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住宅ライターの「ザ・パークハウス 町田テラス」取材レポート

熊谷実津希

住宅ライター
熊谷実津希

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2019年11月27日

三菱地所レジデンスのマンション災害対策について調べました

今回の記事では、マンションの“災害対策”について考えてみたいと思います。

大地震や大型の台風、集中豪雨といった規模の大きな災害発生時、どのような行動を取ったらいいのか、家庭での備蓄はどこまで整えておくべきなのかを日ごろしっかりと考えている方も多いと思いますが、東京都では、居住の継続ができる状況であれば、自宅での避難生活を送る「在宅避難」が推奨されているのはご存知でしょうか。
(水害や土砂災害時など、避難情報が優先される場合もあります)

特に鉄筋コンクリート造の中高層マンションは大地震でも倒壊の恐れが低いため、マンション向けの防災ハンドブックなどで在宅避難が原則と呼びかけている区もあります。

万が一のときに備えて、共用部の防災倉庫の中身や防災計画まで、しっかりとチェックしておきたいところ。
また、自治体のハザードマップなどでマンションが建つ場所の特性を理解しておくことも大切です。

では、「ザ・パークハウス 町田テラス」の場合はどうなのか、見ていきましょう。

こちらの記事をまとめると……

■三菱地所レジデンスの防災は「きちんと造る」「守る」「備える」「行動する」の4ステップで対策
■「ザ・パークハウス 町田テラス」には、非常用水源や、太陽光発電、災害用マンホールトイレなどを設置
■各戸に防災グッズが入ったバッグを配布、ボランティア実体験に基づいた防災訓練の提案なども
■マンションが建つ場所は、浸水が想定されていないエリア。建物倒壊危険度も低い

三菱地所レジデンスの防災は「きちんと造る」「守る」「備える」「行動する」の4ステップで対策

「ザ・パークハウス 町田テラス」の売主である三菱地所レジデンスが供給したマンションは、2011年3月に発生した東日本大震災においても大きな被害はなかったそうですが、震災をきっかけに、マンションの立地や構造の特性に合わせた基準を設定するなど、さらに災害対策を進化させたのだとか。

現在の災害対策基準は、安全に暮らせる「建物(ハード面)」に加えて、居住者自身が身の安全を確保できるための方法や、住民同士の連携といった「ソフト面」の両方について、より強化されているそうです。

「ザ・パークハウス 町田テラス」の基本性能を記した「CHECK EYE’S BOOK」を見てみると、「きちんと造る」「守る」「備える」「行動する」の4ステップで対策されているとのこと。

Step 1.きちんと造る…耐震性・安全性に配慮した設計・施工
Step 2.守る…災害が発生した際、居住者自身や大切な人の安全を確保するための「自助」の備え
Step 3.備える…災害時に必要な電気・水・情報・トイレに重点を置いた防災備品の備蓄
Step 4.行動する…管理組合を中心としたコミュニティの形成、住民の連携で助け合う「共助」の仕組みづくり

 

では、具体的にはどのような備えがあるのか、見ていきたいと思います。

非常用の地下水源まで!共用部には太陽光発電、災害用マンホールトイレなどを設置

各家庭での備蓄や防災グッズの準備に加えて、マンション共用部に防災倉庫があると、さらに頼もしいもの。
東日本大震災以降、一定以上の規模のマンションに防災倉庫の設置を義務付ける自治体も出てきています。

ただ、倉庫に何を備蓄するのかまでは具体的に決められていないので、マンションによって備蓄品は異なります。

「ザ・パークハウス 町田テラス」の場合はどうなのかというと、防災備蓄倉庫の備品は、実運用を想定して中身が吟味されているそう。

大災害の発生時、水道や電気、ガスといった公共のインフラが機能しなくなった場合を想定して、復旧するまでの間に特に必要とされている「電気」「水」「情報」「トイレ」に関する防災備品を中心に、さまざまなものが用意されています。


▲「ザ・パークハウス 町田テラス」の防災備蓄倉庫に備蓄されている防災用品の一例。
停電時に役立つガス発電機やLED投光器、浄水装置、簡易無線機、災害用マンホールトイレなどが用意されます。
発電機や浄水装置のような大掛かりなものは個人で用意するのはなかなか大変ですから、マンションに備蓄されていると心強いですね。

 

そして、こんなものまであるんだ! と思ったのが、非常用の地下水源。


▲「ザ・パークハウス 町田テラス」の「CHECK EYE’S BOOK」より引用。
太陽光発電設備や非常用発電機、災害用マンホールトイレのほか、停電時に水道本管から直接つないで給水できる共用水栓や、水道管自体が破損して断水したときのために、マンション専用の水源も確保されているそう。

 

また、ライフラインのひとつである電気ですが、こちらのマンションでは、屋上に太陽光発電設備を備えているのだとか。
普段はエコや共用部の電気料金削減に役立つ設備ですが、非常時には貴重な電源のひとつとして利用できるそうです。太陽光による電気の共有は共用部のみですが、専用コンセントからの給電も可能なのだとか。(※1)


