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2016年01月12日

マンションの1階に住んでみて良かったこと

マンションは、広さや部屋数などの条件が同じでも、階高によって価格や住み心地が違ってくる。一般的には、低層階よりも高層階の方が人気も価格も高くなる傾向がある。
眺望や防犯面への懸念から敬遠されがちな1階住戸だが、実際の住み心地はどうなんだろう? と気になる人も多いのではないだろうか。実際に住んでみた経験から、マンションの1階住戸ならではのメリットを紹介したい。
 
 

エントランスからの移動距離が短いから、とにかく楽!

 
1階住戸に住んでみて、その快適さを最も実感したことといえば「エントランスからの距離が近いこと」だ。
エレベーターを利用する必要がないので、広告などに記載されている「最寄駅までの徒歩分数」をほぼオーバーすることなく、自宅から駅に行くことができる。メンテナンスや停電の際にエレベーターが利用できなくなっても困らない。
郵便受けや宅配ボックスにも行きやすいので、新聞や郵便物などを取りに行くのも楽だ。ゴミ置場が1階にしかないマンションの場合は、ゴミ出しもしやすいだろう。

外から大きな荷物を運び入れるのも容易だし、ベビーカーや三輪車などを家の中に持ち込む場合も、階段やエレベーターを経由しなくていいので気軽なのだ。
とにかく“エントランスに近くてラクチン”というのが、最大のメリットだと思う。
 
 

“階下がない”ことへの安心感

 
1階住戸は、階下に足音などを響かせてしまう心配がないのも、特に子育て中のファミリーにはありがたいポイントだろう。隣戸や上階への配慮はもちろん必要だが、何かと気を使う集合住宅での子育てにおいては「下がない」というだけでも心配事が減る。

それから、あってはならないことだが、万が一火災などに見舞われてしまった際も玄関以外の出口があること、子どもがバルコニーの手すりを乗り越えてしまったとしても大事故に繋がりにくいということも安心感があった。
 
 

ちょっとした特典が用意されていることも

 
1階住戸には、上層階のバルコニーよりも少し広めの「専用庭」が用意されていることもある。一戸建て気分でガーデニングや水遊びなどができたりする。
我が家の場合はキッチンに床下収納が用意されていたので、防災倉庫代わりに、食品のストック場所にと大活躍だった。
こういった1階住戸専用の特典も見逃せない。


 
 

外からの視線や防犯面についてどう考えるか

 
とはいえ、やはり1階住戸にはデメリットもある。

道路と同じ高さにバルコニーがあるから、外からの視線が気になることも。ただしほとんどのマンションの周りには植栽があるので、外からあえて覗こうとしなければ室内の様子までは分からないし、レースのカーテンを閉めてしまえば中に人がいるかどうかも分からないくらいだった。

防犯面についてはマンションの設備や周辺環境によっても異なると思うが、1階の方が周囲に人目があって逆に安心という人もいる。窓の面格子や防犯ブザー、防犯ガラスといった設備も低層階にのみ採用されていることも多いから、「1階だから防犯性が低い」とは一概にいえないと感じた。

デメリットだと思っても簡単な対策で解決できることもあるし、住んでみたら思いのほか快適だった、ということもあるだろう。
階数だけにとらわれずに視野を広く持つと、“お気に入りの一戸”に出会える確率が高くなるかもしれない。

熊谷実津希

住宅ライター
熊谷実津希

「知りたいことは、現場に行って調べる!」がモットーの住宅・不動産専門ライター。二児の母にして分譲マンション購入経験あり、住宅ポータルサイト編集者出身、という強みを活かして日々奮闘中。美味しいお店を発見する眼力にも自信あり!?

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