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住宅ライターの「ザ・パークハウス 浦和常盤」取材レポート

熊谷実津希

住宅ライター
熊谷実津希

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2017年06月19日

外観・エントランスデザインのこだわりを、建築デザイナーに聞きました

マンションの完成予想CGやマンションギャラリーの模型で「ザ・パークハウス 浦和常盤」の外観デザインをご覧になった方からは、「落ち着いている」とか「かっこいい」という声が挙がるそうです。

パッと見ただけでそういった印象を生む建物って、実は細かいところまで、デザイナーのこだわりが活かされているもの。

また、マンションって大きい建物ですし、敷地周りに植栽なども入りますから、その地域の景観や街並みも変える力を持っています。

そこで今回は、「ザ・パークハウス 浦和常盤」デザインディレクターの佐藤氏へインタビュー。デザインへのこだわりや、完成したらどんなイメージの建物になりそうかなどをお聞きしました。


▲お話を伺ったのは、BAYSIS DESIGN(ベイシスデザイン)の佐藤氏。
2011年度のグッドデザイン賞を受賞した「パークハウス 江ノ島」をはじめ、数々のマンションの設計、コンサルティング、デザイン監修を手掛けた建築デザイナーです。

浦和常盤の落ち着いた住宅街に映える、ランドマーク的な存在に

佐藤氏:「ザ・パークハウス 浦和常盤」の現地へ実際に足を運び、どんな街なのか、どんなマンションが建つとより良いのか、ということを考えました。

この場所は、JR「北浦和」駅から徒歩5分の近さですが、周辺には低層の住宅も多く、落ち着いた街並みが形成されています。


▲「ザ・パークハウス 浦和常盤」現地の北側からパノラマモードで撮影した写真。周辺は住宅街です。(2017年6月撮影)

 

佐藤氏:そのような街にあって、「ザ・パークハウス 浦和常盤」の地上14階建ての建物は、JR「北浦和」駅から歩く道からはもちろん、電車の車窓や、少し離れた場所からも見える存在になると思います。
ですから、この場所のランドマークにしたいという思いがありました。

 
▲現地から少し離れた場所からも、建築中の建物が見えます。
左の写真は13階くらいまで(2017年6月撮影)、右は10階くらいまで(2017年4月撮影)建ち上がっていた時のもの。

 

佐藤氏:また、何度も現地に足を運んでいるうちに、「北浦和公園」や「浦和北公園」、「県立近代美術館」、「常盤小学校」などが身近で、文教の香りのある街だなと実感しました。

この街ならではの知的で文化的な雰囲気を、建物のデザインで表現したいと思ったんです。

浦和北公園(現地より約290m)

常盤小学校(現地より約390m) 埼玉県立近代美術館(現地より約290m)
▲写真上:浦和北公園(現地より約290m)/写真左下:常盤小学校(現地より約390m)/写真右下:埼玉県立近代美術館(現地より約290m)(すべて2017年4月撮影)

ひとつとして同じ見え方のない、“面”を意識したシャープな外観

佐藤氏:外観のデザインとしては、飾りすぎず、シャープな印象にすることで、知的な見せ方にこだわりました。
あれこれ装飾をしてオリジナリティを出すのではなく、建物のシルエットやライン、色のコントラストでデザイン性を出そうと。

例えばバルコニー面を外から見た時、手すりの凹凸が外壁のストレートなラインを乱してしまうことがないように、あえて柱よりも奥側にバルコニーを設けています。
そうすることで、より外壁の“面”を印象付けることができ、端正な表情が演出できるんですね。


▲バルコニー面の外観完成予想CG。建物を斜めの角度から見た時も、シャープな印象になっています。

 

佐藤氏:また、先ほど「この場所のランドマークに」とお話しましたが、高さがあるから目立つというだけではなく、角度によって異なったフォルムや色に見える面白さ、かっこよさもあるマンションにしたいとも思いました。
同じ建物なのに、見る場所によって、同じ見え方がないというのは、なかなか印象的ではないかと思います。


▲外観模型。建物の南東側にあたる場所から撮影しました。(2017年4月撮影)

濃いグレーと明るいベージュのコントラストで、知的な印象の建物に

佐藤氏:色味にもこだわっていて、ベージュ系と濃いグレーの2トーンを使いました。
明るいベージュ系の色だけでなく、黒に近いグレーを入れることで、引き締まった端正なイメージになります。

