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住宅ライターの「バウス西葛西清新町」取材レポート

熊谷実津希

住宅ライター
熊谷実津希

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2019年01月16日

江戸川区が「子育てしやすい区」って本当?子育てファミリー目線で調べました

「バウス西葛西清新町」が建つ東京都江戸川区について、漠然と「子育てしやすい区」というイメージをお持ちの方も多いのではないでしょうか。

江戸川区は公園の数が多く、のびのびと子育てができそうな環境が整っています。
さらに、10年ほど前から「江戸川方式」と呼ばれる革新的な子育て支援策を打ち出してきたことも手伝って、徐々に「子育てがしやすい区」として認知されてきたようです。

今回の記事では、そんな江戸川区の“今”の子育て環境について、働きながら子育てをしているワーキングマザーとしての私の視点なども交えながら、レポートしたいと思います。

江戸川区の子育て環境についてまとめると……

■認可保育園への入りやすさは良好な水準。“壁”とも呼ばれる3歳児の待機児童はゼロ
■区内の公園の面積は23区でNo.1(※1)。水遊びができる「親水公園」もたくさん
■希望者全員が入れる学童保育や子どもの職場体験など、常識を覆した「江戸川方式」にも注目
■認可保育園への入りやすさも良好な水準。今後の整備状況にも期待

保育園への入りやすさは、23区内では良好な水準。3歳児以上の待機児童はゼロです

子育てのしやすさという点で、認可保育園への入りやすさを重視する方も多いと思います。

江戸川区の待機児童数(保育園に入りたくても入れない児童の数)は440人(2018年4月1日現在)(※1)と比較的多いのですが、これは単純に「数」ですから、人口が多い区ほど多いということになり、「保育園に入りやすい区かどうか」は、待機児童数だけでは判断しづらいんです。

私が実情に近く、参考になると思っている数字は「入園決定率」。
「保育園への入園を希望した人のうち、どれくらいが入園できたか」が分かるものです。

江戸川区の新規入園決定率は70.6%と、23区中10位。
最も決定率の高い豊島区が90.8%、次いで北区が84.7%、厳しい水準の港区は48.2%、台東区が51.4%(※2)という数字と比較すると、これは良好な水準といえるでしょう。

 
▲マンション最寄駅の「西葛西」駅周辺や、マンションの近くにも複数の保育園があり、また、「バウス西葛西清新町」の敷地内にも保育施設が併設される予定とのことで、子どもの預け先の選択肢も多そうだと感じます。

 

江戸川区の認可保育園では0歳児の保育は行っておらず、独自の「保育ママ」システムが採用されています。
「赤ちゃんが0歳の4月1日の時点で保育園に入るかどうかを決めないと、1歳になってからでは保育園に入れない!」と焦らなくても、育休を取って1歳から保育園に預けて仕事に復帰するか、0歳の時点で保育ママを利用するかどうかを決められる“弾力性”があるのは、共働きファミリーにとっては嬉しいポイントなのではないでしょうか。

 

また、0~2歳までは何とか小規模保育施設に預けられたけれど、3歳以降の預け先を探すのに苦労するという“3歳の壁”問題ですが、江戸川区は3歳児~5歳児の待機児童はゼロ。(※1)
こういった点も、江戸川区のメリットのひとつといえそうです。

月額13,000円を支給。区独自の「乳児養育手当」もあります

また、江戸川区独自の「乳児養育手当」という制度があり、0歳のお子さんを育てていて、認可保育園などにお子さんを通わせていない世帯には月額13,000円が支給されます。
(支給の条件については江戸川区ホームページなどで直接ご確認ください)

「子育てしながら働きたいけれど、子どもが赤ちゃんのうちは育児に専念したい」という方にも、「すぐに子どもを預けてバリバリ働きたい」という方や、仕事はしないという方にも、子育てがしやすい環境がそれぞれ用意されていると感じます。


▲江戸川区の「子育て応援ガイド」。
子育てに役立つ情報や地域別の施設案内などが分かりやすく掲載されています。

23区で公園面積が第1位。日本で初めて親水公園を整備した江戸川区

また、小さい子どもを育てている私が「いいな」と思うのは、江戸川区は公園の面積が23区でNo.1。「西葛西」駅やマンション建設地の周辺でも、休日ともなると、子どもが元気よく遊ぶ姿をあちこちで目にします。

