• 分譲マンション
  • 埼玉県さいたま市緑区
  • NTT都市開発・川口土木建築工業

住宅ライターの「ウエリス浦和美園」取材レポート

熊谷実津希

住宅ライター
熊谷実津希

そのうちTOP > ウエリス浦和美園 > 住まい探しの際に調べておくと安心。家族で考えたい「防災」のこと
2018年09月25日

住まい探しの際に調べておくと安心。家族で考えたい「防災」のこと

住まい探しの際、これから住む場所が災害に強い場所なのかどうか、気になる方も多いのではないでしょうか。
ただ、「災害」と一口にいっても、地震や水害など、いろいろありますし、何を基準に、どうやって「災害への強さ」を調べたらいいのか分からないという方もいらっしゃるのでは。

そこで今回の記事では、地震や水害のことを想定しつつ、「ウエリス浦和美園」の防災機能についてチェックしていきたいと思います。

この記事についてまとめると……

■住んでいる場所、これから住む場所の地震や水害への強さは「ハザードマップ」でチェックできます
■さいたま市の大地震発生時の揺れやすさや液状化危険度などは、「地震防災マップ」を参考に
■水害の想定は、「洪水ハザードマップ」で分かります
■普段からの備えも大切。最近の分譲マンションは、防災倉庫が用意されているところも

市区町村が公開している「ハザードマップ(被害予測地図)」をチェックしてみましょう

地震や水害などの自然災害は、いつ、どこで発生するか分からないものではありますが、行政による情報の蓄積やデータの解析によって、「どんな被害が起こりうるか」はかなり具体的に想定されています。

それを私たち一般市民にも分かりやすく公開したものが、市区町村のホームページなどで確認できる「ハザードマップ(被害予測地図)」。
台風や大雨による河川の氾濫が引き起こす水害や、土砂災害、地震、津波など、災害の種類によって異なるハザードマップが公開されており、「このエリアは危険度が高い」「このエリアは危険度が低い」といったことが地図上でチェックできるようになっているんです。

ハザードマップは、自治会や学校などを通して各家庭に配布されることもありますが、手軽なのは市区町村のホームページでの閲覧。
「○○市(市区町村名) ハザードマップ」のキーワードで検索したり、市区町村公式ホームページの「防災」などのカテゴリーから辿っていくと、見ることができますよ。


▲いざという時に頼りになるハザードマップ。
大きな水害が起こった際、ハザードマップを事前に見ていた人は、見ていない人よりも1時間ほど早く避難ができたというデータもありますから(※1)、住んでいる場所のハザードマップを見たことがないという方は、一度目を通しておくといいと思います。

具体的な大地震を想定。さいたま市の「地震防災マップ」が参考になります

では、さいたま市ではどのようなハザードマップが公開されているのかというと、大きく分けて3つ。
「地震防災マップ」、「洪水ハザードマップ」、「土砂災害ハザードマップ」です。
(このうち、土砂災害については、浦和美園地区のものは作られていないようです)

まずは「地震防災マップ」についてですが、これは今後想定される大きな地震(さいたま市直下地震、東京湾北部地震、関東平野北西縁断層帯地震)における震度や、建物の倒壊危険度、液状化危険度などが示されているもの。

これによると、「ウエリス浦和美園」が建っている浦和美園周辺地区は、揺れやすさ、建物の倒壊危険度、液状化危険度などで、特に大きな被害が出ることは想定されていないようでした。


▲「さいたま市地震防災マップ(平成28年3月発表)」より。
具体的な地震や場所によって被害状況が細かく想定されています。地震の種類まで考えられているのは安心感がありますね。
ここまで細かな想定ではないにせよ、各市区町村でこういった地震のハザードマップが作られています。

 

また、さらに市立中学校区ごとに細かく被害想定調査を行った「防災カルテ」というものもあるのですが、そちらによると、「ウエリス浦和美園」が建つ緑区美園中学校区は、「さいたま市直下地震では最大震度6強となっているが、他の地域と比べ、相対的にはどの地震の場合でも被害率は低い」となっていました。

