• 分譲マンション
  • 兵庫県尼崎市
  • 三菱地所レジデンス

住宅ライターの「ザ・パークハウス 塚口」取材レポート

福岡由美

住宅ライター
福岡由美

そのうちTOP > ザ・パークハウス 塚口 > 担当者に聞く!物件開発秘話【1】ザ・パークハウス 塚口のプロジェクトストーリーとは?
2018年10月31日

担当者に聞く!物件開発秘話【1】ザ・パークハウス 塚口のプロジェクトストーリーとは?

ひとつのマンションが誕生するまでには、用地を取得する用地担当者や、商品企画について考える商品企画担当者、
顧客対応を行う販売担当者、そして、設計、監理、施工・・・と様々な分野のプロフェッショナルたちが集結して
プロジェクトを進めることにより、ようやく竣工・引渡しへと向かいます。

わたしたちが、通常モデルルームを訪れて対話することができるのは販売担当者の方ですが、
プロジェクトの“裏方”的な存在である用地・計画担当者の方のお話を聞いてみると、
マンション開発にまつわる興味深いストーリーが盛りだくさんで、物件への理解をより深めることができます。

そこで、今回から2回に亘り《担当者に聞く!【ザ・パークハウス 塚口】物件開発秘話》をご紹介します!

============================================

今回、インタビューに答えてくださったのは、
三菱地所レジデンス 関西支店 事業企画部のリーダー、高橋隆治さん(上写真)。
高橋さんは、2014年春から【ザ・パークハウス 塚口】の計画に携わってきた用地取得の担当者です。

Q1:ザ・パークハウス 塚口のプロジェクトは
どのような経緯でスタートしたのですか?

高橋(以下敬称略)「もともとこの場所には『兵庫県立塚口病院』が建っていました。
約400床の大きな総合病院でしたが、病棟の老朽化が進んでいたことから、
3年ほど前に東難波町にある『兵庫県立尼崎総合医療センター』へ移転統合されることを機に、
広大な病院跡地を利用する計画が浮上したのです。

しかし、病院がその場所から無くなってしまうということは、地元の人たちにとって
頼りになる存在を失うことになり、ぽっかりと穴が空いてしまったような感覚になります。
そこで、“この場所に地域医療を担う機関を残そう”ということになり、
新たな病院を建てるためのコンペが行われました。
それが『兵庫県立塚口病院跡地利用事業者選定競技』というコンペでした。

2014年の春に募集要項が発表され、医療法人と企業がチームを組む形で複数がコンペに参加したのですが、
結果、尼崎の名門医療法人である『兼誠会』さんと私ども『三菱地所レジデンス』のチームが当選し、
2014年の夏ごろから当プロジェクトが本格的に動きはじめました」


▲尼崎市尾浜町にある『医療法人社団兼誠会杉安病院』は、今回のコンペ当選により
病院名を『医療法人社団兼誠会つかぐち病院』と変更してここ南塚口町6丁目に新築移転することが決定。
内科・整形外科・皮膚科など10の診療科とリハビリテーション・人間ドックを備えた
150床の大型病院が2019年2月に誕生します。
【ザ・パークハウス 塚口】との“住医一体開発”として地域の人たちの注目を集めるプロジェクトとなっています。

※建設中の『つかぐち病院』の様子・・・・・・2018年10月撮影。

Q2:コンペではどのような提案をおこなったのですか?