ダークトーンの色=暗い、ということではなく、明るさをより引き立たせてくれたり、例えば雨どいのような、どうしても生活感が出てしまうような部分を外壁と馴染ませて、目立ちにくくする効果を生んでくれるんですね。

ダークカラーのシャープなスーツを見て「かっこいいな」と思う方はいても、「暗いな」と思う人はいないと思うんです(笑)。そうイメージしていただくと、分かりやすいかもしれません。

 
▲マンションギャラリーには、外壁に使用されるタイルが展示されています。
ベージュと濃いグレーの2トーンですが、それぞれ微妙に異なる色と質感が特徴的です。(2017年4月撮影)

門構えのような長い庇は、樹木を引き立たせるキャンバスの役割も

佐藤氏:住む人はもちろん、マンションの前を通る人にも「ああ、景色が変わったな」と感じていただけそうだと思っているのは、エントランスへと続くアプローチです。

門構えのような、横に長い庇(ひさし)を設けているんですが、これがあることによって落ち着いた“邸宅感”が演出できます。
また、エントランス前の道路が道幅約5.5mなのに対し、こちらの庇は幅が約36mありますから、周辺の住宅街の中でもかなり存在感が出ると思います。

庇は、外観にシャープな“面”の印象を与えることができますし、エントランス周りに配される約8mの高木を引き立てるキャンバスのような役目も果たしてくれるでしょう。


▲外観完成予想CG。長さのある庇が“面”を演出します。

 

 
▲マンションギャラリーの模型で見ると、庇の存在感がよく分かります。季節によって色付く木を絵のように見せてくれるキャンバスとしての役割も。(2017年4月撮影)

交流とくつろぎの場になるよう、工夫が凝らされたエントランスホール

佐藤氏:エントランスホールも、ただ「通り過ぎる場所」ではなく、立ち止まっていただけるような場所にすることにこだわりました。
住民の方同士がコミュニケーションを育んだり、お子さんを遊ばせたり、窓からの緑を眺めてくつろいだり……。そんな空間になってほしくて、ちょっと大きめのソファーを配置することにしたんです。


▲エントランスホール完成予想CG。窓から緑が見える癒しの空間になりそうです。

 

佐藤氏:このソファーは背もたれがないデザインなので、インテリア性にも優れていますし、どの向きからも腰かけられるという実用性もあるんですね。

壁面にも工夫を凝らしていて、「ジュラストーン」という天然石を使っているんですが、石の中にアンモナイトとか、化石が入っているんですよ。もちろん本物です(笑)
窓から見える緑と、そんな壁面の面白さも楽しんでいただけるのではないでしょうか。

こちらのエントランスが、住民の方の“お気に入りの場所”になってくれたら嬉しいです。

「ザ・パークハウス 浦和常盤」を検討中の方へ、伝えたいこと

佐藤氏:建物の完成直後だけではなく、数十年経っても、「ザ・パークハウス 浦和常盤」に住んでいることを嬉しく思っていただけるように、また、地域住民の方にも愛され、誇りに思っていただけるようにとの願いを込めてデザインしました。

一戸建てにはない、この規模のマンションだからこそのデザインやスケール感を楽しんでいただけたらと思います。

こんな言い方が正しいか分かりませんが(笑)、CGや解説だけでは、この建物の全てはなかなか表現できないんですね。建ってみて初めて「思ったよりもずっとかっこよかった」「素敵でびっくりした」というお声を聞くことも多いのですが、ぜひ完成を楽しみにしていただけたらと思います。

※外観、エントランスホール完成予想CGは図面を基に描かれたもので、実際とは異なります。植栽は、特定の季節やご入居時の状態を想定して描かれたものではありません。雨樋、エアコン室外機、給湯器、TVアンテナ等再現されていない設備機器等がございます。周辺道路・建物等は簡略化しております。また、エントランスホールの家具、調度品等は変更になる場合があります。
熊谷実津希

住宅ライター
熊谷実津希

住宅ライター。賃貸、分譲、中古も新築も、さまざまな住宅・不動産分野の記事を担当してきました。住宅最新トレンドや自分の足で調べた現場のことなど、自身の取材で得た情報を第三者目線で徹底的にレポートします。

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