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住宅ライターの「プレイスコート喜多見」取材レポート

熊谷実津希

住宅ライター
熊谷実津希

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2018年10月12日

分譲マンションを選ぶ際に、「売主」を意識した方がいい理由とは?“3社JV(共同事業)”のメリットとは?

マンションを選ぶ際にはさまざまな基準がありますが、そのひとつとしてチェックしたいのが「売主」です。「事業主」や「デベロッパー」と呼ぶこともありますが、マンションの物件概要には「売主」と書かれています。

新築分譲マンションの場合、関わる会社も多く、マンションの土地の仕入れから企画、開発などを行う「売主」、建設を行う「施工会社(ゼネコン)」、マンションの引き渡し後に管理を請け負う「管理会社」、また購入時の窓口となる「販売会社」が別にいる場合があり、それぞれ違う役割があります。

今回はその中でも、マンション事業のおおもとである「売主」についての解説です。

こちらの記事をまとめると……

・売主によって、リセール時の安心感が異なることも
・「プレイスコート喜多見」の売主は東急不動産、三菱地所レジデンス、小田急不動産の3社
・同じ売主のコラボレーションで分譲されてきた「プレイス」シリーズの3物件目
・売主と販売会社が同じ“製販一体”なので、購入検討者にとっても安心

新築分譲マンションの購入時に、売主を意識しておいた方がいい理由とは?

例えば新車を購入するとき、「どこのメーカーが出している、何という車名の車を買うか」を意識しない人はいないと思います。メーカーや車種の違いが、性能やデザイン、イメージなどに大きく影響するからですよね。
マンションも同じで、車でいう「メーカー」にあたる会社が売主です。


▲新築分譲マンションの公式サイトやパンフレットには必ず「物件概要」があり、そこに売主が明記されています。

 

どれくらいの広さ、間取りの住戸を造るのか、どんなデザインの外観にするか、敷地内の植栽はどのようにするか。
また、構造やセキュリティなど、住み心地に直結する部分について決めていくのも売主ですから、しっかりとした会社を選びたいと思う方は多いのではないでしょうか。

 

ただ、建物のことだけを考えてマンションを選ぶのであれば、売主ではなくマンション自体を見て評価すればいいということになります。

私は住宅ライターという職業柄、これからマンションを買おうとしている方から相談を受けることが多いのですが、その際に「売主を意識しておいた方がいい理由」としてアドバイスするのが、リセールのことです。

マンションを購入した後に、勤務先やライフスタイルが変化し、将来的に住み替えを考えることもあるかもしれません。

中古マンションとして売却する際に、買い手側がチェックする条件のひとつとして「どんな会社が分譲したマンションなのか」があります。

マンション名(ブランド名)から、新築時の売主(事業主)が分かることも多いのですが、ブランドコンセプトがしっかりしていて信頼感があるブランドのマンションなら、買い手から選ばれやすいという状況があります。
どの売主が分譲した物件なのかが、リセール時に付加価値のひとつになることがあるんですね。


▲「よく知ってる!」「それなら安心」と思われるような売主のマンションを選んでおくのも、将来的な売却のことを考えると、安心材料のひとつといえそう。

 

ちなみに、新築マンションポータルサイト「MAJOR7」が実施したマンション購入意向者へのアンケート結果でも、「理想とするマンションのタイプ」として多くの支持を集めているのは、「都心部に立地するマンション(50.8%)」や「高層マンション、タワーマンション(24.7%)」を抑え、「信頼できる不動産会社が分譲するマンション(60.1%)」が1位となっています。(※1)
マンションの購入時に、売主を意識する人は多いようですね。

「プレイスコート喜多見」の売主3社について考えてみましょう

では「プレイスコート喜多見」の売主はどんな会社なのかというと、東急不動産・三菱地所レジデンス・小田急不動産の3社。

マンションの売主は、1社のみ。あるいは、複数の企業が名前を連ねていること(不動産業界では“JV(共同事業)”なんて呼びます)があります。
1社であれば、その企業のオリジナリティが活かされたマンションになりますし、複数であれば、それぞれの企業の持ち味が集まったマンションになります。

「プレイスコート喜多見」の場合は後者ですね。


▲「プレイスコート喜多見」マンションギャラリーにあったパネル。3社の特徴が書かれていました。

 

3社とも、首都圏にお住まいの方ならほとんどの方が「聞いたことがある」と感じるような企業ではないでしょうか。

東急不動産は、「ブランズ」というシリーズのマンションでもお馴染みですが、最近オープンした「渋谷ストリーム」をはじめ、「渋谷」駅周辺の再開発事業(2019年秋に竣工予定の道玄坂一丁目駅前地区第一種市街地再開発事業や、2023年度に竣工予定の渋谷駅桜丘口地区第一種市街地再開発事業)(※2)など、大規模な開発事業も手掛けている企業です。

