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住宅ライターの「ザ・パークハウス 経堂レジデンス」取材レポート

熊谷実津希

住宅ライター
熊谷実津希

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2020年11月18日

世田谷区の待機児童がゼロに!?経堂の保育園事情について調べました。

「ザ・パークハウス 経堂レジデンス」は、世田谷区に建つマンションですが、世田谷区の保育園事情というと「待機児童が多く、保育園に入りにくい区」というイメージがある方も多いのではないでしょうか。

世田谷区は長らく待機児童数が東京23区内で最も多い状況が続いていましたが、実は2020年4月1日時点で待機児童数【ゼロ】を達成。(※1)新聞などのニュースでもかなり大きく取り上げられました。

ただ、「隠れ待機児童」なんて言葉もありますし、「待機児童数だけでは本当に保育園に入りやすいかどうかは分からない」とも聞きます。
私自身も保育園に子どもを預けていたことがあるワーキングマザーなので、そのあたりの実感も交えつつ、世田谷区やマンション周辺の保育園事情について調査してみました。

こちらの記事をまとめると……

待機児童数ゼロを達成!?保育園を増やして、800人以上の定員を確保した世田谷区

「待機児童」とは、保育園に入りたいのに入れない子どもの数のことで、共働き世帯などで保護者が「子どもを保育園に預けたい」と思っているのに、預けられない状況を表します。
待機児童数が多い市区町村は「保育園に入りづらい」ということになるため、住まい探しの際にはあらかじめ待機児童数をチェックするという方も多いでしょう。

世田谷区はこれまで、多い年は1,000人以上、2019年度も470人の待機児童がおり、東京23区で「待機児童数ワーストワン」の状況が続いていました。子どもを保育園に入れたいファミリーにはこれがずっと悩みのタネだったんですよね。

2020年度、それが一気に解消された背景のひとつには、保育園を大幅に増加させたという行政の努力があるようです。


▲2015~2020年の世田谷区の待機児童数の推移です。
2017年度から順調に数を減らしていましたが、今年一気に【ゼロ】となりました。昨年度から保育施設を14か所増やし、定員も800人以上確保したということです。(※2)

 

もうひとつ、国の基準により、待機児童のカウントの方法が変わったことも理由のひとつといわれています。世田谷区は今年度から「育児休業延長を希望し、すぐに復職する意思がないケース」を待機児童に入れないこととしたそうです。

また、「希望する保育園には入れなかったけれど、違うところに通えている」という子どもの数も待機児童には入っておらず(これも国の基準によります)、これらのケースは「隠れ待機児童」と呼ばれたりします。

つまり現状は、「今すぐに子どもを保育園に預けて働きたい」という家庭はどこかしらの保育園が利用できているという状況といえます。
ここ数年で、ずいぶんと改善したんですね。

保育園への“入りやすさ”を細かくチェック。世田谷区の入園決定率は70.5%と良好

さて、ここで待機児童数よりも実情に近い「保育園の入りやすさ」が分かる保育園(認可保育園)の入園決定率という数字を見てみたいと思います。
認可保育園の入園を希望した児童のうち、入園が決定した割合を示す数字です。

待機児童数は「多いほど保育園に入るのが難しい」ことが分かる数字ではあるものの、単純に「数」なので人口(子どもの数)が多い区ほど多くなってしまいますし、「認可保育園に入りたかったが入園できず、認可外の保育園を利用している」「仕方なく育休を延長した」というケースが含まれないので、多くの人が知りたい「認可保育園に入れるかどうか」は分かりにくいこともあるんですね。

世田谷区の入園決定率は70.5%。23区内で比較してみても、良好な水準のようです。


▲東京23区の認可保育園入園決定率。色が濃いほど低い(入園しづらい)区ということになります。

 

世田谷区は70.5%で、板橋区(81.7%)や千代田区(82.1%)などよりも低いものの、港区(61.1%)や新宿区(69.0%)、中央区(59.5%)などと比べると高い数字となっています。

