• 分譲マンション
  • 埼玉県さいたま市浦和区
  • 三菱地所レジデンス

住宅ライターの「ザ・パークハウス 浦和常盤」取材レポート

熊谷実津希

住宅ライター
熊谷実津希

そのうちTOP > ザ・パークハウス 浦和常盤 > 行政の中心だからこそ、文化や芸術に親しめる北浦和公園(2)
2017年04月28日

行政の中心だからこそ、文化や芸術に親しめる北浦和公園(2)

前回に引き続き、「北浦和公園」と「浦和北公園」をレポートします。

今回注目するのは、公園内で親しめる文教の香りや文化、芸術について。
ちょっと難しい話になると思いきや……実は親子で遊びながら、また、「へぇ~!」とあれこれ発見しながら浦和常盤の街や歴史について知ることができる、楽しいエッセンスが満載でした。

「北浦和公園」は、実は「旧制浦和高等学校」や」「埼玉大学」の跡地。教育意識が高い場所です

前回の記事では、「ザ・パークハウス 浦和常盤」と「北浦和公園」の共通点は「緑が多いこと!」とレポートしましたが、浦和区常盤という場所を象徴するキーワードが実はもうひとつあります。
それは、「文教のまち」。

実は私自身が埼玉県の出身なのですが、今の浦和区、私の学生時代は埼玉県浦和市の中心部だった地域について、「教育意識が高いエリア」というイメージがありました。
私では逆立ちしても入れない(笑)「埼玉県立浦和第一女子高等学校(浦和一女、なんて呼びますね)」や「埼玉県立浦和高等学校(男子校)」があることもそうですが、今回こちらの公園を取材して知ったのが、1969年まで「埼玉大学」のキャンパスが置かれた場所であり、もっと遡ると「旧制浦和高等学校」があった場所(※1)だったということ。

公園内には、そのことを今に伝える立像があります。

「浦和北公園」(現地より約290m) 「浦和北公園」(現地より約290m)
▲こちらのバンカラ学生の像は、「旧制浦和高等学校」50周年の記念に建立されたもの(※2)だそう。学生服に高下駄、マントという、当時の硬派な学生の姿が忍ばれます。
像に添えられている碑文は、直木賞作家で初代文化庁長官の今日出海氏(旧制浦和高等学校の卒業生)によるもの。
他にも、文化勲章を受章した薬学者の津田恭介(※3)や、文化功労者で東京大学名誉教授でもあった建築史家の関野克(※4)、考古学者で、こちらも東京大学名誉教授であった江上波夫(※5)など、「旧制浦和高等学校」からは、多数の著名人が輩出されています。

 

「浦和北公園」(現地より約290m)
▲今の季節、ちょっと寂しい姿になっているこの大木は、カイノキという種類の樹木。
大正14年に当時の「旧制浦和高等学校」の教授が中国から持ち帰った種子から育ったものだそうで、現在の日本国内ではごくわずかしか見られない貴重な樹木なのだとか(※2)
浦和市指定天然記念物にも指定されています。

 

公園の外にも、どことなく文教の香りがする、整った街並みが続いています。

「浦和北公園」周辺の街並み(現地より約300m) 「常盤小学校」(現地より約390m)
▲学校であった場所が公園に整備され、地域の憩いの場となっても、この街ならではの落ち着いた雰囲気はそのまま残されたかのようです。
ちなみに、「旧制浦和高等学校」寄宿舎であった「武原寮」の跡地は、「ザ・パークハウス 浦和常盤」のある浦和区常盤9丁目の通学校、「常盤小学校(現地より約390m)」になりました(※2)

 

JR京浜東北線「北浦和」駅の西口を降りてこちらの公園まで歩く途中、駅前に学習塾がたくさんあることに驚いたのですが、こういった一面を見ると、教育への関心が高いファミリーが集まる街であるということが納得できる気がしました。

“行政の中心地”だからこそ。文化や芸術にも気軽に親しめます

さて、公園のレポートに戻りましょう。

「北浦和公園」内には、公園の整備と同時に開館した「埼玉県立近代美術館」もあります。
ピカソやモネ、パスキン、ルノワール、藤田嗣治をはじめとする近代西洋・国内の絵画が所蔵されている美術館です。

「北浦和公園」内の「埼玉県立近代美術館」(現地より約290m)

「北浦和公園」内の「埼玉県立近代美術館」(現地より約290m) 「北浦和公園」内の「埼玉県立近代美術館」(現地より約290m)
▲「埼玉県立近代美術館」の入場は無料。(MOMASコレクション(常設展)や企画展への入場は有料)
キッズ向けのワークショップや、グッド・デザインの椅子に座れる「椅子の美術館」のコーナーも人気のようです。

外には彫刻も展示されていて、お子さんが遊具代わりにする姿も。
こんな風に、小さい頃から自由な感覚で美術に触れ合うことで、豊かな情緒が育まれるのかも……なんて思いました。

 

そして取材中、公園内にチャイコフスキーの音楽が流れ、「おおーっ!」という歓声が聞こえたのでそちらの方に走って行ってみると……

「北浦和公園」(現地より約290m)

「北浦和公園」(現地より約290m) 「北浦和公園」(現地より約290m)
▲音楽に合わせて噴水が華麗にダンス!
「こんな噴水ショー、都内でもちょっと見たことない!」と、興奮して何度もシャッターを切ってしまいました(笑)
子どもも大人も、夢中で見入っている様子。

こちらはその名も「音楽噴水」。2時間に1回のタイミングで、音楽に合わせて噴水が踊るのだそうです。
私は12時ちょうどに居合わせたので、ラッキーでした。
夕方以降はライトアップもされるようなので、ロマンチックな気分を味わいたい時に出かけてみては♪

 

こんな風に、文化や芸術が身近なことも、この地域の良さ、そして、“市の中心部”に暮らすメリットのひとつだと私は思います。

丁寧に整備され、たくさん工夫された広い公園や、美術館などの公共施設、歴史や文教の香りを感じるスポットって、やっぱり市役所などがある中心部にどうしても集まる傾向があります。

私は現在、区の端っこに住んでいるので余計に痛感するのですが(笑)行政の広報誌などで「あ、これいいな」と思うイベントや施設を見つけても、だいたい区役所の近くだったりするので、なかなか足が向かないことがあるんです。

市の中心部に暮らすということは、そういった恩恵を日常的に受けられるということ、といえるかもしれません。

 

さて、次回は「ザ・パークハウス 浦和常盤」の周辺にあるお買いものスポットを巡ります。
現在、仕事をしながら5歳と9歳の2人の子どもを育てている“ワーキングママ”としての視点から、ショッピングのしやすさ、品ぞろえ、価格帯などをしっかりチェックしますので、どうぞお楽しみに!

※掲載の写真は、すべて2017年4月に撮影したものです。

※1:さいたま市の広報・浦和区版2012年7月号より
※2:公園内の解説板より
※3:埼玉県ホームページ「埼玉ゆかりの偉人 津田恭介」より
※4:東京文化財研究所「東文研アーカイブデータベース」より
※5:放送大学機関リポジトリ「江上波夫氏 略年譜」より
熊谷実津希

住宅ライター
熊谷実津希

住宅ライター。賃貸、分譲、中古も新築も、さまざまな住宅・不動産分野の記事を担当してきました。住宅最新トレンドや自分の足で調べた現場のことなど、自身の取材で得た情報を第三者目線で徹底的にレポートします。

PAGE TOP