「東急プラザ銀座」や、「二子玉川ライズ・ショッピングセンター」といった話題を集める商業施設の開発や運営も行っています。


▲2011年開業の「二子玉川ライズ・ショッピングセンター」。家電と書店が一体となった新業態の「二子玉川 蔦屋家電」が入ったことでも話題になりましたね。2017年開業の「キュープラザ二子玉川」も東急不動産が手掛けました。

 

三菱地所レジデンスは、「丸の内ビル」や「新丸の内ビル」や周辺のオフィスビルなど、「東京」駅の丸の内側や「大手町」駅周辺、また「横浜ランドマークタワー」の開発を手掛けてきた三菱地所の、住宅部門を担っている企業。
マンション探しをしている人なら、三菱地所レジデンスの「ザ・パークハウス」というマンション名を一度は聞いたことがあるのではないでしょうか。

2017年の全国マンション供給ランキングで第3位(3,938戸)(※3)という実績のある不動産会社です。

 

そして小田急不動産は、小田急沿線のエキスパートでもある総合不動産会社。「リーフィアレジデンス」というブランド名のマンションを展開しています。
東急不動産と同様に、“電鉄系(鉄道会社を母体に持つ不動産会社)”と呼ばれることもありますね。

「新宿」駅から「箱根湯本」駅や「片瀬江ノ島」駅を結ぶ小田急線沿線の住宅やオフィスビルの開発を行っており、こちらのマンションの最寄駅である「喜多見」駅周辺の住宅事情にも精通している会社です。

 
▲「喜多見」駅の北口側にある、「ダイソー」や「喜多見駅前郵便局」が入っている建物「小田急 喜多見ル・ジュール」も、小田急不動産の開発によるものです。

 

3社に共通しているのは、経営母体が安定しており、信頼感のある売主だということ。
それが3社集まっているというのは、購入側としてはメリットといえそうです。

同3社のコラボレーションによる、3物件目のマンションです

これまでの記事でも何度か触れていますが、この東急不動産・三菱地所レジデンス・小田急不動産の3社が喜多見で分譲するマンションは、「プレイスコート喜多見」で3物件目となります。
「喜多見」駅の北側で、137戸の「プレイスガーデン喜多見(2015年竣工)」、139戸の「プレイスヴィラ喜多見(2017年竣工)」に続いて、今回、130戸の「プレイスコート喜多見」を分譲しているんですね。


▲1物件目、137戸の「プレイスガーデン喜多見(2015年竣工)」。現在では植栽も大きく育って、存在感があります。

 


▲こちらもマンションギャラリーにあるパネルです。プレイスシリーズの「集大成」と表現されているとおり、同売主による連続した分譲事業は、こちらの物件でひと区切りとなるようです。

 

「プレイスコート」という名前は、1社単独ではなく、3社によるコラボレーションによって付けられたもの。「聞いたことがないな」と思った方もいらっしゃるかもしれませんが、実は名だたる売主の共同事業によるマンションなんですね。

売主と販売会社が同じ“製販一体”なので、購入検討者にとっても安心

最初に、新築分譲マンションに関わる会社には売主の他に、販売会社や施工会社など、複数の会社が関わるというお話をしましたが、「プレイスコート喜多見」の場合は、売主も販売会社も同じ東急不動産・三菱地所レジデンス・小田急不動産の3社が行っています。

マンションの企画や開発を売主が行い、また違う会社が販売を行うマンションも多いのですが、こちらの物件は“製販一体”のマンションなので、購入者、購入検討者の声が作り手側(売主側)に届きやすく、責任体制が明確というメリットがあります。

購入検討者としても安心感があるのではないでしょうか。

 

これまで、マンションの売主や販売会社には特に注目していなかったという方も、マンション名や売主、販売会社などを意識して調べてみると、物件に対する愛着がより深まるかもしれません。

※掲載の写真は2018年6月~9月にかけて撮影したものです。
※1:「メジャーセブンのマンショントレンド調査 Vоl.27(2018年2月27日発表)」より
※2:東急不動産 「プロジェクト・ノート」「#003渋谷再開発・道玄坂一丁目駅前地区」及び「#004 渋谷再開発・渋谷駅桜丘口地区」より
市街地再開発事業の竣工予定は2018年10月時点に確認したものであり、今後変更となる可能性があります。
※3:市場経済研究所・不動産経済研究所「不動産経済 住宅データ・ニュース(2018年7月26日)」より
熊谷実津希

住宅ライター
熊谷実津希

住宅ライター。賃貸、分譲、中古も新築も、さまざまな住宅・不動産分野の記事を担当してきました。住宅最新トレンドや自分の足で調べた現場のことなど、自身の取材で得た情報を第三者目線で徹底的にレポートします。

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