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住宅ライターの「ウエリス浦和美園」取材レポート

熊谷実津希

住宅ライター
熊谷実津希

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2019年09月18日

8両化で「浦和美園」駅の一層の混雑緩和に期待!埼玉高速鉄道の取り組みを調べました

今回レポートするのは、「ウエリス浦和美園」の最寄駅・「浦和美園」駅を始発とする埼玉高速鉄道線、相互乗り入れを実施している東京メトロ南北線の“未来の姿”についてです。

これまでの記事でも度々触れていますが、「浦和美園」駅の周辺は、マンションの建設などが進む発展中の街。

駅の東口側が街開きをした2006年以降、人口も右肩上がりで増加しており、(なんと2015年から2017年の2年間だけでも、駅周辺の人口が4,000人近くも増えたそうです)今後もますます発展していくことが予想されます。(※1)
また、特に子育て世代、働き盛りの世代が増えている(※2)というのも特徴的です。

そうなると、住宅や子育て関連施設に加えて、交通インフラの増強も急がれるのでは……と思い、調べてみると、「浦和美園」駅を始発とする埼玉高速鉄道線でも、輸送力を増やすべく、現在工事を行っているとのこと。

また、「浦和美園」駅というと、近くにある「埼玉スタジアム2○○2」が「東京 2020 オリンピック・パラリンピック競技大会」のサッカー試合会場に選ばれていることもあり、そういった面からも、駅やホームの整備が進んでいるそうです。

ということで、これからの埼玉高速鉄道線はどうなるのか? 現在、どんな整備が進んでいるのか? 詳しく調べてみました。

こちらの記事についてまとめると……

■南北線、埼玉高速鉄道線は運行車両を6両→8両に増加予定。混雑率のさらなる緩和も期待
■車両増加の背景には、東急⇔相鉄の新線開業の影響も。「新横浜」駅へも行きやすく
■オリンピックを見据え、「浦和美園」駅の臨時ホームにもホームドアが完成。さらに安全な駅に

南北線、埼玉高速鉄道線は運行車両を6両→8両に増加予定。混雑率のさらなる緩和も期待

埼玉高速鉄道はこのほど、2022年度の運行開始を目指して、車両を現在の6両編成から8両編成へと増やすことを発表しました。

近年の「浦和美園」駅周辺の発展や人口の増加がその理由のひとつとして挙げられており、今後さらに便利になること、混雑が緩和され、ゆったりと通勤できるようになることなどが期待できそう。
ニュースなどでも取り上げられたので既にご存知の方も多いかもしれませんね。


▲埼玉高速鉄道のプレスリリースや鉄道関連のニュース記事。
既にこの4月から、埼玉高速鉄道の全駅で、8両化に向けての工事が始まっているそうです。

 

鉄道にあまり詳しくない私は、「車両を増やせばいいだけなので、2022年といわずすぐにでも運行できるのでは?」なんて思ってしまったのですが、運行車両を増やすとその分、駅のホームの長さも必要になるんですね。そのための工事期間に約3年を要するようです。

調べてみると、こういったバージョンアップができるのも、埼玉高速鉄道や、直通運転を実施している東京メトロ南北線が「比較的新しい路線だから」という面がある様子。

例えば同じ地下鉄でも、開業年が古い東京メトロ丸ノ内線や銀座線などは、ずっと6両編成で運行されており、仮に輸送力を上げるために車両を増やそうと思っても、今から全駅でホームの延伸工事を行うのは難しいので、現状を維持するほかないといった事情もあるそう。

埼玉高速鉄道線は、元々8両化を視野に入れてホームづくりをしていたそうですが、今回直通運転を行っている東京メトロ南北線と東急目黒線も8両化に踏み切ることから、合わせて実施することになったのだとか。

 

現在も、始発駅ならではの利点「座って通勤」が可能な「浦和美園」駅ですが、車両が増えると、さらにゆとりをもって通勤できるようになるのではないでしょうか。

平日の朝、「浦和美園」駅から「本当に座って通勤できるか」を検証した記事はこちら

車両増加の背景には、東急⇔相鉄の新線開業の影響も。「新横浜」駅へも行きやすく

さらに調べていくと、今回の埼玉高速鉄道線、東京メトロ南北線の8両化の背景には、「浦和美園」駅の発展に加えて、もうひとつ理由があるようでした。

それは「東急目黒線と、相鉄線が繋がる」ということ。

相鉄線は、「横浜」駅を基点に「海老名」駅方面へ向かう、神奈川県内を横断するように走っている路線ですから、「浦和美園」駅周辺に住む方にはあまり縁がないように感じるかもしれませんが……「浦和美園」駅から発車する上り方面の電車の行き先は「日吉」駅行きが多いですよね。


▲「ウエリス浦和美園」のホームページから引用した路線図。
「浦和美園」駅からは、東京メトロ南北線と、その先の東急目黒線に乗り入れています。「白金高輪」駅止まりの電車もありますが、最も多いのは「日吉」行きの電車です。

 

その「日吉」駅から、相鉄線へ繋がる新線が2022年度に開業予定となっていて、輸送力増大のために車両を増やすといった背景もあるようです。


▲東急電鉄のプレスリリースより。
「日吉」駅から「新横浜」駅を通り、相鉄線「西谷」駅へと繋がる新線(相鉄・東急直通線)が2020年度に開業します。

オリンピックを見据え、「浦和美園」駅の臨時ホームにもホームドアが完成。さらに安全な駅に

明るい話題の多い埼玉高速鉄道ですが、もうひとつちょっとしたニュースを発見。

「埼玉スタジアム2○○2」でサッカーの試合が行われる日に利用される「浦和美園」駅の臨時ホームにも、今年3月にホームドアが設置され、埼玉高速鉄道の全駅、全ホームにホームドアの設置が完了したそうです。

「埼玉スタジアム2○○2」は、「東京 2020 オリンピック・パラリンピック競技大会」のサッカー試合会場に選ばれていることから、さらに駅の安全性を高める目的があったようです。


▲「浦和美園」駅臨時ホームのホームドア。

 

こうした安全対策の効果もあってか、2018年度の埼玉高速鉄道の定時運行率は99.9%だったのだとか。(※3)
2015年度のデータでも埼玉高速鉄道の定時運行率は99.8%ということでしたから、「遅延のしにくさ」は安定しているようですね。

 

さて、次回の記事では、子育て世代が気になる「教育」についてお届けします。
浦和美園の教育環境について、学習塾の先生にインタビューをした模様をお送りしますので、どうぞお楽しみに。

熊谷実津希

住宅ライター
熊谷実津希

住宅ライター。賃貸、分譲、中古も新築も、さまざまな住宅・不動産分野の記事を担当してきました。住宅最新トレンドや自分の足で調べた現場のことなど、自身の取材で得た情報を第三者目線で徹底的にレポートします。

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