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住宅ライターの「ザ・パークハウス 町田テラス」取材レポート

熊谷実津希

住宅ライター
熊谷実津希

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2020年01月29日

66㎡、ファミリーで住める?整理収納アドバイザーがチェック!(リビング・洋室編)

今回から2回にわたって、「ザ・パークハウス 町田テラス」の収納について解説していきます。

取材にご協力いただいたのは、整理収納アドバイザーの今村亜弥子さん(上の写真)。これまでに数々の家庭・オフィスの収納に関するコンサルティングや、セミナーなどを実施してきた“収納のプロ”です。

家の中を片付けるコツだけでなく、手持ちの家具をうまく使って、より自分好みかつ効率の良い住まいにするアドバイスも行っている今村さん。
まずはマンション周辺の環境をチェックして、「周りに商業施設がたくさんあるので、家の中に余計なストックを溜めなくてもいい、良い場所ですね!」と評価していました。

そんな今村さんにチェックをお願いしたのは、モデルルームにもなっている「Cタイプ」。
3LDK+ウォークインクローゼットのプランで、専有面積が66.70m2と、3LDKとしてはややコンパクトなので、「こちらにファミリーが住むとしたら、収納は足りる?」という視点で、見てもらいました。
(他、広さや収納がほぼ同じBタイプ(66.70m2・3LDK+ウォークインクローゼット)のプランもあります)

今村さんは「図面だけを見ていた段階では少し不安があったものの、実際の収納を見たら『これならファミリーでも住める!』と思いました」とのこと。
収納の高さや長く使える工夫、“大きすぎない”からこその使いやすさなどがその理由だったようです。

では、どういった点が“収納のプロ”の評価ポイントだったのか、詳しく見ていきましょう。

こちらの記事をまとめると……

1.洋室2の収納は、高さと奥行があり、“見渡せる”ことがポイント。夫婦で共用もできそう
2.洋室3の収納は、小さく見えても子ども用には充分。足りなくなったら、室内に収納家具の置き場所も確保できそう
3.廊下の物入は、リビングからもキッチンからも使いやすい位置。防災用品置き場にも


▲「Cタイプ」の間取り図です。
1.リビング・ダイニングの隣にある洋室2のクローゼットの使い方
2.共用廊下側の洋室3を子ども部屋にする場合、収納はどうする?
3.廊下にある物入の使い方 を重点的にチェックします。

1.洋室2の収納は、高さと奥行があり、“見渡せる”ことがポイント。夫婦で共用もできそう

こちらの住戸をひと通り見て、今村さんが高く評価していたのが洋室2のクローゼットです。

「このように、開くと中の物が全部見渡せる収納ってとても使いやすいんです。こちらは、2人分の衣類が入るくらいの収納力がありますね」と今村さん。

 
▲洋室2の物入&クローゼット。奥行きが約60cmとしっかり取られていて、高さも床から天井までたっぷり!
こちらのマンションは天井が約2.5mと高いため、収納も大きくなるんですね。
一見コンパクトに見えますが、中央のクローゼットはハンガーパイプを2段に設置できたりと、上手に使えばかなりの物が入る優秀な収納なのだそうです。
一番左はハンガーパイプのない物入になっていて、今村さんによると、棚板を外してゴルフバッグなどの収納場所にしても良いそうです。

 

こちらの収納を使いこなすポイントは

・上段には取っ手付きのケースを入れるか、ダウンコートなどのシーズンものを圧縮して入れる
・一番使いやすい中段のハンガーパイプに、シャツやスカートなど、頻繁に出し入れする衣類をかける
・下段には複数の引き出しがある収納ケースを入れて、ニットやTシャツなどの衣類をしまう

という風に、高さを区切って活用すること。

 

「今はいろいろな収納ケースが市販されていますから、ぴったりのサイズのケースを使うと、本当にたっぷり物が入りますよ。ダボ穴のピッチが細かいので、お好みの収納ケースに合わせた位置に棚板を移動できて無駄がありません。

パイプハンガーの高さも変えられますから、ご自身の身長に合った“一番使いやすい位置”にカスタマイズできそう。使いやすくないと収納ってどうしても無駄が出てしまうので、微調整できることって実はとても大事なんです。
左右のクローゼットで、ご夫婦それぞれの使いやすい位置に合わせておけば、共用もしやすいですね」とのこと。


▲クローゼットの下部に引き出し付きのケースを入れると、確かにたくさんの物が入りそう!