▲住戸ごとの毎月の電気料金(従量料金)が安くなり、共用部の電気代の削減にも繋がる高圧一括受電+太陽光発電システム「soleco(ソレッコ)」が採用されています。
「一定の要件を満たす『ザ・パークハウス』ブランドのマンションに導入されているサービスで、設備導入費用やメンテナンス費用はかかりません。居住者の方にはメリットだけが残る仕組みになっているんです」と、スタッフさん談。

各戸に防災グッズが入ったバッグを配布、ボランティア実体験に基づいた防災訓練の提案なども

災害の発生時に自分や大切な人の身を守る方法として、マンション共用部の防災バッグも配布されるそう。
「日ごろから、災害時に『自助』として備えるための大切さを意識してほしい」という三菱地所レジデンスの考え方に基づいて用意されているそうで、必要最低限の電気(灯り)、情報(ラジオ&携帯電話の充電)水、トイレ、緊急連絡手段を確保できるようなグッズが入っています。


▲各戸に配布される防災バッグ。手動で充電できるダイナモラジオライト、折りたたみ式のウォータータンク、簡易トイレ、救助を呼ぶためのホイッスルが入っています。

 

私が「よく考えられているな~」と感心したのは、この防災バッグのデザイン。

危機管理アドバイザーがプロデュースしたものだそうで、両手が空き、中身の出し入れがしやすい肩掛けタイプになっています。ショルダーの部分に、鍵などが入れられる小さいポケットも付いているそう。

防災バッグってリュック型のものが多いですが、それだと荷物を取り出す時に一旦降ろさなくてはならなかったり、赤ちゃんをおんぶできなかったり……ということも。
こちらは赤い色で目立ちますし、おしゃれなデザインなのも良いと思いました。

 

三菱地所レジデンスは、建物の耐震性や安全性、防災備蓄倉庫の設置といった「ハード面」に加えて、防災備蓄倉庫の中身や、そのマンションの特性(規模や地域性など)に応じた防災計画書を作成、管理組合に提案するといった「ソフト面」のサポートにも重点を置いています。

大正時代の関東大震災なども経験してきた歴史があり、社内有志による震災ボランティア体験などで得た知識をフィードバックする体制も整っているそうで、一朝一夕では得られないノウハウがあるんですね。

 
▲三菱地所レジデンスHPより引用。安否確認訓練やマンホールトイレの組立訓練など、居住者同士で“共助”し合えるマンションならではの防災プログラムを提案しています。

 


▲家族で防災について考え、話し合うことができるオリジナルツール「そなえるカルタ」も要チェック。
震災ボランティア実体験に基づいた、ハッとさせられるようなことがたくさんあり、「そういえば……」と勉強になります。
三菱地所レジデンスのホームページからダウンロードできます。

マンションが建つ場所は浸水が想定されていないエリア。建物倒壊危険度も低い

それから、災害のことを考えると、マンションが建つ場所のハザードマップや建物倒壊危険度など、行政が公開している資料も一度チェックしておきたいものです。

「ザ・パークハウス 町田テラス」が建つ場所を見てみると……


▲町田市の最新の洪水ハザードマップ(※2)
1000年に1度発生する規模の想定最大規模降雨を想定した浸水予想区域図で、色が付いているのは浸水が想定されるエリア。赤色の矢印は避難経路、オレンジ色の線は流域界(水の流れによる区域分けのライン)です。
「ザ・パークハウス 町田テラス」は、赤の点でチェックした場所。浸水被害は想定されていないようですね。過去に浸水したという記録もないようです。

 

また、東京都が公開している「地震に関する地域危険度」の測定調査結果(※3)でも、こちらのマンションが立地する原町田5丁目は「建物倒壊危険度」「火災危険度」ともに、最も危険度が低い「1」とされています。


▲建物倒壊危険度、火災危険度ともに、「ザ・パークハウス 町田テラス」が建つ原町田5丁目は低い数字となっています。
消火や救助活動のしやすさを道路の整備状況や道幅などをもとに測定した「災害時活動困難度」で「3」となっているため、総合危険度では「2」となっていますが、災害の危険度は比較的低いといえそうです。

 

今回、「ザ・パークハウス 町田テラス」や三菱地所レジデンスの防災について調べていて、総戸数52戸という中規模のマンションながら、地下の非常用水源や太陽光発電などかなり大掛かりな防災設備も整っているのは「さすがだな」と感じました。
各家庭での備えに加えて、マンション共用部の災害対策も整っていると、住んでからの安心感が変わってきそうです。

※1:太陽光発電設備の利用は日中となり、天候等の条件により使用が制限されます。
※2:町田市「町田市洪水ハザードマップ」(2019年11月発表、2019年12月より市内全世帯・全事業所に順次配布予定)を引用
※3:東京都都市整備局「地震に関する地域危険度測定調査」(第8回)(平成30年2月公表)を引用
熊谷実津希

住宅ライター
熊谷実津希

「知りたいことは、現場に行って調べる!」がモットーの住宅・不動産専門ライター。二児の母にして分譲マンション購入経験あり。美味しいお店を発見する眼力にも自信あり!?

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