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住宅ライターの「ウエリスおおたかの森サウスアリーナ」取材レポート

熊谷実津希

住宅ライター
熊谷実津希

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2017年12月16日

小中併設型の「流山市立おおたかの森小学校」をレポート。「こども図書館」や「おおたかの森センター」も併設!

今回レポートするのは、「ウエリス流山おおたかの森サウスアリーナ」から徒歩6分(約430m)の場所にある「流山市立おおたかの森小学校」について。
「流山市立おおたかの森小学校」は、2015年4月に開校したばかりの新設校で、同じ敷地内に「流山市立おおたかの森中学校」がある“小中併設校”です。

私自身、小学生の子どもを育てている母親でもあるのですが、保護者として今の小学校教育に触れると、「私たちが子どもだった頃の時代とは随分変わって、教育現場も進歩しているんだなぁ」と感じることが多々あります。

また、住宅ライターとして、さまざまな地域の公立小学校について調べるなかで、同じ文部科学省の学習指導要領に基づいて展開されている教育であっても、地域ごと、また、学校ごとに、特色や力を入れている点って結構違っているんだと知ることもありました。

今回の記事では、そんな視点を交えつつ、レポートしていきたいと思います。


▲こちらは最短距離でのルートになりますが、「ウエリスおおたかの森サウスアリーナ」から「流山市立おおたかの森小学校」へは、徒歩6分の距離です。(通学路は未定のため、今後違うルートになる場合があります)

 

「小学校が近い」って子どもにとってはもちろんですが、保護者も何かと助かることが多いもの。
子どもが小学生の頃は、行事や保護者会、面談、PTAの作業、時には通学に付き添ったり、忘れ物を届けに行ったりと、保護者が学校へ足を運ぶ機会が結構多いんですよね。

私の子どもが通っている小学校も、自宅から徒歩5~6分の距離にあるのですが、仕事帰りに学校へ立ち寄ったり、学校での用事を終えてから出社することもあり、そんな時は特に「小学校が近くて良かった!」と感じます。

新設校ならでは! さまざまな工夫が凝らされた、新しい校舎で学べます

さて、「流山市立おおたかの森小学校」についてですが、こちらの小学校が新設された背景には、小学校入学前の子どもたちの増加があるそうです。

流山市がホームページで公開している「併設校だより(流山おおたかの森小学校・中学校が開校するまでの情報を、市民の皆さんに向けて発信したもの)」によると、「流山おおたかの森」駅を中心とした新市街地地区では、乗換駅としての利便性の高さや緑豊かな環境などから、近年住宅地としてのニーズが増加。
それに伴って児童数も増え、教室数を増やすために、新しい小学校と中学校の建設が必要となったそう。

全国的なニュースなどでは“少子化問題”ばかりが取り沙汰されがちな昨今ですが、ここ流山市では子どもの数が増えているんですね!
一緒に遊べる、学べるお友達の数が多いのは、子どもにとっても保護者にとっても嬉しいことが多いもの。教育環境としても期待できそうだと感じます。


▲「おおたかの森小学校」を建設した背景などが書かれている「併設校だより」。

ちなみに我が家の子どもが通っている小学校では、年々生徒数が減っており、将来別の小学校と統合されることが決まっています。
校舎も今より遠い場所に移転されますし、統合されるまで子どもの数も保護者の数も減るばかり……。来年度はいよいよ1学年1クラスになってしまうのでは、なんて囁かれたりもしています(泣)
「子どもの数が増えたため、学校を新設」なんて明るいニュースがあるのは、いいなぁと思います。

 

また、私が思う新設校の良いところは、校舎が新しく、冷暖房完備で快適に過ごせるということに加え、今の時代にマッチした考え方や設計、デザインが採用されていること。


▲学校敷地に隣接する「市野谷の森」との繋がりを大切にし、気持ちよく風が抜けるように「風のみち」と名付けたアプローチを設けたり、中庭の整備や屋上緑化を実施するなど、自然の力を活かした空間設計になっています。
また、4学級分の椅子とテーブルのあるランチルームや、開放的な音楽ホール、緩やかに仕切られた教室とオープンスペースなど、生徒が交流しやすい工夫がされています。

 

昔ながらの校舎も味わいがあって良いものですが、どの教室も画一的で、ドアでぴしっと仕切られ、長くて暗い廊下が続いている……というお馴染みの造りは、必ずしも現代の感覚には合っていないのかもしれません。

私が保護者として小学校に行くようになって数年経ちますが、自分の子どものいる教室以外を知る機会があまりなく、他の教室はちょっと覗くだけでも緊張してしまったりします。
もしかしたらそれって、子どもも同じような感覚でいるかもしれませんよね。

「流山市立おおたかの森小学校」のように、オープンな空間で、さまざまな学習や学校内の施設に自然と興味が持てるような工夫がしてあると、学習意欲ももっと高まったりするのかな、なんて思います。

小中併設校だから、中学校との連携がスムーズ。9年間の連続した教育を推進

そして、新設校であることに加え、「流山市立おおたかの森小学校」の大きな特徴のひとつとして挙げられるのは、「流山市立おおたかの森中学校」が同じ敷地内にある“小中併設校”であるということです。

流山市では小中一貫教育を行っていますが、小学校と中学校はそれぞれ独立した学校として存在し、独立した教育カリキュラムに取り組んでいます。

一口に「小中一貫教育」といっても、市区町村によって取り組み方はさまざま。
文部科学省に推進されている教育課程ではあるものの、積極的に取り組んでいるところもあれば、未実施のところもあるのが現状です。

