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住宅ライターの「ザ・パークハウス 桜坂サンリヤン」取材レポート

Kawashima Eri

住宅ライター
Kawashima Eri

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2017年04月25日

「ザ・パークハウス」が考える、災害への備えとは? 


※上写真・・・・・関東大震災の経験をもとに、1926年から90年以上にわたり丸の内で実施されている「総合防災訓練」の様子。三菱地所グループや多くのテナント企業、東京消防庁も参加し緊張感のある実践的な防災訓練がおこなわれる。

 

2011年に東北地方で発生した東日本大震災。そして2016年には熊本県、大分県で発生した大地震。
新築マンションにおいても、どのような防災対策が取られているのかがますます注目されるようになっています。

三菱地所グループは、1923年の関東大震災の際に旧丸ビルを中心に救護活動に尽力した経験を受け継ぎ、以来90年以上にわたって東京・丸の内で防災訓練を実施しています。被災時にどのような物資、そして活動が必要になるのか・・・訓練から得られたノウハウは、分譲マンション事業にも活かされてきました。
そして東日本大震災を経た今、単に備えるだけでなく「有事の際に、居住者が本当に行動に移せること」を目的とした防災対策へと、さまざまな工夫がされているそうです。

今回は「ザ・パークハウス 桜坂サンリヤン」の備えについて、調べてみました。

災害時に必要な4つの要素「電気・水・情報・トイレ」を備える 

三菱地所レジデンスのマンションにおいて、災害への備えとして基本の要素とされているのは「電気・水・情報・トイレ」の4つ。

電気については、夜間活動に必須であること、情報を得るための機器(無線機、パソコン、携帯電話など)に必要となることなどからも被災現場を支える重要な要素となります。「ザ・パークハウス 桜坂サンリヤン」では、非常用発電機・ガス発電機と、電力を確保する方法が複数用意されているそうです。

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▲参考写真
カセットボンベを利用して電気をつくる「ガス発電機」。ガソリンではなく、卓上コンロなどでもおなじみのカセットボンベを使うため扱いやすいタイプです。

 

トイレがいつも通り使えなくなることは、衛生管理上、また健康上大きな障害になると言われます。
トイレが使えないために水を控え、被災後に健康を害してしまうという事例も多く聞かれます。

「ザ・パークハウス 桜坂サンリヤン」の各戸に配布される防災バッグの中には自宅トイレで使える凝固剤タイプの非常用トイレセットも入っていますが、共用の防災備品として屋外マンホールの上に組み立てて使える「マンホールトイレ」も備える計画です。

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▲左:マンホールトイレの組み立て訓練の様子「ザ・パークハウスの防災プログラム」より
右:参考写真

自助をサポートする建物の安全対策、各戸への防災バッグの配布 

もちろん各住戸でも、災害に備えるための工夫がなされています。

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▲キッチンの吊戸棚の扉には、耐震ラッチが。揺れが起こるとロックされ、中の食器の飛び出しを防ぎます。また「ザ・パークハウス 桜坂サンリヤン」では、つくり付けの食器棚が標準装備されるため、棚の転倒による事故の心配がありません。
左:ザ・パークハウス 桜坂サンリヤンモデルルーム 右:参考写真

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▲参考写真
廊下には、保安灯が設置されています。停電時には動点灯し、取り外せば懐中電灯として使うこともできます。

 
さらには、各戸にあらかじめ「防災バッグ」が配布される計画。
このバッグを基本に、家庭ごとに必要な備品を揃えていくとよさそうです。

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▲参考写真
防災バッグの中には、手動で発電できるダイナモラジオライト、救助を呼ぶためのホイッスル、災害用トイレセット、水を汲むためのウォータータンクが用意される予定です。
三菱地所レジデンスオリジナルの防災バッグは、斜め掛けができるので、背負いやすく両手が使えるのもポイント。

いざというときスムーズに「備え」を活かすために

さてご紹介してきたようなさまざまな備えを、非常時に実際に役立て、極力混乱を防ぐためには
『何か備えられているのか』『どう使いこなすのか』を住む方それぞれが把握していることが必須。
防災倉庫に何があるか知らない という状態では、どんなに良い備品があってもうまく活用することはできません。
 
三菱地所レジデンスのマンションでは、こうしたソフト面のサポートまで、非常にきめ細やかにおこなわれていると感じます。
核となるのは「防災計画書」。入居後まずは管理組合へ「防災計画提案書」が提案され、それを基にして物件オリジナルの「防災計画書」の作成サポートがおこなわれます。
 

防災計画書では
・「情報班」「生活班」「消火班」といったマンション内の防災組織体制
・どこに災害対策本部を置くのか?など、被災時の共用施設の使い方
・防災倉庫に収納されている備品リスト
などが明記されるとのこと。

有事の際にいちから話し合いをするのではなく、平常時にあらかじめさまざまなルールを決めておくことで、マンション住民相互の「共助」を円滑にしようというものです。

さらにはその計画書に基づいて、非常に実用的な防災訓練の実施も提案されます。

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▲防災計画提案書に基づき、管理組合によりそれぞれのマンション毎の防災計画書を作成。
それに基づく防災訓練は、誘導に従って避難訓練をおこなうといった従来型のものとは異なり
住民の方自身が役割分担をして設置される「災害対策本部」の動き、安否確認のやり方といった
具体的なものが想定されています。
右:防災訓練風景「ザ・パークハウスの防災プログラム」より 

昨今、災害にどう備えるか、その考え方が変わってきたことを実感します。昔から言われてきた「水の備蓄」「食糧の確保」といったものにとどまらず、実際の現場では何が求められるか、実際に誰がどう動くか、といった現実に即した「備え」が議論されるようになっています。

三菱地所レジデンスのマンションでも、今回ご紹介したように、単にモノを備えることにとどまらない「本当に助けになる防災」への取り組みがおこなわれています。住まうにあたって、入居される皆さんによる「共助」の道筋がつけられていることは、心強いことだと感じました。

※取材・執筆/高橋登志子
Kawashima Eri

住宅ライター
Kawashima Eri

福岡に住んで30数年。都市と自然がベストマッチしていて、おいしいものがいっぱいのこの街に魅せられ続けています。「主婦ならではのきめ細やかな視点」をモットーに、街と住まいの耳より情報をどしどしお届けしていきます!

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