琵琶湖疎水の歴史を感じる通学路!公立指定小学校「長等小学校」への道のりをチェック

“琵琶湖”という開放的な大自然が身近にあり、
伸びやかな育児ができそうな【レ・ジェイド浜大津】。
ご検討中の子育てファミリーも多いのではないでしょうか。
そんなご家庭の住まい選びで気になることといえば、
“子どもたちの学校生活がどんな感じになるのか”ということ。
そこで今回は、公立指定小学校である「大津市立 長等小学校」まで歩いてみて、
周辺環境を検証してみました!
徒歩6分(約460m)の近さで、低学年のお子さんもラクに通えそう
まずは「長等小学校」の場所を確認してみましょう↓
▲「長等小学校」は、滋賀を代表する古刹で天台寺門宗の総本山である三井寺(長等山園城寺)のふもとにあります。穏やかで落ち着いたロケーションであることが、地図を見るだけでも分かりますね。
【レ・ジェイド浜大津】からは約460m、徒歩6分の道のりです。
ではさっそく現地をスタート!
▲現在建設中の【レ・ジェイド浜大津】前。メインエントランスが計画されているのは建物の東、琵琶湖側になります。
▲左/メインエントランスが面しているのは、「大津絵の道」と名付けられた遊歩道。車が通らないので、安心して歩けるルートです。
右/ところどころに大津絵のタイルが埋め込まれています。大津絵というのは、江戸時代、東海道を歩く旅人に大津の土産物として知られ、長寿や良縁、雷除けなどの護符としても売られた民画のこと。こういったものがあると、地域の文化を身近に知ることができますね。
大津屈指の桜の名所・琵琶湖疎水を見ながら通学
琵琶湖疎水とは、琵琶湖の水を京都へ送るため、明治時代に建設された水路。
京都の近代化を目指して行われた大事業で、明治23年に完成しました。
水を送るだけでなく、水力発電を行ったり、物資や旅客を運搬する役割も果たし、
京都の発展の礎となったのだそう。
そんな明治時代の息吹を感じながら歩く道のりが「長等小学校」への通学路です。
▲道路の右側、疎水沿いに歩行者用のスペースが設けられていますよ。
▲途中、京阪電車の石山坂本線の踏切を越えます。踏切のすぐ横は同線の「三井寺」駅。
▲この通学路は、三井寺や歴史博物館への観光ルートでもあります。
▲コチラは大津閘門(水位の調整をする水門)。当時は、わが国初の本格的なレンガ造りの閘門として注目されたそう。
琵琶湖疎水は、桜の名所としても知られているところ。
とくにこの鹿関橋からの眺めは有名で、
情緒溢れる景色を見物するために、例年多くの観光客が訪れるんですって。
▲橋の上から見る第一トンネルの景色に見覚えがある方もいらっしゃるのでは?両側に桜が植えられているフォトスポットとして有名ですよね。
▲左/上の写真の場所が、桜の季節にはこんな感じに!ライトアップもされるそうですよ。
右/橋の反対側を見ると、観光船が停泊していました。昭和26年以来、大津から京都への舟の運行は途絶えていたそうですが、なんと今年(平成30年)の春、観光船として復活!春だけでなく、紅葉シーズンにも運航しているそうですよ。乗ってみたいですね♪
大津の歴史とともに歩む「長等小学校」
▲路肩には緑に塗られたゾーンがあり、通学路として配慮してあるのが安心ですね。
▲6分弱で到着しました!秋の運動会に向けて練習する元気な子供たちの声が、校門の外まで響いていましたよ!
「長等小学校」は、各学年3~4クラス編成、全校生徒数は634名(平成30年9月現在)。
創立140年以上という長い歴史を持つ小学校です。
琵琶湖と長等山の豊かな自然と、歴史遺産に囲まれた環境を生かし、
伝統芸能の狂言を実演したり、大津絵や三井寺、琵琶湖疎水について学んだりと、
地域に根差した教育を行っているのだとか。
この地域ならではの、かけがえのない体験ができそうな学校ですね!
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いかがでしたでしょうか?
琵琶湖疎水沿いを毎日通学し、
国宝や重要文化財の建築物が並び建つ三井寺のそばの学び舎で過ごす
「長等小学校」の6年間は、子どもたちにとって
豊かな情操が育まれる機会になるのではないかなと感じました。
【レ・ジェイド浜大津】の周辺は、
歴史と伝統を身近に感じられる環境です。
現地を訪問された際には、散策ついでに歩いてみてくださいね!

住宅ライター
渡辺 ヨウコ
関西在住のフリーライター。現在育児中。自身のマンション購入経験や、子育てママ目線・主婦目線も大切にしてレポート!「自分がココに住む!」つもりで取材し、リアルな情報をお届けします。