、診療科にこだわらず、全人的に診察して治療につなげていく総合診療を目指しているそう。
(マンション現地から約150m、徒歩2分)。

外科、消化器科、内科、整形外科のほか、消化器の異常を調べるための内視鏡検査や、健康診断にも対応しています。
院長先生は、日本外科学会と日本消化器内視鏡学会の認定専門医です。

初診・再診どちらも診察予約ができ、電話での予約のほか、オンライン予約も可能。
予約は前日までで当日の受診の予約はできませんが、急な受診の場合は電話をすれば相談に乗ってくださるようです。
水曜と日曜祝日はお休み、土曜日も午前中は診療しています。

発熱や咳の診察もしてくれるクリニックが、これだけ近くにあると安心感がありますね。
口コミ(※1)によると、的確で簡潔な診察が信頼を得ているようでした。

 

「港南台214ビル」内のクリニック

 


 
▲港南台駅前の商業施設「港南台バーズ」と空中歩廊でつながる「港南台214ビル」の2階には、医療施設が集積しています。(マンション現地から約470m、徒歩6分)

エレベーターから2階に上がると医療モールのようになっていて、6つのクリニックがあります。ほかにも地下1階に1院、正面側に1院が入居。
いくつかピックアップして、それぞれの特徴を簡単にご紹介しますね。

 

まりこどもクリニック(小児科、小児循環器内科)

長年大きな病院で小児医療に携わっていた経験を持ち、小児科と循環器の専門医資格を持つ院長先生が診察する「まりこどもクリニック」。
乳幼児健診やワクチン接種なども行っています。

24年間この地域の子どもたちの健康を守ってきた「もり小児科」が閉院し、その後を引き継ぐかたちで今年6月に新しく開院。もり小児科の院長であった森先生も、毎週火曜日に診察を行っているそうです。

日曜祝日はお休み、土曜は午前中診療です。

 

岡田クリニック(内科、胃腸科、肛門科)

1994年の開院以来、地域の方のかかりつけ医として親しまれている「岡田クリニック」。

特にがんの早期発見に力を入れているそうで、鎮静剤を使った胃・大腸の内視鏡検査や経鼻内視鏡も導入するなど、痛みや負担に配慮した検査にも対応しているそうです。

木・日曜祝日がお休み、土曜は午前中診療です。

 

よこはま港南台形成クリニック(形成外科、皮膚科、美容皮膚科)

「よこはま港南台形成クリニック」の院長先生は女性。日本形成外科学会の専門医です。
にきびやじんましん、水虫など一般的な皮膚疾患治療のほか、女性医師ならではの観点でスキンケアやアンチエイジングについても相談ができるそうです。

日曜祝日がお休み、土曜は午前中診療です。

 

やまさわメンタルクリニック(心療内科、精神科、神経科)

「やまさわメンタルクリニック」は、うつやパニック障害、不安障害やストレス関連障害など、さまざまな心の不調に悩む患者さんに寄り添ってくれるクリニックです。
院長先生は、日本精神神経学会の指導医です。

木曜と日曜祝日がお休み、土曜は15時までの診療です。

 

うるうクリニック港南台(内科、甲状腺内科、糖尿病内科)

「うるうクリニック港南台」は港南台214ビルの地下1階にあります。満15歳以上が対象で、完全予約制。時間ごとに異なる医師が診察する、時間担当医制のクリニックです。
土曜日も午前・午後ともに診療、日曜日も午前診療を行っているので(第5日曜日を除く)、かかりつけの医院が休診の場合に受診することもできます。

 

横浜南クリニック(人工透析)

上記のクリニックが入居する医療モール側ではなく、大通り側のエレベーターから2階に上がると「横浜南クリニック」があります。
同クリニックは、人工透析専門のクリニックです。

 

港南台214ビルの1階には「ハックドラッグ港南台調剤薬局」があるほか、近隣の「はなだ薬局港南台店」、港南台バーズ内の「ハックドラッグ」、イオンフードスタイル内の「港南台店薬局」など、周辺には調剤薬局もたくさんありました。

