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住宅ライターの「アーバン島本シティ」取材レポート

福岡由美

住宅ライター
福岡由美

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2018年05月30日

TSUTAYA BOOKSTOREプロデュースのブックラウンジとは?【1】担当ディレクターにお話を聞いてきました!

【アーバン島本シティ】の中には、公園やコミュニティルーム、キッズルーム、ゲストルームなど、
入居者の皆さんが思い思いに使うことができる多彩な共用施設が用意されていますが、
中でも、注目したいのはTSUTAYA BOOKSTOREとコラボレーションした『ブックラウンジ』。

筆者は全国で数多くの分譲マンションを取材していますが、
入居者の読書スペースを提供する『ライブラリー』を設けたマンションはちらほらとあるものの、
そこからもう一歩進んで、まるで図書館のように様々なジャンルの本が集められた
『ブックラウンジ』を設けたマンションというのはまだまだ見かける機会が少なく、
マンション生活に“プラスαの楽しみ”を提供してくれそうです。

そこで今回は【アーバン島本シティ】のブックディレクションを担当する
関西TSUTAYAディレクションマネージャーの稲田杏子さんに、
『ブックラウンジ』の本や空間設計へのこだわりについてお話をうかがってきました。
※以下、すべての掲載写真はTSUTAYA BOOKSTORE 梅田MeRISEにて撮影したもの・・・・・・2018年5月撮影。

 
▲【アーバン島本シティ】のブックディレクションの担当ディレクター、
株式会社関西TSUTAYAの稲田杏子さん。今回は関西大学の梅田サテライトキャンパス内にある
『TSUTAYA BOOKSTORE 梅田MeRISE』でインタビューに対応していただきました。

Q1:まずは基本情報として・・・ブックディレクションというのは
最近関西TSUTAYAさんが力を入れている新しい取り組みだそうですね?

「そうなんです。『TSUTAYAブックディレクション』は、
昨年から弊社・関西TSUTAYAが本格的に取り組みを始めた新しい企画です。

私共TSUTAYAは、1983年のオープン以来、
35年にわたって全国でたくさんの展開を行ってきましたが、
そもそも創業以来のコンセプトとして、
“我々は単なるレンタルショップ・本屋ではなく、『ライフスタイル提案業』でありたい”という想いがあり、
ライフスタイル提案のいち手段として、本やDVDを通じて、
お客様に豊かな暮らしをお届けしたいと考えてきました。

近年は“モノの消費”だけでなく、お客様のライフスタイルと向き合う
“コト消費”につながる新形態の店舗展開を行い、
ゆったりとその場で過ごすことができる店舗づくりにも取り組むようになりました。

こうして、創業以来培われた店舗づくりのノウハウを活かしながら、
“私共が提案する空間・ライフスタイルを、皆様のお近くへお届けします”
という新しいコンセプトでスタートしたのが『TSUTAYAブックディレクション』です」(稲田さん談)


▲今回稲田さんにお話をうかがった『TSUTAYA BOOKSTORE 梅田MeRISE』。
社会人の生涯学習の場であり、コワーキングスペースとしても活用されている関大のサテライトキャンパス内に
スターバックスを併設した店舗をオープン。
大学関係者だけでなく、地域のひとたちの“サードプレイス”として人気を集めています。

Q2:ブックディレクターのお仕事について教えてください。

「私自身はTSUTAYA入社以来12年、ずっと本の仕事に携わってきたのですが、
ディレクターになってからは、その場所や空間、そこで過ごす人たちの志向に合わせて
本の選定や空間づくりをご提案するディレクション業務を主に行っています。

実は、出版業界では毎日毎日たくさんの新刊が登場し続けているため、
世間から注目されないまま“ひっそりと存在している良い本”がたくさんあるんです。

もちろんわたし自身も、すべての本を読破しているわけではないのですが、
書店の棚に1冊しか置かれていないような目立ちにくい本もこまめにチェックしたり、
弊社のデータベースを使って地域のニーズを分析したりしながら、
お客様の動向に合わせて本を選んでいきます。