 
▲週末の「西葛西」駅周辺は、街にも公園にも、子どもの姿がたくさん。

 

また、江戸川区は、日本で初めて親水公園を整備した区でもあるそう(※3)
公園を整備する際に、使われなくなった用水路を埋め立てて道路にするのではなく、「子どもが遊べるように」と、安全な川を作ったことが始まりということで、「子どものことを考えた街づくりをしている区」ということが伺えるエピソードですね。

公園は区内に合計486園、総樹木数は約656万本(区民一人あたり樹木数9.38本)(※4)
なぜこんな細かいデータがサクッと出てくるかというと、江戸川区のホームページで公開されているからです。公園の数や緑の量を(しかも、区民一人あたりの数まで!)明記している区なんてそうそうありません。
江戸川区のこだわり、環境に対する並々ならぬ自信が伝わってきますね。


▲江戸川区清新町周辺の街並み。
緑が多く、歩いていて気持ちのいい風景が広がっています。

常識にとらわれない「江戸川方式」は注目の的。革新的な学童保育や職場体験を採用

それから、私が江戸川区の子育て支援策を調べていて「すごい!」と思ったのは、区立小学校の「すくすくスクール」という仕組み。
小学生の“放課後の居場所”を行政が用意してあげるというものです。

何が「すごい」のかというと、小学生の放課後の居場所というのは、保護者が働いている家庭で、かつ低学年であれば学童保育がありますが、それ以外の子どもは自主的に塾や習い事に通う以外、基本的に自由に過ごすことになります。
授業がある日はそれでもいいけれど、特に夏休みなどの長期休暇時にはどうすればいいんだろう、と頭を悩ませている保護者の方も多いのでは。

また、昨今は学童保育も定員オーバーで待機が発生している区もあり、「子どもが小学生になったから、パートなどで短時間だけ働きたい」という人が、子どもを学童に預けにくいことも。(認可保育園と同様に、学童にも受け入れ基準があります)

江戸川区の「すくすくスクール」は、保護者が仕事をしている、いないに関わらず登録ができ、学校の校庭や体育館といった安全な場所で、地域の方や専門のスタッフの方の見守りのもとで過ごせる仕組みです。
希望者全員が入れるので、待機が発生することもありません。


▲2010年に「地域づくり総務大臣表彰」を受賞した「すくすくスクール」をはじめ、江戸川区の画期的な子育て支援策は「江戸川方式」と呼ばれ、数々のメディアで紹介されています。全国から視察に訪れる団体も多いそう。

 

また、中学生を対象とした1週間の職場体験や、無料で本格的な指導が受けられるサッカースクールなど、江戸川区の子育て支援策を見ていると、「地域ぐるみで子育てをしよう」という姿勢が感じられます。
職場体験に協力する事業者が多いことや、「すくすくスクール」の講師を務める地域の方がたくさんいることなど、大人側が子育てに対して積極的、好意的であることも、子育てファミリーにとって暮らしやすい条件のひとつといえそうです。

 

今回あれこれ調べてみて、江戸川区は、「待機児童の解消」といったタイムリーなことだけではなく、「子どもがのびのび過ごせる」、「子育てがしやすい環境」について、根本的なことから取り組む姿勢がある区だと思いました。

 

さて、次回の記事ではマンションが建つ“清新町”にフォーカス。
どんな暮らしが送れそうな街なのか、チェックしてみたいと思います。

※掲載の写真はすべて2018年12月に撮影したものです。
※1:江戸川区ホームページ「江戸川区の待機児童の現状と取組み(平成30年9月7日発表)」より
※2:保育園を考える親の会発行「100都市保育力充実度チェック(2018年度版)」より
※3:江戸川区ホームページ「区の概要(平成30年4月)」より。
※4:東京都建設局「東京都都市公園等区市町村別面積・人口割比率表(2017年4月1日現在)」より
熊谷実津希

住宅ライター
熊谷実津希

「知りたいことは、現場に行って調べる!」がモットーの住宅・不動産専門ライター。二児の母にして分譲マンション購入経験あり。美味しいお店を発見する眼力にも自信あり!?

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