 
▲小学校・中学校という垣根を取り払って、「全9学年」として指導する学校もありますし、別の場所にある小学校と中学校だけれど、指導方法などを工夫して「一貫」としているところも。
また、「小中一貫」とせず、「小学校と中学校の連携」に止めている自治体もあります。

 

流山市の小中一貫教育では、「小学校高学年から中学校進学に向けての準備をする」「小学校と中学校が密に連携を取り、先生が交流し合うことで、指導力の向上が期待できる」「中学校入学時の、学校環境の急激な変化によるつまずき、いわゆる“中1ギャップ”を防止する」といったことが目標とされています。

つまり、従来通りの「小学校」と「中学校」という体制はそのままで、よりスムーズに小学校から中学校へ移行できるように配慮されているといったところですね。

 

小中一貫教育自体については、比較的新しい取り組みということもあり、効果については長い目で見る必要があると思いますが、「流山市立おおたかの森小学校」のように、小学校と中学校が併設されているというのは、私はとても良いことなのではないかと思います。

 
▲同じ敷地内にある「流山市立おおたかの森小学校」と「流山市立おおたかの森中学校」。
小中の交流も活発に行われているそうで、小学生は中学校生活を身近に感じることができ、中学生は小学生のお手本となる自覚を持つということが期待できるのだとか。

 

私は、個人的には、行事や普段の教育活動などを通して、先生同士の交流が活発になること、保護者や子どもと、小学校だけでなく、中学校の先生が顔見知りになれることが大きなメリットだと思います。
やっぱり、保護者としても少なからず不安のある中学校進学に際して、“うちの子を小学生時代から知ってくれている”先生や学校に任せられるというのは安心感がありますものね。

 

また、マンションと小学校が近いことに加えて、周辺道路の歩きやすさや安全性も要チェックのポイントです。

 
▲具体的な通学路は、マンションの完成後に決まるとのことですが、「ウエリスおおたかの森サウスアリーナ」と「流山市立おおたかの森小学校」の間にある道路は、整備されたばかりの綺麗な道。
歩道も広くフラットなので、小学校に入学したばかりのお子さんでも歩きやすそうだと感じます。

小学校前の横断歩道では、登下校の時間帯、地域の方やPTAの方による見守りが実施されているそうですよ。
安全性への配慮も感じますし、挨拶の習慣も身に付きそうですね!

一般の方も利用できる「こども図書館」と「流山センター」が併設されています

さらに、「流山市立おおたかの森小学校・中学校」と合わせて、一般の方も利用できる「子ども図書館」と「流山センター」も開設されました。

 
▲絵本や児童書を揃えた「こども図書館」と、会議室やホールを備えた「おおたかの森センター」は、一般の方も利用可能。
「こども図書館」は小学校の図書室と繋がった空間のため、セキュリティ上の配慮から、1階の受付で入館証を受け取ってから利用します。

 

私が画期的だと思ったのは、この「こども図書館」は、カウンターが小学校の図書館と繋がっていること。(空間自体は別になっているので、同時に並行利用することはできません)
小学校の生徒は「学校の先生」に加えて「図書館の職員さん」と交流しながら、本に触れることができるんですね。

「こども図書館」には、子どもに人気の絵本や図鑑に加え、例えばイスラム文化のことを描いた書籍であるとか、世界で起こっている紛争のこと、著作権やインターネットにまつわる知識の本など、大人の私でも「もしかしたら、知らないかも」と思ってしまうような数々の書籍がありました。
こういった幅広い本があるのも、“学校の図書室”ではなく“地域の図書館”としての役割を持った場所だからなのかなと思います。

 

また、図書館や公民館のような施設が学校と同じ場所にあるのは、保護者としても頼もしく感じられるもの。
学校って、どうしても「先生と生徒と保護者」だけで構築される空間になってしまいがちですが、そこに、「図書館の職員さん」「おおたかの森センターの受付スタッフさん」といった第三者の大人が加わることで、子どもの世界って広がる気がするんです。

私が「おおたかの森センター」や「子ども図書館」を見て歩いていた時も、遅刻してしまった生徒さんが「おおたかの森センター」のスタッフさんに「入口が閉まっているんですけど、どうすればいいですか」と聞いていたり、図書館の職員さんが小学生のお子さんと仲良さそうにお話をしていたりと、微笑ましい光景を目にしました。

貴重な義務教育の9年間を、さまざまな経験をしながら過ごせるって、いいなぁと思います。

 
▲「おおたかの森センター」では、季節ごとの楽しいイベントやワークショップも開催されています。
赤ちゃんや小さいお子さんと一緒に、児童館代わりにも利用できそうですね。お友達も見つかりそう♪

 

「子ども図書館」や「おおたかの森センター」は、子どもと一緒でも、大人だけでも利用できますから、興味のある方は一度訪れてみてはいかがでしょうか。

※掲載の写真は、すべて2017年12月に撮影したものです。
※通学路については未定のため、入学後にご確認いただくこととなります。
熊谷実津希

住宅ライター
熊谷実津希

住宅ライター。賃貸、分譲、中古も新築も、さまざまな住宅・不動産分野の記事を担当してきました。住宅最新トレンドや自分の足で調べた現場のことなど、自身の取材で得た情報を第三者目線で徹底的にレポートします。

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