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住宅ライターの「グランドメゾン品川シーサイドの杜」取材レポート

熊谷実津希

住宅ライター
熊谷実津希

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2017年07月26日

学校選択制や小中一貫教育など、品川区の義務教育について調べました

お子さんのいる家庭にとっては、これから住む地域の教育関係の制度がどうなっているか、気になるところだと思います。
同じ東京23区内でも、地域や学校によって制度や特色はさまざま。革新的な取り組みでも、「○○区が最初に取り入れた」「○○区では公立学校すべてで採用した」「○○区ではまだ運用されていない」など、その違いがニュースになることもありますよね。

そこで今回は、品川区の義務教育制度についてレポート。
実際に小学生の子どもを育てている母親としての目線も交えつつ、【学校選択制】【小中一貫教育】の2つのポイントに焦点を当てて紹介していきたいと思います。

メリットの多い「学校選択制(ブロック選択制)」を採用

ご存知の方も多いかと思いますが、品川区は2000年度に全国で初めて「学校選択制」を導入しました。生徒が希望する学校に通う権利を守る仕組みで、現在も実施されています。

導入当時から比べると、学校選択制を取り入れる市区町村も年々増えてきました。


▲現在東京都23区内で学校選択制を採用しているのは、品川区を含め15区。半数以上の区で採用されているんですね。
(東京都教育庁「東京都公立学校数、学校選択制の実施状況等」より作成)

 

文部科学省でも学校選択制のメリットは認められていて、
「1.保護者の学校教育への関心が高まった、2.子どもが自分の個性にあった学校で学ぶことができるようになった、3.選択を通じて特色ある学校づくりが推進できた、4.学校の方針等を積極的に発信するようになった」といった成果が上がっているそうです。(※1)

また、生徒や保護者が「自ら選んだ」という自覚を持って学習や学校活動に参加できることや、選択される側の先生や学校側にとっても、経営感覚が身に付く、教育改革推進への意識が高まる、といったプラスの効果があるのだとか。


▲公立の小学校・中学校の先生にも民間の企業のような“競争の意識”がはたらいて、より指導に積極的になるというのは、保護者としても頼もしいことですね!

 

一方で、「近くの学校に通わない生徒が増え、地域と学校との連携が損なわれるのではないか」「登下校の際の安全性が確保できないのではないか」との懸念点から、学校選択制を採用しない地域もあるようですが、品川区が区立小学校で採用しているのは「ブロック選択制」という制度。

区内の31校が4つのブロック(1 品川・大崎、2 大井・八潮、3 荏原西、4 荏原東)に分けられているので、小学生が徒歩で通うのに遠すぎる学校を選ぶことがないように配慮されています。
学校選択制のデメリットとされている部分は極力避けられる印象です。

 

ちなみに、「グランドメゾン品川シーサイドの杜」がある品川区東品川4丁目地区は、「品川区立城南小学校」の通学区域。
ブロックとしては品川・大崎ブロックで、「城南小学校」の他、「第三日野小学校」や「御殿山小学校」など、区内12校への通学が認められています。

品川区独自の教科書も! 「小中一貫教育」を実施

また、品川区では2006年度から「小中一貫教育」を実施しています。


▲「小中一貫教育」とは、従来の「小学校6年」と「中学校3年」という壁を取り払い、「義務教育9年」と捉える指導の方法。
小学校6年生から中学校1年生に進学する際に、学習面や生活面で大きなギャップを感じ、つまずきやすくなってしまうといった、これまでの義務教育課程にあった問題点を解消する制度として、全国的に推進されているものです。

 

小学校6年・中学校3年の制度の場合、小学校から中学校に入った途端に、授業の時間が増える、テストの点数で成績がハッキリ評価される、科目ごとに教える先生が変わる、英語が始まる、部活動が本格的になる……などの大きな変化に子どもが負担を感じ、場合によってはいわゆる“中1ギャップ”とか“中1の壁”といわれる、不登校や学力低下などの現象へと繋がってしまうことも。

 

こういった変化に柔軟性を持たせるため、品川区では、小学校5年生から部分的に教科担任制を取り入れる、英語教育は義務教育9年間を「4-3-2」のまとまりとして捉え、「英語科」として一貫性のある教育を行う、など、段階的な指導方法を取り入れています。


▲「グランドメゾン品川シーサイドの杜」から徒歩6分(470m)の「品川区立城南小学校」。小中一貫教育の連携校は徒歩4分(約280m)の「品川区立東海中学校」です。

 

特に私が革新的だと感じるのは、小中一貫教育を円滑に進めるために、品川区独自の教科「市民科」が設けられ、独自の教科書も採用されていることです。

「市民科」とは、いわゆる「道徳」と「総合学習」の時間を統合したような科目。
社会で実践的に役立つスキルを身に付けるために設定されたもので、小学校では正しい挨拶の仕方や交通ルールの守り方に始まり、将棋の授業や伝統芸能の体験、中学校になると、航空会社や警察署などの職員を招いて、「自分ならどうするか」「どうすれば状況を改善できるか」といったロールプレイングを取り入れた授業が行われています。

こうして調べてみると、品川区は新しい取り組みに対しても積極的で、多角的な視点を持った教育課程が組まれていると感じます。

 

さて、次回の記事ではまた少し視点を変えて、「グランドメゾン品川シーサイドの杜」の周辺にある便利なスーパーをレポートしたいと思います。
お楽しみに!

※1:文部科学省「学校選択制に関する主な意見等の整理」より
熊谷実津希

住宅ライター
熊谷実津希

住宅ライター。賃貸、分譲、中古も新築も、さまざまな住宅・不動産分野の記事を担当してきました。住宅最新トレンドや自分の足で調べた現場のことなど、自身の取材で得た情報を第三者目線で徹底的にレポートします。

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