先ほどの待機児童数や、世田谷区のホームページで公開されている保育園の空き状況なども含めても、世田谷区は他の区と比べて特に「保育園に入りづらい」という状況ではないといえそうです。

マンションから約900m圏内に、認可保育園や英語教育を行う園など11の保育園

では、経堂エリア、特にマンションの周辺にはどんな保育園があるのか、見ていきたいと思います。

世田谷区内に保育園が増えたということですが、マンションの約900m圏内(大人の足で徒歩12分ほど)の距離に限っても11か所の保育園がありました。かなり充実しているんですね。


▲「ザ・パークハウス 経堂レジデンス」の周辺にある保育園を地図に描き入れてみました。ほぼ毎日、雨の日でも送り迎えをしなければならない保育園は家から近い方が何かと助かるもの。
また、通勤に便利な「マンションと駅の間」に位置する保育園も複数あるようです。

 

それぞれの保育園の認可・認可外の種別、マンションからの距離と規模(定員)、延長保育の時間は以下のとおり。
(※ ☆マークは0~2歳児対象、それ以外は未就学児まで対象)

■認可保育園
【私立】ポピンズナーサリースクール経堂南(マンション現地より約70m)
定員45名/延長保育20:15まで

【私立】烏山杉の子保育園分園みなみ風(現地より約230m)
定員45名/延長保育19:15まで

【私立】経堂保育園(現地より約340m)
定員109名/延長保育22:15まで

【区立】わかくさ保育園(現地より約460m)
定員98名/延長保育19:15まで

【私立】ラフ・クルー経堂保育園(現地より約700m)
定員28名/延長保育20:15まで

【私立】祖師谷わかば保育園千歳船橋分園あおば(現地より約720m)
定員45名/延長保育20:15まで

【私立】フラヌール保育園(現地より約730m)
定員45名/延長保育20:15まで

■認可外保育園(すべて私立)
HOPPA世田谷経堂(現地より約80m)
定員50名/開園時間20:00まで

アクア・チャイルドサロン(現地より約240m)
定員20名/開園時間19:00まで

ベベ・ア・パリ保育園経堂(現地より約410m)
定員19名/開園時間19:15まで

グローバルキッズ千歳船橋園(現地より約590m)
定員19名/開園時間20:30まで


▲マンションに最も近い認可保育園は、緑道を挟んですぐお向かいにある「ポピンズナーサリースクール経堂南」。
幼児教育スクールやハワイ州公認のキッズルームなどを展開する「ポピンズ」の保育園で、保護者の荷物が最小限で済む(着替えのみで、布団カバーなどの持ち帰りがないそうです)など、手厚いケアが特徴です。

 


▲こちらも認可保育園の「経堂保育園」。40年以上前に公立園として設立された歴史ある保育園ですが、建物の全面改築を経て、現在は私立園となっています。
延長保育が22:15までと、認可園としてはかなり遅い時間まで預けられます。

 

認可外保育園も、英語教育に力を入れている「HOPPA世田谷経堂」や、「経堂」駅と保育園間の送迎もしてくれ、週2日からの保育も可能な「アクア・チャイルドサロン」など、さまざまな特色の保育園があります。
家庭のニーズや子どもに合った保育園が見つけやすいのではないでしょうか。

今回、世田谷区の保育園入園状況やマンション周辺の保育園をチェックしてみて、なかなかの充実度だと感じました。

※1:世田谷区ホームページ「保育待機児童等の状況」より。平成27年度1,182人、平成28年度1,198人、令和元年度470人、令和2年度0人
※2:世田谷区ホームページ「令和2年度保育待機児童等の状況について」より
※掲載の写真はすべて2020年11月に撮影したものです。
※掲載の情報は、2020年11月時点のものです。
熊谷実津希

住宅ライター
熊谷実津希

「知りたいことは、現場に行って調べる!」がモットーの住宅・不動産専門ライター。二児の母にして分譲マンション購入経験あり。美味しいお店を発見する眼力にも自信あり!?

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