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住宅ライターの「プレイスコート喜多見」取材レポート

熊谷実津希

住宅ライター
熊谷実津希

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2018年09月30日

小田急線ってどう?京王線との比較や複々線化についても調べました

「プレイスコート喜多見」の最寄駅である「喜多見」駅は、小田急線の「成城学園前」駅と「狛江」駅との間にある各駅停車駅です。

突然ですが、小田急線ってどんなイメージの路線でしょうか。
「ショッピングやグルメが楽しめる駅がある、ちょっとおしゃれな雰囲気の路線」、「新宿と多摩地域を結んでいる路線」、「箱根に向かうロマンスカーが走っている」「通勤ラッシュ時は混雑する、ノロノロ運転になる」(笑)……など、人によってさまざまなイメージがあると思いますが、今回はそんな小田急線について、沿線の駅の特徴や、通勤・お出かけがしやすい路線かどうかといった点を調査してみました。

同じように「新宿」駅を基点として、「多摩センター」駅までほぼ並行して走る京王線とも比較しながら、考えてみたいと思います。

小田急線の特徴をあげてみると……

・沿線の「代々木上原」駅、「下北沢」駅、「成城学園前」駅は、買い物や食事をしに行くのが楽しい駅
東京メトロ千代田線と直通運転をしており、原宿、表参道、日比谷、大手町などへのアクセスも便利
・2018年3月に複々線化が完了。通勤ラッシュ時の混雑率や所要時間が改善


▲小田急線の路線図。
(「プレイスコート喜多見」公式サイト「小田急の通勤が変わります!」より引用)

小田急線はどこを走ってる?「代々木上原」駅、「経堂」駅、「成城学園前」駅などを通ります

通勤や通学などで毎日利用するのは「新宿」駅のようなターミナル駅だとしても、同じ沿線に、休日のお出かけ先にしたい駅があると、毎日がちょっと楽しくなりそう。

私が小田急線について「いいな」と思っているのは、「新宿」駅以外にも、たとえば、ミシュランの星付きレストランがあったりしてグルメ散策が楽しい「代々木上原」駅や、雑貨店・古着店巡りができる「下北沢」駅、老舗の飲食店からおしゃれな雑貨店までずらりと並ぶ商店街が魅力の「経堂」駅、そして「喜多見」駅のひとつ隣、2006年にオープンしたショッピングモールの「成城コルティ」がある「成城学園前」駅と、ふらりと遊びに行っても楽しそうな駅が、小田急線沿線にはいくつかあるというところですね。

 
▲例えばこちらは、「代々木上原」駅周辺の街並み。
駅前におしゃれなカフェやダイニングバーが建ち並ぶ代々木上原は、大人のお散歩が楽しい街です。

「新宿」駅でJRに乗換えるのも楽。乗換え専用の改札もあります

また、小田急線は「新宿」駅でのJRへの乗換えのしやすさも注目したい点。

小田急線の地上改札にはJRへの連絡口があり、移動がスムーズなんです。
(京王線にも連絡口はあるのですが、小田急線の方がJRのホームに近いんですよね)


▲ちなみにこちらは、地下の様子。
小田急線の西口地下改札とJR西口とはおよそ80mしか離れていないので、地下での乗換えも楽です。

小田急線は東京メトロ千代田線と直通運転を実施しています

また、前回の通勤体験の記事でも触れましたが、小田急線は東京メトロ千代田線と直通運転を実施しています。

東京メトロ千代田線には馴染みがないという方も多いかもしれませんが、「明治神宮前(原宿)」駅や「表参道」駅、「乃木坂」駅、「赤坂」駅、「日比谷」駅、「大手町」駅といったショッピングタウンやビジネスエリアを通る地下鉄です。


▲小田急線の路線図。

 


▲こちらは「喜多見」駅のホームに入ってくる東京メトロ千代田線直通の電車。

 

「喜多見」駅で東京メトロ千代田線直通電車に乗ることができますが、各駅停車のため、時間優先の場合は「成城学園前」駅で急行や準急に乗換え、「代々木上原」駅で東京メトロ千代田線に乗換えるのがスムーズ。
どちらの乗換も同じホームで済むので、ベビーカーなどでも楽なんです。

通勤時間帯の電車の本数が多いのも東京メトロ千代田線の特徴で、「代々木上原」駅発で、平日朝7時台は16本、8時台は23本の上り電車があります。

ちなみに、東京メトロ千代田線は開業年が1979年。4路線が通っている「大手町」駅では、他の路線より浅い地下2階部分にホームがあります(半蔵門線や東西線は地下3階がホーム)。
ホームから地上までの移動距離が短くて済むのは、ちょっと嬉しいですね。

