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住宅ライターの「エンブルガーデン浜名湖」取材レポート

福岡由美

住宅ライター
福岡由美

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2017年02月28日

現場所長インタビュー②地盤や工法の特徴について

【エンブルガーデン浜名湖】の建設現場の指揮官である
株式会社イトーの河上恭所長へのインタビュー。

2回目の今回は、この物件の地盤の特徴や、工法に関する特徴について
河上所長に解説していただきます。
※以下すべて、エンブルガーデン浜名湖現場事務所にて撮影・・・・・・2017年2月撮影。

Q4:この物件の地盤についてはどのような特徴がありますか?

「地盤については、基礎工事に入る前に敷地内の3ヶ所でボーリング調査を行い、
その調査結果に基づいて設計や工事が進められました。

ボーリングの調査の結果は、砂地の層が厚い『砂礫層(されきそう)』。
このあたりではごくごく一般的な地盤と言えると思います。

地下約37.5mの地点に位置している強固な地盤の支持層に
最大2.2mの既製コンクリート杭を19本打設することで建物の耐震性を高めています。

実は、建設現場では、事前にボーリングを行った際のサンプルと、
実際に工事を行って出てきた掘削物とを比較した場合に
大きな違いが確認されて工事を変更せざるをえない場合もあるのですが、
この【エンブルガーデン浜名湖】では、サンプルとの大きな差異はなく、
杭打ち工事もスムーズに進めることができました。

このサンプルと掘削物の照合作業については、僕自身も所長として一番神経を使った部分でしたから、
そういう点でも、契約者の皆さんには“安心してください”とお伝えしたいですね」(河上所長談)。


▲杭打ち概念図/厚い砂地の下にある強固な地盤まで打ち込まれた杭は全部で19本。
この杭が、まさに“縁の下の力持ち”として建物を支えます。

Q5:工事の過程で一番難しかった箇所はどこですか?

「このマンションでは、特殊な高強度鉄筋と併用して『プレートナット工法』を採用しています。

プレートナットというのは、鉄筋を曲げることなく定着させることができるパーツのことで、
このプレートナットを取り付けることによって、
柱と梁をつないでいる“鉄筋がいちばん混みあう部分”の構造を簡素化できるため、
コンクリートがキレイに入りやすくなり、結果的に鉄筋強度を保持することができます。

『プレートナット工法』を採り入れるには、事前に定着耐力や柱梁強度比の構造計算が必要になりますが、
構造計算の結果、この工法が最適だと判断されて採用されました。

ただし、プレートナットは配列が難しく、熟練職人さんの技術によって成り立つ部分が大きいので、
そういう点では“いちばん難しかった箇所”と言えるかもしれませんね」(河上所長談)



▲他にも、静岡県下の建物の基準値となる耐震強度レベルの1.2倍に対し
さらに0.05倍を上乗せした『1.25倍』のヨシコン独自の耐震基準が導入されているほか、
国の第三者機関が評価を行う『住宅性能表示制度』の耐震基準で『2』を取得するなど、
万一の東海地震の発生に備えて高い耐震性能が保たれています。

Q6:マンションを建設する場合に、他の建物との大きな違いはありますか?

「マンションは、工場やテナントなどと違って“個人の方の財産となる建物”ですから、
建設業界ではよく“マンションは難しい”という意見が聞かれることがあるのですが、僕自身はそうは思いません。

マンションだから難しいということはなく、マンションであっても“建物を建てる”ということはすべて同じ。
根本的には“完成した建物が、お客様に喜んでいただけるように・・・”と思いながら工事に携わっています。

3月の入居の際に、お客様から“このマンションを選んで良かった”と言っていただけるように
竣工までのあと1ヶ月足らず、引続き丁寧な作業を心がけていきたいと考えています」(河上所長談)。


▲ひとつひとつ丁寧に言葉を選びながら、マンションづくりへの熱い思いを語ってくださった河上所長。
次回のインタビューでは、河上所長自身が“完成を楽しみにしている注目のポイント”についてお話をうかがいます。
第三回レポートもどうぞお楽しみに!

福岡由美

住宅ライター
福岡由美

ライター・住宅ローンアドバイザー・ファイナンシャルプランニング技能士。住宅関連情報誌のレポーターやラジオ等の構成作家としても活動中。自他ともに認める住宅オタク。チェックしたモデルルーム&モデルハウスは数知れず・・・。

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