高橋「そもそもコンペのテーマとしては“地域の福祉に役立つ計画であること”が大前提だったのですが、
せっかくなら“地域にとってより魅力あるプランを提案したい”という思いで、
『兼誠会』さんや設計事務所さんと何度も何度も打ち合わせを重ねて提案書を練りました。

私どものプランで特徴的だったのは『沿道景観の向上』を提案したことでしょうか。
現地北側の道路は、車歩道の分離が行われていない一本道になってるのですが、ここに『自主管理歩道』という形で、
マンションの敷地内ながら一般の方も歩行できる歩道を作る計画を立てました。
『自主管理歩道』を設置することによって、歩行者の安全性を高めることができるほか、
街の景観美化という意味でも地域に貢献することができます。

もう一箇所、現地東側の道路はすでに歩道が整備されていますが、
街を歩く人たちが“より潤いを感じることができるスペースをつくりたい”という想いから、
豊かな植栽を配置した緑地帯『シーズンズアベニュー』を設置することにしました。

私どもの『ザ・パークハウス』シリーズでは、マンションをひとつ建てるたびに、
建設地周辺の生態系を意識した植栽計画により、地球環境との共生を目指す取り組み
「BIO NET INITIATIVE(ビオネットイニシアチブ)」を実施しており、
今回もシンボルツリーに阪急塚口駅前にある樹木と同じクスノキを選定しております。

こうしたトータルな提案内容に加えて、『兼誠会』さんと当社の
これまでの実績についてもご評価いただけたため、コンペに当選できたのではないかと考えています」


▲現地北側の道路。現在は歩道の無い一本道ですが、ここに『自主管理歩道』が設置される計画です。
お年寄りの方や、小さなお子さんを連れていても、安心して歩ける道路になりそうです。

※現地北側の風景・・・・・・2018年10月撮影。

 
▲こちらは現地東側の道路。ゆるやかなカーブに沿って清々しい緑の並木道が続く
『シーズンズアベニュー』が登場することにより、街の風景も大きく変化しそう!
これがまさに『ザ・パークハウス』シリーズのブランドコンセプトである“緑の貢献”です。

※左:建設中の現地の様子(2018年10月)、右:外観完成予想CG(計画段階の図面を基に描き起こしたもので実際とは多少異なります)

Q3:このプロジェクト自体が
“希少な存在”と言われている理由はどこにあるのですか?

高橋「実は『阪急塚口』界隈は多くのデベロッパーが“ぜひマンションをつくりたい”と考えているエリアです。
当社でもすでに塚口駅北口界隈で2物件、『ザ・パークハウス』シリーズの分譲実績がありますが、
塚口駅南口界隈では初登場となりますから「ぜひうちに3棟目をやらせてほしい」という想いは当初からありました。

『阪急塚口』の強みは、再開発が進む『梅田』へ最短10分でダイレクトアクセスできる利便性ですが、
閑静な住宅街であることから、大規模用地の取得が難しい傾向にあります。

しかし、当プロジェクトの場合は『阪急塚口』駅から徒歩9分という魅力的な立地にありながら、
4000㎡を超える広大な整形敷地が広がっていますから、“これはまたとない機会だ!”と感じました。

敷地が広いということは、商品企画を立てる上でも様々な工夫ができるということになります。
この『阪急塚口』エリアで100戸を超える大規模マンションを建設できる条件が揃う機会は本当に少ないため、
私どもマンションのつくり手側からプロの目線で見ても、“希少性の高い土地”と言えるのです」


▲「起伏の豊かな地形が多い兵庫県内において“坂の無いフラットな地形の住宅地”であることも『塚口』の魅力。
病院がすぐ隣にあり、フラットで歩きやすく、都心『梅田』に直結する街・・・この場所であれば、
高齢者の方をはじめとして幅広い世代の方に安心して暮らしていただけるのではないでしょうか?」と高橋さん。

※建設中の現地の様子・・・・・・2018年10月撮影。

============================================

さて、次回はコンペ当選後のプロジェクトの進捗について。
「マンションづくり=企画に対する担当者の想い」を語っていただきます。どうぞお楽しみに!

福岡由美

住宅ライター
福岡由美

住宅ライター・住宅ローンアドバイザー・ファイナンシャルプランニング技能士 /取材歴20年以上の専門家として住宅情報誌やサイトへレポートを寄稿、セミナー講師等も務める。ラジオレポーター・構成作家としても活動中。

PAGE TOP