日時: 2008年04月14日 18:24 | コメント (0) | トラックバック (0)
05-2008.04
ここ3回に渡って、建設現場の責任者である、
日本国土開発(株)の佐藤治彦さんにお話を伺っています。
▲日本国土開発(株)の佐藤治彦さん。
堂々とした指揮ぶりが実に頼もしい所長さんです
『いい直線だなぁ・・・』マンションづくりの匠がホレボレする瞬間とは?
「マンションは人間の手作りの作品です」とおっしゃる佐藤さん。
先回は『足場がバレる(外れた)とき』が、
工事工程のなかでの大きな達成感を感じる瞬間、というお話を伺いましたが、
足場がバレて、外観の様子が確認できるようになると、
マンションづくりの匠の皆さんは、こんなところに注目するんだそうです。
「“直線と角”ですね」
へ?・・・直線と角?
「マンションのような大きな建物だと、
みなさん当然の如く、壁のラインは“直線”だと思ってますよね?
でも、実際には人間の手作業で仕上げていますから、
素人さんは気付かない程度のほんの数ミリ単位で
仕上がりのラインが違ってくることがあるんです。
もちろん、それが建物構造に影響するとか、そういったことはなくて、
あくまでも“見た目”の問題なんですが・・・
その数ミリにこだわってこそプロの仕事。
熟練職人はやはり“ホレボレするような直線”に仕上げてくれますよ」
▲いかにきれいな直線に仕上げるか!
これがプロのこだわり!
へえええええええ~っ!直線の仕上がりっ?
そんな細かいところにまでこだわっていらっしゃるとは!
直線と角の美しさが、職人さんの腕の見せ所なんですね!
「そうなんですよ。
だから、仕上げの段階に入る前には、現場の作業担当者を集めて
“いいか、見せ場だぞ、しっかりいい仕事をしてくれ”と声をかけるようにしています。
これは職業病ですが・・・ふだん街なかを歩いていても、
つい建物の直線の仕上がりをチェックしますね。
“お、いい直線だな、どこの会社が施工したのかな”なんて
ライバル心が湧いてきます(笑)」
なるほど!
わたしたち住宅ライターも、ついつい街を歩いていると
“おっ!どこのブランドのマンションかな?”
なんて、工事中の看板を細かくチェックしたりするんですが(笑)、
佐藤さんたち『匠』は、いつも建物のフォルムの美しさに注目しているというわけですね!
いや~、お見事でございます。
次回は、佐藤さんのお話、最終回です。
■次回更新予定日(更新日は異なる場合があります)/2008年4月17日予定
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