「小田急はノロノロ」というイメージは?複々線化事業の完了で、混雑率や所要時間が改善

そして、小田急線というと「人がたくさん住んでいる路線だけに、朝はすごく混雑しそう」「通勤ラッシュ時はノロノロ運転になり、時刻表通りに着かない」というイメージがありますよね。実は私もそう思っていました。

ですが、この「混雑」と「所要時間」の問題が、2018年3月に完了した複々線化によって、大幅に改善されたようです。

「複々線」とは、各駅停車の電車が走る線路と、それを追い越す急行や特急などが走る線路が、「上り」と「下り」に2本ずつ(合計4本)走っている状態のこと。


▲小田急線の複々線化工事は30年以上にわたって断続的に行われ、「喜多見」駅は1997年に複々線化が完了しています。上の写真は「喜多見」駅のホーム。線路が合計4本ありますね。
小田急線は駅のホームも広く、ベビーカーなどでも利用しやすいイメージがあります。

 

このたび工事が完了し、ニュースなどでも紹介されていたのは「和泉多摩川」駅~「代々木上原」駅間。
この複々線化事業により、通勤ラッシュ時の電車の本数が増え(「下北沢」駅に通勤ラッシュ時間帯の1時間に到着する運行本数を27本から36本へ増発)、混雑率が大幅に改善したそうです。


▲小田急電鉄のプレスリリース「『混雑緩和』『所要時間の短縮と遅延の減少』を実現(2018年8月29日)」より。
複々線化前は、平均混雑率が首都圏ワースト3の192%でしたが、現在は151%と大幅に減少。これは「新聞・雑誌を楽な姿勢で読むことができる」レベルとのこと。遅延の時間や回数も減少したそうです。

 

2017年度の混雑率のデータを見ても、小田急線は首都圏のJR、私鉄、地下鉄の中でも41位という低さ。
ちなみに、京王線は20位(167%)と、小田急線よりも混雑率は高いようです。


▲首都圏の電車を混雑率の高い順にランキング。小田急線は、地下鉄の中では最も低い東京メトロ副都心線と同レベルにまで混雑率が下がりました。

 

実際に前回の記事でレポートした通勤シミュレーションの際も、朝の通勤時間帯の乗車だったにも関わらず、通勤急行の電車内でも両手でスマホが操作できるくらいの混雑具合でした。

 

また、「通勤急行」「通勤準急」の新設や、東京メトロ千代田線直通電車を増発、通勤ラッシュピーク時の「新宿」駅への所要時間が最大で14分短縮(「多摩センター」駅から「新宿」駅までの所要時間)されるなど、快適な通勤のための努力がされている様子。

 

今後も、「新宿」駅~「代々木上原」駅間の各駅停車の一部を10両化運転して一層の混雑緩和に繋げる、「下北沢」駅の新駅舎の完成や商業施設の建設といったことが予定されている小田急線。
今年は複々線化事業の完了ということで注目を集めましたが、これからの姿にも期待したいところですね。

小田急線は、「通勤時間帯でも所要時間が変わりにくい」というメリットも

ちなみに、通勤時間帯の小田急線と京王線を比較してみると、「喜多見」駅と、同じく京王線で23区外の最初の駅である「仙川」駅では、「新宿」駅に朝8:30着の想定で、出発時間に7分ほどの違いが出るようでした。

【小田急線】
・8:10「喜多見」駅発→8:13「成城学園前」発の通勤急行に乗換え→8:28「新宿」駅着(乗車17分)

【京王線】
・8:03「仙川」駅発→8:28「新宿」駅着(乗車25分)

京王線「仙川」駅は、通勤時間帯でない日中であれば「新宿」駅まで14分と、日中16分の「喜多見」駅より所要時間が短い駅なのですが、肝心の通勤時間帯では日中よりも時間がかかってしまうんですね。(※1)

 

小田急線は、今回の複々線化により、各駅停車と急行電車が待ち合わせをした際に、「急行電車が行くまで各駅停車の方が待たされる」といったこともなくなり(各駅停車と急行が同時に発車できるため)、効率的な運行が行われています。

 

こんな風に、路線によって通勤のしやすさが違ってくることもあるんですね。
住まい選びの際に迷うことがあったら、勤務先の駅や出勤時間などを想定して乗換え案内などで検索してみると、住みたいエリアや路線が絞り込めるかもしれません。

(2018年10月17日更新)

※掲載の写真は2018年8月~9月にかけて撮影したものです。
※1:通勤時間帯の乗車時間は「新宿」駅に8:30着、日中は「新宿」駅に15:00着とし、「Yahoo!路線情報」にて2018年10月に調査。
熊谷実津希

住宅ライター
熊谷実津希

住宅ライター。賃貸、分譲、中古も新築も、さまざまな住宅・不動産分野の記事を担当してきました。住宅最新トレンドや自分の足で調べた現場のことなど、自身の取材で得た情報を第三者目線で徹底的にレポートします。

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