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住宅ライターの「グラディス東川口」取材レポート

熊谷 実津希

住宅ライター
熊谷 実津希

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2018年11月11日

「東川口」ってどこにある、どんな街? 古くは植木で栄えた、歴史ある住宅地です

「グラディス東川口」の建つ「東川口」という場所、あまり馴染みがないという方も多いのではないでしょうか。
実は埼玉県の西部出身の私も、「JR川口駅の近くなのかな?」なんて思っていて、どんな街なのか知らなかったんです。

ということで今回の記事では“東川口初心者”の方にも分かりやすく、場所や交通アクセス、特徴などについて解説します。

この記事についてまとめると……

■川口市は、東京23区の北部と、埼玉県の県庁所在地であるさいたま市の間にある市
■「東川口」は川口市のなかでも、「川口」駅から離れた、さいたま市寄り(市の北側)に位置
■東京メトロ南北線直通で、都心へもアクセスしやすい。JR武蔵野線と合わせて2路線利用可
■古くは植木の街や宿場町として栄えた歴史ある場所
■ランドマーク的な華やかさはないけれど、住宅中心で生活がしやすそうな街

埼玉県の“東京寄り”に位置する川口市。県庁所在地のさいたま市にも近いんです

まずは川口市について、広域の地図でざっくりと示すとこのあたり。
埼玉県の中でも、東京都に隣接した場所に位置する市です。


▲東京都、埼玉県の概略図。
川口市は、県庁所在地であるさいたま市と東京都の間にある市です。

 

ちなみに、埼玉県出身で1970年代生まれの私にとっては、川口市というと、「人口が多い市」というイメージがあります。

2001年に浦和市・大宮市・与野市の3市が合併して現在のさいたま市が誕生するまでは、川口市が“埼玉県内で最大の人口を抱える市”と紹介されることも珍しくなく、「東京に近いから、人がたくさん住んでいる市なんだな」という印象を持っていました。

合併後の今ではさいたま市が人口約130万人(※1)ということで上回っていますが、川口市も約57万人(※2)で、県内2位の人口。昭和50年代から現在に至るまで、増加の一途を辿っています。

東京都に近く、県庁所在地であるさいたま市にも近いという川口市のポジションが、都内のベッドタウンとしても住みやすく、人口が多い理由なのでしょうね。

川口市の北側、「川口」駅よりも「浦和」駅が身近な場所にあります

さて、そんな川口市の中で、特に「東川口」がどの辺りに位置するのかを見ていきたいと思います。

“川口”が付くので、鉄鋼業で栄えたイメージのあるJR京浜東北線「川口」駅に近いような気がしますが、実は同じ川口市内でも、「川口」駅はかなり南側。東京都北区・足立区に近い場所にあるのに対し、「東川口」駅は北側にあり、どちらかというと浦和や越谷に近いんです。


▲川口市の交通概略図。地図をもとに作成してみました。
「川口」という同じ地名が付いていても、随分違うエリアのようです。

地下鉄とJRの2路線が利用可能。都心方面へのアクセスも良好です

そんな「東川口」ですが、交通利便性という面でみるとJR武蔵野線と埼玉高速鉄道の「2路線」が使えるというのがポイントになりそうです。

都心方面は、東京メトロ南北線に直通する埼玉高速鉄道で、「飯田橋」駅や「四ツ谷」駅、「六本木一丁目」駅へ“乗換え無し”でアクセスが可能。

また、JR武蔵野線「南浦和」駅で乗換えてJR京浜東北線を利用すると、「上野」駅や「東京」駅といったターミナル駅にも行きやすいんです。
(埼玉高速鉄道線とJR武蔵野線については、後日しっかりレポートする予定です)

都心方面へ2通りのルートでアクセスが可能というのは、電車が止まってしまうなどのアクシデントがあった場合に「迂回路」があるという意味でも、良さそうです。

川口市の北部は、古くは植木産業などで栄えた街。街中には歴史を感じさせるスポットも

さて、先ほど少し触れましたが“川口”というと、「鋳物の街」「鉄鋼業で栄えた街」というイメージをお持ちの方も多いことでしょう。

実はこれは、JR京浜東北線の「川口」駅など、川口市の南部の特徴のよう。
川口市のホームページによると「南部地域は鋳物や機械などの製造・加工業、中部地域は織物や釣竿の生産、北部地域は植木等の生産などが行われてきました」(※3)とのことで、今の「東川口」駅や「戸塚安行」駅のあたりは、江戸時代初期より、鉄鋼業ではなく植木の生産が盛んだったそうです。

江戸から明治にかけて、川口の北東部の台地で生産される良質な植木は「安行の植木」と呼ばれ、ブランド化していたのだとか。(※4)


▲「東川口」駅の南口から伸びる道には、ちょっと珍しい“盆栽風”の街路樹が並んでいます。
これも、安行植木の技術が生かされたものなんですって。

 

また、「グラディス東川口」の住所は「川口市東川口」ですが、少し北に行くと「川口市東大門」という地名に変わります。
“大門”や“門前”など、関東で“門”が付く地名って、江戸城や五街道に由来することが多いので、気になって調べてみたところ……やはり!

江戸時代に五街道と同様に整備された「日光御成道」が「東川口」駅の近くを通っており、駅から2kmほど歩くと、江戸時代に将軍や諸大名が宿泊したという「大門宿本陣・脇本陣」があるんです。


▲日光御成道(現在は埼玉県道105号さいたま鳩ヶ谷線・国道463号越谷浦和バイパスなど)にある「大門宿脇本陣表門」。さいたま市の有形文化財(建造物)に指定されています。
江戸時代の史跡が近くにあるって、なんだか味わい深いですね。

今の東川口は、穏やかな住宅街が中心。落ち着いて暮らせそうな街です

そんな「植木の街」「江戸時代の宿場町」という歴史を持つ東川口ですが、現在は住宅中心の穏やかな街です。

「東川口」駅の周りにあるのは、スーパーや飲食店など生活に密着した商業施設や医療施設、学習塾などの他は、マンションや一戸建て、小規模なオフィスビルが中心。
ほどよくのんびりした街並みで、駅ビルや大規模な複合型ショッピングモールのような“ランドマーク”的な建物はありませんが、その分、落ち着いた暮らしが送れそうな街だと思います。

 
▲「東川口」駅前の様子。
駅前に大きなショッピング施設やオフィスビルが建っているわけではないのですが、その分穏やかで、のんびり暮らせそうな雰囲気なんです。

 

まとめると、東川口は、「2路線が利用でき、『川口』駅からは離れるけれど、さいたま市に近い。落ち着いて暮らせそうな街」だと思いました。

 

次回の記事では、そんな東川口の街を自転車で散策してみたいと思います。
どうぞお楽しみに!

※掲載の写真はすべて2018年10月に撮影したものです。
※1:さいたま市ホームページ「さいたま市の人口が130万人を突破しました」より
※2:川口市ホームページ「かわぐちの人口」より
※3:川口市ホームページ「川口の歴史」より
※4:川口市内観光ルートマップ「安行・峯コース」「安行植木いまむかし」より
熊谷 実津希

住宅ライター
熊谷 実津希

住宅ライター。賃貸、分譲、中古も新築も、さまざまな住宅・不動産分野の記事を担当してきました。住宅最新トレンドや自分の足で調べた現場のことなど、自身の取材で得た情報を第三者目線で徹底的にレポートします。

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