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住宅ライターの「プレイスコート喜多見」取材レポート

熊谷実津希

住宅ライター
熊谷実津希

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2019年01月15日

千年以上の歴史をもつ「喜多見氷川神社」。喜多見の深い歴史を感じるお散歩も

平成から新しい元号へと変わる節目の年でもある今年、新たな気持ちで初詣へ出かけた方も多いのではないでしょうか。
私も年明け早々、喜多見周辺の初詣スポットとして近隣の方に親しまれている「喜多見氷川神社(現地より約1,440m)」へお参りに行ってきました。

こちらの神社、天平12年(740)年に創建されたと伝えられている歴史ある神社。初詣はもちろん、2月の節分祭や10月の大祭、七五三など、季節ごとの行事で訪れる人も多い喜多見の名所です。

こちらの記事についてまとめると……

・千年以上の歴史をもつ「喜多見氷川神社」。境内には竹林などがあり、散策も心地よい
・江戸時代の喜多見氏とゆかりの深い神社で、喜多見の歴史を知るきっかけにも
・喜多見周辺は、「喜多見稲荷塚古墳」などもあり、太古の昔から人が暮らしてきた街

千年以上前に創立されたと伝えられる喜多見の名所。散策も楽しそう

「喜多見氷川神社」があるのは、マンションから徒歩18分、「喜多見」駅や世田谷通りを越えた少し先です。
家族でのんびり出かける初詣にはちょうど良さそうな距離ですね。

入口の鳥居をくぐると、竹林などの高い木々に覆われて、森林浴のような気分が味わえます。この日はよく晴れて空気も澄み、気持ちがキリッと引き締まるようでした。

 
▲神社の境内には見上げるほど高い木がたくさんあり、別世界のようでした。
住宅街のイメージがある喜多見ですが、「こんな場所もあるんだなぁ」と、この街の新たな一面を見つけられた気分に。

 

私がこちらを訪れたのは、三が日を過ぎた1月4日。
元旦に比べると人出は少なかったようですが、それでも境内にはお昼過ぎごろからほぼ途切れることなく参拝客の方がいらっしゃり、賑わっていました。


▲家族や夫婦で訪れる方、ペットを連れてお散歩がてら参拝をする方、近隣にお勤めの方のグループなど、さまざまな人がいらっしゃいました。
喜多見って多世代の人が住んでいる街なんだと、改めて実感。

 

参拝にいらっしゃっていた年配のご夫婦にお聞きしたところ、こちらの「喜多見氷川神社」はこのあたりでは一番古く、名前も知られた神社ということで、元旦には参道に長蛇の列ができるくらいたくさんの方が訪れるそう。
ご夫婦は「のんびり初詣したいので、毎年これくらいの時期に来てるんですよ」と仰っていました。


▲混雑は苦手だけれど、人がいないのも少し寂しい気がするという方に、お散歩気分でお参りできる“地元の神社”はぴったりな初詣スポットかもしれません。

 

私も本殿にお参り。
隣の社務所でお札とお守りが授与されるということで、(交通安全や家内安全など、いろいろなお守りがありましたよ)、お札をいただいて帰りました。
▲特に遠出をしなくても、初詣に来るとお正月気分が満喫できますね。
こちらのお札は初穂料800円。自宅にある古いお札やお守りは、境内の預り所に納めることができます。

 

「喜多見氷川神社」は、世田谷らしい“好ましい風景”として区民投票などで選ばれた「せたがや百景」のひとつ(※1)
秋にはモミジの紅葉も見られ、和の風情も楽しめます。


▲赤いモミジの葉が残っている場所も。こんな景色を楽しみながらお散歩やお参りをするのも、なかなか風情がありますね。

区内最古の石鳥居など、境内には歴史を物語る文化財も

こちらの神社、創建はなんと今から千年以上も前、奈良時代にあたる天平12年(740年)と伝えられています(※2)
江戸時代には、徳川家光より社領(神社の領地のこと)を受け、この街の名前の由来にもなった武将・喜多見重恒・重勝兄弟が鳥居を納めるなど、江戸の名将にも縁がある神社なのだそうです。

 
▲境内にある「二の鳥居」が、喜多見重恒・重勝兄弟が奉建したもの。
石でできている鳥居なのですが、薄く「承応三年」(1654年)の文字が見て取れます。世田谷区内でも最古の石鳥居なのだとか。(※3)

 

他にも、水盤や石灯籠、付近から出土した石棒など、境内には貴重な文化財がいくつもあります。


▲こちらの石灯籠は、江戸の第12代将軍・徳川家慶より嘉永2年(1849年)に奉納されたものだそうです。歴史を感じますね……!

 

今回レポートした「喜多見氷川神社」の場所はこちら。

▲マンションから約1,440m。穏やかな住宅街のなかにある神社です。

 

古墳や遺跡も。太古の昔から人が住んできた街・喜多見

また、「喜多見」駅や「狛江」駅の周りには、6世紀末~7世紀初(約1,400年前)に造られたと考えられている「喜多見稲荷塚古墳」や、3世紀末~5世紀前半のものといわれる「狛江古墳群」など、古くからの歴史をうかがわせる文化財が数多く残されています。

喜多見周辺は、江戸時代、さらには太古の昔から“人が住んできた”場所なんですね。

旅行などの際に、その土地の歴史について知り「なるほど!」と思うことは多々ありますが、自分の住んでいる街やこれから住もうとする街については、意外と知らないことが多かったりするもの。
たまには神社や遺跡などを巡って、喜多見の“歴史探訪”を楽しんでみてもいいかもしれません。

※掲載の写真はすべて2019年1月に撮影したものです。
※1:「喜多見氷川神社」境内の看板「せたがや百景 59 喜多見氷川神社と梼善寺跡」より
※2:「喜多見氷川神社」公式サイト「由緒」より
※3:「喜多見氷川神社」境内の看板「世田谷区指定有形文化財(建造物)喜多見氷川神社石鳥居 一基」より
熊谷実津希

住宅ライター
熊谷実津希

住宅ライター。賃貸、分譲、中古も新築も、さまざまな住宅・不動産分野の記事を担当してきました。住宅最新トレンドや自分の足で調べた現場のことなど、自身の取材で得た情報を第三者目線で徹底的にレポートします。

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