浸水などの水害には、「洪水ハザードマップ」が参考になります

また、台風や大雨による洪水についても、気になるところだと思います。

元々、日本は河川の数が多いことに加え、川の長さが短く、勾配が急で、一気に海に流れ込みやすいという特徴があります。また、年間の降水量が多い(世界の年間降水量の約2倍なんだそうです)という気候特性もありますから、氾濫、洪水が起こりやすいんですね。

各地で年々治水工事が進められてはいるものの、やはり川に近い場所に住んでいると、「洪水被害などの想定はどうなっているんだろう?」と気になる方も多いのではないでしょうか。

さいたま市でいうと、荒川や利根川をはじめ、複数の川が流れており、「ウエリス浦和美園」の敷地東側にも綾瀬川が流れています。
川の流域ごとの「洪水ハザードマップ」も公開されていますから、一度目を通しておくといざという時に役立ちそう。

ちなみに、「(綾瀬川・元荒川・大落古利根川・新方川)洪水ハザードマップ」を見てみたところ、「ウエリス浦和美園」が建っている場所を含めて綾瀬川から浦和美園駅側は、綾瀬川の氾濫による浸水の被害は想定されていないようです。


▲さいたま市「(綾瀬川・元荒川・大落古利根川・新方川)洪水ハザードマップ」より。赤い斜線を引いたところが「ウエリス浦和美園」の建設地です。
マップで白色の部分は浸水の想定なし、水色は「水の深さ1.0m~2.0m(1階の軒下まで浸かる程度)」、緑色は「水の深さ0.5m~1.0m(1階の床上まで浸かる程度)」、黄色は「水の深さ0.5m未満(1階の床下まで浸かる程度)」となっています。

普段からの備えも大切。自宅やマンション共用部の備蓄などを確認しておきましょう

さて、ハザードマップで「危険度が高い地域か、そうでないか」は、ある程度想定ができることが分かりましたが、それでも万が一に備えて、家庭で備えをしておくのはとても大切なこと。

非常持ち出し袋や保存食品など、日ごろからしっかりと備蓄をしているという家庭も多いと思いますが、防災用品のなかにはかさ張るものや高価なものもあり、どこまでを家庭で備えておけば充分なのかというのは、なかなか悩ましいところでもありますね。

最近の分譲マンションには、共用部に防災倉庫が設置されていることが多く(東日本大震災をきっかけに、設置されることが増えました)、マンホールトイレや担架といった大掛かりな防災用品は、マンション内で備蓄されていることも。

「ウエリス浦和美園」の場合は、「日用品や食料などの備蓄のための倉庫ではなく、一般家庭では購入しにくいものや普段では使われることがない、マンション内で災害時に使用するもの(公式ホームページより引用)」という基準で備品が選定されているとのこと。


▲折り畳みポリタンクや防災毛布、ハロゲン投光器、ハンマー、携帯電話などが充電できる発電機、マンホールトイレといった防災用品が防災倉庫に保管されているそうです。

 

こういったものが備蓄されていると分かれば、逆に家庭では「日用品や食料」に特化した防災用品を揃えておけばいいということになりますから、負担も軽くなりそうです。

 

そして、物の備蓄や情報の収集に加えて、避難場所や避難経路、安否確認の方法を家族でしっかり話し合って確認しておく、地域の防災訓練に参加するといったことも、普段から心掛けておきたいもの。

「万が一」はいつ訪れるか分からないものですから、日ごろから住まいや身の回りのものをチェックして、しっかりと対策したいですね!

※1:国土交通省「建設技術移転指針 洪水ハザードマップ・マニュアル概要版」より
熊谷実津希

住宅ライター
熊谷実津希

住宅ライター。賃貸、分譲、中古も新築も、さまざまな住宅・不動産分野の記事を担当してきました。住宅最新トレンドや自分の足で調べた現場のことなど、自身の取材で得た情報を第三者目線で徹底的にレポートします。

PAGE TOP