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住宅ライターの「ザ・パークハウス 経堂レジデンス」取材レポート

熊谷実津希

住宅ライター
熊谷実津希

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2020年11月29日

小田急の線路の音はどう?マンション建設地に行って調査してきました

「ザ・パークハウス 経堂レジデンス」は、小田急線「経堂」駅から徒歩9分のマンションです。

地図で見てみると、小田急線の線路(高架)に近めの場所にマンションが建つよう。線路というと「電車の通過音が気になるのでは?」と思う方もいらっしゃると思います。

マンションの図面を見てみると、住戸は線路とは反対側向きに設けられるようですし、これまでに私が建設地に足を運んで「電車の音が気になるなぁ」と思ったことはないのですが、建設工事の音などに紛れてしまっていた可能性も?

ということで今回は、マンション建設地で「電車の通過音」がどの程度なのか、騒音計の数値もチェックしながらレポート。

結論からいうと、電車が通っているときでも騒音レベルで「普通」、感覚的にも、車が通る音など一般の生活音に紛れてしまうくらいの音だと感じました。

こちらの記事をまとめると……

マンションのバルコニーは、線路とは反対側の南向きが中心

まず、線路とマンションとの位置関係を見てみましょう。


▲マンション公式サイトの地図を引用。
Googleマップ上で計測してみたところ、マンションの敷地(北側の端)と線路(高架)は約40m離れていました。

 


▲マンション公式サイトの敷地配置イラスト。
線路は敷地の北側で、住戸は線路とは反対側の南向きが中心。一部が東側・西側を向いています。
いずれの向きでも、メインの開口部は線路側を向いていないようです。

 

住戸の最も大きな開口部であるバルコニーが線路の反対側ということで、「バルコニーの目の前に線路がある」とか、「リビングのサッシュを開けると線路の音がダイレクトに入ってくる」という状況ではなさそうです。

そして、バルコニー側は静かな住宅街です。
実際の写真で見てみましょう。


▲撮影したポイントはこちら。敷地の南側と東側の道路から撮影しました。

 


▲敷地南側の街並みです。奥の白い仮囲いのある場所が、マンションの建設地。
マンションのお向かいには一戸建てや4~7階建ての小規模マンションが建っていて、静かな住宅地といった雰囲気です。
ちなみに敷地西側は隣に建物があり、外からでは検証が難しいので、南側の様子を参考にしてみてくださいね。

 


▲こちらは敷地東側(マンションのエントランス側)の街並み。写真の奥の方に見えているのが小田急線の高架です。
これまでの記事でも度々紹介してきていますが、マンションの目の前に「烏山川緑道」という緑道があるんですね。
木で隠れていますが、緑道を挟んださらにお向かいには、企業の事務所や保育園、3階建てのマンションなどが建っていて、こちら側も穏やかな住宅地の雰囲気。

 

個人的な感覚では、敷地の南側は電車が通っていないときはとても静かな住宅街。
電車が通っても、注意して聞いていなければ分からないくらいでした。「ガタンゴトン」という音はあまり響いてこず、「サーッ」という感じの音なので、目の前を自転車が通るとその音に消されてしまう程度の通過音です。

敷地の東側も、電車の音に関しては同様ですが、高架下の道路を車が通ったり、緑道を人や自転車が通ったりすることが多いためか、車の通過音や人の声などの生活音は南側よりも増えるように感じました。
それでも、大通り(私自身が大通り沿いのマンションに住んでいるのですが・笑)のような交通量の多い道や、駅前の騒がしさとは違う、住宅地らしい穏やかさのある場所だと感じました。

騒音計の数値をチェック!電車通過時も最大で60dBと「普通」の騒音レベル

……とはいえ、音の聞こえ方は人それぞれ。
私が「静か」と感じても、他の人にも同じように感じられるかは難しいところです。

客観的な音の判断基準のひとつにdB(デシベル)で表される「騒音レベル」の数値がありますが、ちょうど建設地に工事用の騒音計があったので、その数値をチェックしてみました。

 
▲騒音計の設置場所はこちら。敷地南側の仮囲いのところです。

 