ちなみに『TSUTAYAブックディレクション』は、大学のキャンパスや企業のオフィスなど
さまざまな場所で展開を行っていますが、
それぞれにニーズが異なり、選定する本の内容もガラリと変わってきますから、
“どんな本を置くか?”という選定作業がいちばん大変であり、
同時にいちばん楽しい作業でもあるんです(笑)」(稲田さん談)


▲子どもの頃から本が大好きだったという稲田さん。
「ブックラウンジのご提案をするということは、
言わば“ひとつの図書館を作りあげるようなもの”ですから、
本好きとしてはたまらなく楽しい仕事ですね(笑)」と稲田さん

Q3:アーバン島本シティのブックラウンジには、
どんな本が並ぶ予定ですか?

「関西TSUTAYAとして“マンション内のブックディレクション”をスタートしたのは今年の3月からですから、
まだ企画が始まったばかりで、私自身も本の内容をいろいろ考えている段階なのですが、
マンションの場合は、大学や企業など多くの方が行き交うスペースとは違って
“入居者の皆様のためのプライベートなラウンジ”なので、より明確にコンセプトを打ち出すように心がけました。

【アーバン島本シティ】は、
立地的に『大阪』や『京都』などの大都会にも近いのに、豊かな自然に囲まれている・・・
そういう島本の住環境を選んだ方が、
『自分らしいライフスタイルとは何か?について向き合うことができる本』
をコンセプトに置いて、いま本を選定している最中です。

ふだんは都会でバリバリとお仕事をしながら、島本の自宅へ帰ってきたときには、
ブックラウンジでふっと気持ちをオフにして自分だけの時間を愉しむことができる・・・
そんな体験をしていただけるような本をご提案したいと思っています」(稲田さん談)


▲「実は、私個人的には小説が好きなのですが、
マンションのブックラウンジの場合は、小説のように没頭して入り込む本ではなく、
短い時間の中でペラペラとページをめくりながら楽しめる本のほうが空間にマッチすると考えられますから、
『短時間で暮らしにまつわるヒントが得られるような本』を選定しています。
もちろん巷で話題の本や人気書籍も揃える予定ですが、それだけに特化することなく、
例えば、アウトドアの本、ウイスキーの本、自然の本などなど、
“今まで書店では手に取ることがなかったけど、ふと気になって本を開いてみたら
そこにちょっと気になる情報が載っていた”というような・・・
そんな本との出会いを楽しんでいただきたいですね」と稲田さん

※写真は本のイメージです。

ちなみに、稲田さんによると、ブックディレクターとしての仕事の醍醐味は、
本の『ジャンル分け』をすることなのだとか。

「一般的な本屋さんの場合は、文芸書・ビジネス書などのカテゴリーで書棚を分けているので、
自分が興味の無い分野の棚の前にはなかなか立つことがありませんが、
私共のセレクトした本は、出版社が意図したテーマではないところで『ジャンル分け』します。

例えば、『脳を刺激する本』のジャンルの棚には、専門書の隣に子ども向けの絵本があったり、
『暮らしをデザインする本』の棚には、園芸の本と料理の本とインテリアの本が一緒に並んでいたり(笑)
カテゴリーを超えた展開をすることで、これまで興味がなかった分野の本にも
関心を示していただけたらいいな、と考えています」と稲田さん。

【アーバン島本シティ】のブックラウンジの
『ジャンル分け』のキャッチコピーについては「今まさに考えている最中です!」とのこと。
どんなコピーが掲げられ、どんな本が登場するのか?
これはぜひ楽しみにしたいですね!

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さて、次回は『ブックラウンジ』の空間づくりについてお話をうかがいます。
どうぞお楽しみに!

福岡由美

住宅ライター
福岡由美

住宅ライター・住宅ローンアドバイザー・ファイナンシャルプランニング技能士 /取材歴20年以上の専門家として住宅情報誌やサイトへレポートを寄稿、セミナー講師等も務める。ラジオレポーター・構成作家としても活動中。

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