 

 
▲微調整ができるかどうかは、クローゼット内側のダボ穴のピッチで見極めます。
今村さんは「棚板やパイプハンガーはオーダーして増やすこともできますから、使いやすくアレンジすると、収納力がぐんとアップしますよ」とアドバイス。

 

また、ちょっと裏技的なテクニックとして「約60cmというと男性用のワイシャツを掛けてもまだ少し余裕があるくらいの奥行なので、奥にもハンガーパイプを付けて、そこに冠婚葬祭用などの衣類やバッグなどの小物類を掛けておいてもいいですね」というアドバイスも。

 
▲クローゼットの奥まで有効活用するアイディアも。ただし奥は取り出しにくい場所ではあるので、使用頻度の低い衣類や小物を掛けると良いそうです。

 

なるほど! 大きさだけでなく、「無駄なく使えるかどうか」という点が、実はとても大切なんですね。

2.洋室3は造り付けのクローゼットに加えて、収納家具の置き場所も確保できそう

洋室2の収納は大人2人で使えそうなくらいの容量があり、洋室1にはウォークインクローゼットがありますから、このふたつのお部屋の収納は足りそうです。

ただ、図面を見ると、洋室3のクローゼットがちょっと小さめなので、「足りるのかな?」と思って、今村さんにチェックしてもらうことに。

今村さん「お子さんなら、これくらいで充分です。
こちらも、幅はコンパクトですが、高さは約2m、奥行も約65cmとしっかりあるので、下に収納ケースをいくつか重ねて入れれば、お子さんが中学生くらいになっても大丈夫だと思いますよ」とのことでした。

 
▲幅55cmほどのクローゼットですが、高さがあるので意外とたくさんのものが入ります。
一番上の棚には手が届きにくいので、オフシーズンのものなど、頻繁には使わない物を入れておくと良いそうです。
また、ベッドの下も収納場所として使えるので、オフシーズンの服などはそちらへ。

 

「お子さんが成長して、物や洋服が増えたとしても、こちらのお部屋には収納家具を置ける余裕があります。
今、モデルルームにはベッドと机が置いてありますが(机は学習机でなく、これくらいの大きさで充分だそうです)、加えて、ベッドの隣や引戸の隣にも、家具が置けますよね」と今村さん。

 
▲窓が腰高窓(下が壁になっている窓)なので、窓際にローチェストを置くこともできますし、引戸の隣には幅が120cmくらいまでの大きめの家具を置くことも可。
幅60cm程度のチェストをふたつ並べて置けるわけですから、収納が足りなくなるということはなさそうです。

 

プラスの収納家具を置く場合は、地震の際に倒れてしまうのを防ぐために、転倒防止グッズを使っておくと安心だそうです。
上の図面のシューズボックス側の壁などを利用すれば転倒防止グッズも取り付けやすく、「この壁、結構使えますよ! この壁に姿見を掛けて、ドレッサーのようなスペースにしても良いでしょう」とのことでした。

3.廊下の物入は、リビングからもキッチンからも使いやすい位置。防災用品置き場にも

また、今村さんは廊下の物入も「この位置、絶妙ですね!」と評価。

リビングとキッチンの間にあるので、掃除用具などの小物だけでなく、常温で保存可能な食品を入れてパントリーとして活用することもできるそうです。

 
▲物入の中が、左右ふたつに分かれているのも高評価。
「右に掃除用具、左は日用雑貨や食品庫、という風に分けられますね」と今村さん。

 

こちらの物入には、マンション事業主の三菱地所レジデンス独自の工夫がたくさん。
扉を開けた時にスティック型掃除機などが倒れてこないようにできる可動式の転倒防止バーや、掃除用具などを掛けておけるフックなど、さまざまな工夫が特徴的です。


▲「こちらの物入も奥行が約40cmと深いのが良いと思います。これくらいあると、書類のファイルが立てて入れられるんですよ。
ダボ穴が2列になっていて、奥行の浅い棚板も入れられるようになっているのはすごいですね。手前にスティック掃除機やワイパーなどの長いもの、その奥にフローリングシートのストックや洗剤、という風に、空間を無駄なく使えます」

 

また、「この奥行を活用すれば、食品を消費しながら備蓄する、ローリングストックもしやすそうだと思います。
お水やレトルト食品だけでなく、ゼリー飲料などもストックしておくと、災害時だけでなく、ちょっと食欲がない時なんかにも便利なんですよね。キッチンに近いので、家族で『あ、あそこに入ってたな』って、気軽に開け閉めして使える、良い収納だと思います」と今村さん。

 

「広くても、そのスペースを使いこなせなかったら意味がありませんよね。私が収納のコンサルティングをしているお宅でも『その収納はもう何年も開けてなくて、中に何が入ってるのか忘れちゃった』なんてこと、よくあるんです(笑)
面積よりも、『全部のスペースを無駄なく使いこなす』ことの方が実は大事だったりするんです」というお話がとても印象的でした。

 

次回は、キッチンやバスルームといった水まわりや、気になる玄関の収納についてチェックしていただきます。
どうぞお楽しみに!

※掲載の室内写真は、建物内モデルルームCタイプ(カラー:グレーオーク)を撮影したもので、エアコン・造作家具・照明・装飾用小物等オプション(有償)も含まれています。家具・照明器具・調度品等は、販売価格には含まれません。(2020年1月撮影)
熊谷実津希

住宅ライター
熊谷実津希

「知りたいことは、現場に行って調べる!」がモットーの住宅・不動産専門ライター。二児の母にして分譲マンション購入経験あり。美味しいお店を発見する眼力にも自信あり!?

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