ちなみに、騒音の目安は、30dB以下が「静か」、40~50dBが「普通」、60dBを超えると「うるさい」と感じるといわれています。


▲騒音レベルと、該当する音の例です。
一般の住宅街(昼間)が44dB程度、公園が52dB程度、ファミリーレストランの店内が64dB程度(※1)といわれるので、40~50dBであれば、住宅の環境としては良好といえそうです。

 

まずは平常時(電車が通っていないとき)の騒音レベルです。
マンションの建設工事の音が影響しないように、お昼休みの時間帯にチェックをしました。

 
▲仮囲いの向こう側に高架が見えています。
私が30分間ほど様子を見て確認したなかで、電車が通っていないときの最も低い数値は47dB、最も高い数値は52dBでした。
騒音計の数値は常に動いていて、道路に自転車や車が通ると数値がポンと55~60dBくらいまで上がっていました。

 

続いて、電車の通過時の騒音レベルです。

 
▲体感では、電車通過時の音は、電車の速度(経堂に停まる電車か、そうでないか)によっても若干異なっており、ゆっくりの電車の方が音が聞こえにくい傾向にあると思いました。
ただ例外だったのはロマンスカーで、電車通過時で最も低い53dBでした。他の電車の通過時は54~58dBくらい、最も高い数値は60dBでした。

 

電車通過時に、平常時よりも5~10dBくらい上がるのですが、体感ではわずかな差。
先ほど、「目の前を自転車が通るとその音に消されてしまう程度の通過音」と書きましたが、騒音計の数値でも同様で、自転車が通った時の音と、電車通過時の音のレベルはほぼ同じ。(55~60dBくらい)

電車通過時でもほぼ「普通」の範囲内に収まる騒音レベルでした。

 

実際にマンションで暮らす際は窓を閉めて過ごすことも多いと思いますが、「ザ・パークハウス 経堂レジデンス」で採用されるサッシュは遮音等級T1のものなのだとか。

一般的に、T1等級のサッシュは外からの音を25dB程度低減するといわれていますから、窓を閉めた室内は電車通過時であっても「静か」とされる「ホテルの室内」に近い音環境になると想定できますね。

小田急は、防音壁の設置やレール、車輪の工夫など、騒音対策にも積極的

今回、小田急線の電車の音を注意して聞いてみて、「思っていたより静か」だったことが印象的でした。

試しに高架の真下の路上に立って電車の通過音を聞いてみたのですが、こちらも意識しなければ特に気にならないかもしれない、と感じました。
もちろん、電車が通ると音は聞こえるのですが、振動もなく、車が通る音や、近くの公園から聞こえる子どもの声などで消されてしまうくらいの音量。
「電車が通過するときの高架下」って、人の話し声が聞こえなくなるくらいうるさいイメージがあったので、意外でした。

調べてみたところ、小田急電鉄は防音対策にも積極的に取り組んできた経緯があり、音を遮断する防音壁や、音を吸収する吸音パネルを設置している区間があったり、車両の車輪を防音仕様のものにする、継ぎ目の少ないレールを使用して「ガタン、ゴトン」という音を少なくする、といった工夫をしているそうです。(※2)


▲「経堂」駅付近の高架。防音壁が設置されています。

 

今回、私自身の体感や、騒音計の数値で線路の音について検証しましたが、音の感じ方は人それぞれだと思います。

「実際、どうなんだろう?」と気になる方は、やはり現地で確認してみるのがベスト。
現在は建設工事の音が響いてしまうことがあるため、お昼休みの時間帯か、工事がお休みになる日曜日がオススメです。

※1:東京都環境科学研究所「都市部における騒音の新しい目安」より
※2:小田急電鉄「環境への配慮(騒音・振動の低減)」、「安全・安心への取り組み(騒音対策)」より
※窓の騒音等級は、内装材等のメーカー表示の性能を示しており、実際の室内値として保証するものではありません。
※掲載の写真はすべて2020年11月に撮影したものです。
※掲載の情報は、2020年11月時点のものです。
熊谷実津希

住宅ライター
熊谷実津希

「知りたいことは、現場に行って調べる!」がモットーの住宅・不動産専門ライター。二児の母にして分譲マンション購入経験あり。美味しいお店を発見する眼力にも自信あり!?

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