ほかにも、徒歩10分圏内に複数の診療科のクリニックが。状況にあわせて医療施設を選べます

港南台駅の周辺にも、複数の医療施設があります。港南台駅はマンションから徒歩8分ですから、十分徒歩圏内といえる距離です。

 


▲カフェなどが入る駅前ビル「テスコ」には、内科、婦人科、皮膚科、眼科が入っています。(マンション現地から約640m、徒歩8分)

 

港南台レディースクリニック(婦人科、産科)

一般婦人科診療や妊婦検診のほか、不妊治療や検診などにも対応。
院長先生は日本産科婦人科学会の専門医です。
婦人科は妊娠・出産時だけでなく、婦人科系の病気や不調、更年期障害でもかかることがあるため、近隣に頼れるクリニックがあると助かります。

木曜と日曜祝日がお休み、土曜は午前診療です。

 

くすのきクリニック(内科、循環器内科)

発熱外来のあるクリニックで、高血圧や糖尿病などの生活疾患の診察も可能。
院長先生は内科一般と循環器内科が専門で、両学会の専門医資格も持っています。
WEB予約のほか、LINE予約も利用できます。

お休みは木曜と日曜祝日、水曜と土曜は訪問診療を行っているようです。

そのほか、テスコビルには「ひまわり皮ふ科(皮膚科)」もあります。

 

よこはま港南台クリニック(内視鏡内科、消化器内科、内科)

 


▲「よこはま港南台クリニック」は港南台駅から徒歩3分の場所にある、内科、消化器内科を専門とするクリニック。風邪などの一般的な内科診療も行っています。
(マンション現地から約530m、徒歩7分)

院長先生は消化器が専門で、内視鏡での日帰りポリープ手術ができるなど、消化器系の不調時に特に頼れるクリニックです。
完全予約制ではありませんが、事前予約をすれば待ち時間を短縮することもできます。

お休みは月曜日、木曜、祝日。
土曜日や、日曜日の午前中も診療を行っているので、週末に体調を崩してしまっても対応してもらえるのは有難い存在です。

 

いかがでしたか?

今回紹介した医療施設は「ザ・パークハウス 横浜港南台」から徒歩10分圏内。
総合病院が2つと、港南台214ビルのようなビル内にまとまって複数のクリニックが入っているほか、大きな道沿いなど個別にもクリニックが点在しているイメージで、今回ご紹介した以外にもまだ複数の医療施設があります。

たとえば、マンションから南へ約850mの場所には、2017年に開業した「港南台医療モール」があり、内科をはじめ、小児科、耳鼻咽喉科、皮膚科、眼科、整形外科、泌尿器科、などさまざまなクリニックが入っています。
「港南台医療モール」へは、港南台駅から無料循環バスが毎日15分間隔で運行しているので、マンションからも利用しやすそうですね。

このようにエリア内には内科だけでも複数あるため、診療時間の都合や、医師との相性、「胃の調子が悪いので特に消化器に詳しいクリニックで診てほしい」、などのニーズにあわせて選べるのもメリット。
また、婦人科や皮膚科などは、内科や歯科に比べ数が少なく、自宅近くにないというケースもありますが、港南台の場合は複数あるようで、こちらも好みの医院を選べそうです。

日常の健康管理や緊急時において、医療機関の存在はとても重要。
住まいを探す際は医療機関にも注目して、自身や家族に合った「かかりつけ医」を見つけたいですね。

※1 参考:Googleのクチコミ
※2 出典:横浜市ホームページ(済生会横浜市南部病院再整備事業の状況について 2024年9月18日)
※掲載写真はすべて2024年9月撮影。
※距離は現地からの地図上の概算です。徒歩分数は80 m=1分として算出し、端数は切り上げています。
※各医療機関の内容は2024年9月現在の情報です。診察内容・休日等は最新の情報をご確認ください。
林 景子

住宅ライター
林 景子

テレビやラジオのレポーター経験から取材好きに。
現在は、住宅のほか、子育てなどに関するライターとしても活動中。
自宅の壁や家具・小物などに自ら手を加えるなど、DIYが得意。

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